外出先でウォシュレットを使うか
外出先のトイレにウォシュレットがついていたら、使うかどうかで迷うことがあります。
外出先のトイレには衛生面に不安があるため、そのようになります。
一言でいうと「清潔じゃなさそう」ということです。
「誰が使ったかもわからないノズルで大切なお尻を洗えない!!」これにつきます。
統計
外出先で温水洗浄便座を使用するという人は39.1%、使用しないという人は60.1%もいます。温水洗浄便座を使用するという人を性別で見ると男性が47.1%とほぼ半数、女性だと32.8%とその数字は更に下がります。
TOTOの説明
1980年の誕生以来、業界全体で4,000万台以上の温水洗浄便座を販売しているが、温水洗浄便座が原因で疾病にいたったという因果関係や明確な事例はこれまで報告されていないそうです。現在販売しているウォシュレットには抗菌ノズルを採用したり、ノズルから吐水される洗浄水の角度を工夫することで洗浄に使用した水がノズルにかかりにくくしているので、安心してご利用して欲しいと説明しています。
温水洗浄便座は医療器具や治療機器ではなく、お風呂のシャワーなどと同様の住宅設備機器としてご使用する製品なので、薬事法等の規制を受ける製品ではないそうです。
使っていない人の理由
普段自宅ではウォシュレットを使っているという人も、会社や公共施設などに設置されているウォシュレットは汚いから使わない人が多いようです。特に病院のウォシュレットは、自動洗浄機能はついていますが、要はシャワーでの水洗いですから毎回の完全な洗浄や、ましてや滅菌など無理なので、不特定多数の使用するトイレの洗浄ノズルは、 肝炎ウイルスや便中に排泄される様々な病原菌感染を介在させるのではないかと心配されます。
ウォシュレットはデリケートな部分に使うだけに衛生面が気になり、もし変な雑菌でもついてしまったらと思うとうかつに使うわけにはいかないようです。
使っている人の対処法
通常はノズル自動清掃機能が付いていますが、「ノズルお掃除」ボタンを押すか、機種によっては、座っていない状態で「停止」ボタンを、5秒以上押しつづけると掃除モードになってノズルが出てくるものがあるので、出てきたノズルを、市販のノズル洗浄剤や消毒用エタノールまたはクリーニングクロスかトイレットペーパーで使用前に拭けば、清潔に使えて安心です。一般家庭より外のトイレの方が綺麗
一般家庭用のトイレは公衆トイレの3倍以上の菌が採取されたそうです。公衆トイレは一般家庭よりトイレの使用頻度が高いので、つまりウォシュレットを使うたびに新しい塩素成分入りの水道水が補充されるので、結果的に菌が溜まりにくいというのが理由のようです。
最近の一部メーカーではウォシュレットノズルから出る水が、単なる普通の水ではなく、 通常の水道水を電気分解することによって作成される次亜塩素酸(除菌能力あり)を含む電解水により除菌能力を高めたものまであります。
携帯用ウォシュレット
携帯用ウォシュレットがあると、お尻に悩みがある人や、ウォシュレットなしのトイレではもう用を足せない人は助かります。知らない土地のトイレでも、いつでもウォシュレットを使えて便利です。
使い方は簡単で、携帯用ウォシュレット本体内のスライドタンクの中に、ぬるま湯もしくは水を入れ、トイレに座った状態で、好きな角度で使用するだけです。
海外にはウォシュレットトイレが普及しているところがまだ少ないので、海外に行く際に持っていくのもオススメのようです。
ウォシュレットの汚れる原因
ウォシュレットから出る温水が原因で水垢がついてしまいます。常に水に触れていれば水垢がどんどん溜まっていきます。
ウォシュレットが汚い原因の1つはカビです。
水垢がつく為、放置しておけば当然カビが発生することもあります。
ウォシュレットのノズルが黒くなっている場合は、カビが原因です。
ウォシュレットを使用した際に跳ね返った尿や便などがノズルに付着することもあります。
掃除せず汚いまま放置すると、蓄積された汚れが原因となりカビが生えてしまうことも考えられます。
ウォシュレットのノズルが汚いまま放置しておくと、水垢やカビが発生します。尿などの汚れが原因のカビですから、衛生的に見てもかなり汚いです。
そのまま放置しておくと細菌感染などのリスクも高まります。
ウォシュレットの掃除頻度
ウォシュレットは洗浄機能が付いているものも多いですが、だからと言って掃除をしないままだと汚いし不衛生です。汚れを溜めないためにも1週間に1回程度の掃除をオススメのようです。
最低でも2~3週間に1回はウォシュレットを掃除するのが望ましいようです。
ウォシュレットの掃除に必要な道具はトイレ用の中性洗剤、トイレ用の掃除シート、歯ブラシの3点だけです。
掃除シートがなければ使い古した布やタオルなどでも代用ができます。
コンセントを抜いておけば誤ってボタン操作してしまっても、ウォシュレットが誤作動することを防げます。
ウォシュレットを使う上での注意
1.ウォシュレットを使う時間は10秒を目安に使用します。「10秒では短い」「まだお尻が汚い感じがする」と感じる人もいるかもしれませんが、通常であれば充分汚れは落とせます。
長い時間洗いすぎるとお尻が荒れたり、傷ついてしまう場合もあります。
2.ウォシュレットの水圧は1番弱いものに設定します。
中には強い水圧でないとお尻が汚い感じがするという人もいるかもしれませんが、強い水圧は危険です。
肛門に細かい傷がついてしまうこともあります。
また、水が強すぎて汚れが便器外に飛び散ってしまうこともあります。
3.ウォシュレットで直腸まで洗わない方が無難です。
お尻を広げるようにしてウォシュレットを当てる人がいますが、このような使用方法は危険です。
直腸の方まで水が入ってしまうと直腸を保護する粘膜が流れてしまったり、細菌が入りやすくなってしまうというリスクがあります。
4.ウォシュレットで便意を促すという使い方をする人がいますが絶対にやめたほうが良いです。
癖になりウォシュレットがないと排便が出来なくなってしまいます。
長い時間洗いすぎるとお尻が荒れたり、傷ついてしまう場合もあります。
2.ウォシュレットの水圧は1番弱いものに設定します。
中には強い水圧でないとお尻が汚い感じがするという人もいるかもしれませんが、強い水圧は危険です。
肛門に細かい傷がついてしまうこともあります。
また、水が強すぎて汚れが便器外に飛び散ってしまうこともあります。
3.ウォシュレットで直腸まで洗わない方が無難です。
お尻を広げるようにしてウォシュレットを当てる人がいますが、このような使用方法は危険です。
直腸の方まで水が入ってしまうと直腸を保護する粘膜が流れてしまったり、細菌が入りやすくなってしまうというリスクがあります。
4.ウォシュレットで便意を促すという使い方をする人がいますが絶対にやめたほうが良いです。
癖になりウォシュレットがないと排便が出来なくなってしまいます。
機種によるノズル掃除方法
1.TOTO ウォシュレットTOTOはおしりノズルとビデノズルが一緒になっています。
ノズルおそうじ入/切 のボタンを押しノズルを出します。
(ボタンがない場合は手動で引き出すか、止のボタンを10秒押します)
ノズルを掃除します。
ノズルおそうじ入/切 のボタンを押して終了します。
2.LIXIL シャワートイレ
「フルオート便器洗浄」を切ります。
「温水」と「便座」のボタンを同時に6秒程度押します。
「おしり」と「節電」のボタンを同時に2秒程度押すとトイレの蓋が開きます。
洗浄強さ「-」と「+」を同時に6秒程度押します。
ノズルから水が出た後、おしりノズルが伸びてきます。
ノズルを掃除します。
ビデノズルの洗浄は洗浄強さ「-」と「+」を同時に6秒程度押します。
ビデノズルを同様に掃除します。
「止」ボタンを押すか、5分程度経過するとビデノズルが戻ります。
TOTOの製品と比べるとかなり面倒です。
3.Panasonic ビューティトワレ
「自動開閉」のボタンを押します。
トイレの蓋を手動で開けます。
「ノズル掃除」のボタンを押します。
(ない場合は手動で引き出すか、「おしり洗浄スイッチ」を押します)
ノズルが出てきたら掃除をします。
「ノズル掃除」のボタンを押すと、おしり洗浄ノズルが戻りビデノズルが出てきます。
ビデノズルを掃除します。
「ノズル掃除」のボタンを押します。
「自動開閉」のボタンを押して終了します。
やはりこちらもLIXILほどではありませんが、かなり手順が面倒です。