エアバッグ警告灯が常時点灯のためECU修理

先日11月2日(金)にネッツトヨタ店のいつも依頼しているディーラーでマークⅡの12か月法定点検を無事終えました。
去年の今頃は11月末が車検の時期で、車の修理をするかどうかで迷っていました。
そのかなり前から走行中にエアバッグの警告灯がずっと点灯している状態だったので、6月頃にネッツトヨタ店で調べてもらいました。
その結果、エアバッグECUに異常があり、交換すると約12万円の修理代がかかると言われて驚きました。
ディーラーの見積もりがあまりに高いので、その前の年に車検を依頼した街の修理工場の営業担当者にも、修理を依頼してみました。
しかし、その担当者からは、ECUの中古品を探すしか手が無く、いつ出てくるか分からないと言われてお手上げ状態でした。
致し方なく、インターネットを調べたところ、同じような症状でエアバッグECUを修理した事例が見つかりました。
エアバッグECUの液漏れしているコンデンサーを交換したら、治ったという内容の記事でした。
丁寧にケースと基盤の写真も掲載されていたので、これをやってみるしか無いと決心しました。
以前にパソコンマザーボードの中華製粗悪コンデンサを交換して、修理したことがあったので、コンデンサーの交換くらいならばそう大したことでは無いだろうと思いました。

最初はエアバッグECUが、車のどこに取り付けられているのか皆目見当がつきませんでした。

同じインターネットの記事中に、エンジンECUの下側にあると追記されていたので、その記事のECUの写真を頼りにセンターパネルやグローブボックス等を外して探しました。

そしてとうとうセンターパネルの一番下に、写真と同じ形状をしたボックスを見つけ出しました。
ケースは、頭部が星形のトルクスという特殊なねじ3本で固定されていました。
このトルクスのねじサイズを調べるために、頭部にマジックを塗り、紙にトルクスの星型を転写しました。
星形形状の寸法を測って、ネットで調べたトルクスの寸法表から、これであろうと思われるサイズと、サイズが合わなかったことも考え、さらに前後の寸法のトルクスレンチも余分にネット発注することにしました。
ケースの取付場所が狭いので、手が入り難いことを考えて、短めのラチェットも合わせてアマゾンで発注しました。
成るべく急ぐので、この時アマゾンのプライム会員の30日間お試しに登録しました。
幸い発注した翌日に工具が届きました。いざ工具をかけて緩めようとすると、とても固くて緩みません。
手の入りにくい場所で、エンジンECU 、ナビ本体、センターコンソール、エアコンパネル、灰皿など周辺すべての機器を外しても、取付ネジの1本はほとんど見えず、手探り状態でした。
3本のトルクスねじにまともに工具がかからない状態で、ネジ取り外し作業に四苦八苦しました。
とてもねじが固いのでCRCをたっぷりスプレーして、一晩放置しました。
そして翌日再トライしましたが、びくともしませんでした。
何か別の方法がないかインターネットで調べてみましたが、良い方法は見つかりませんでした。
さらに1日置いて、その翌日に延長パイプを使って、無理に回してみることにしました。
何度か緩めようとしたため、もうその頃にはトルクスの頭部がほどんど舐める状態になっていました。
もうこれで緩まなかったら、廃車で鉄くずとして売って中古車を捜そうと思っていました。
そして、延長パイプを思い切り回した直後に、すっと工具に手ごたえが無くなり回りました。
とうとうねじを完全に舐めてしまって万事休すかと思い、手探りでねじを確認したところ緩んでいました。
同じように他の2本も緩めてネジを外すことができました。
とうとうエアバッグECUのケースを外へ取り出した時は、とても嬉しくて言葉に表せません。
それからは簡単で、電気に詳しく基盤修理に習熟した知人にお願いして、エアバッグECUのカバーを外し、コンデンサーの型式を確認して、会社に勤めていた頃に仕事で使ったことのあるモノタロウでコンデンサーと防湿コーティング剤を発注しました。



4個のコンデンサー交換作業もお願いしました。
コンデンサーを外したところ、1か所漏れた液で基盤のパターンが一部断線しかかっていたので、裏からリード線で補修してもらいました。
テスターで他に基盤パターンにダメージが無いか確認してもらってから元に戻すことにしました。
ECUボックスをもとに戻すと、新しいコンデンサーが長くなったせいか、カバーが頭付きしました。
カバー取り付け穴をやすりで長穴にして、最終的にECUボックスアッシーは無事に元通りになりました。
ECUボックスの取り外しは何日もかかって大変でしたが、車の中の外したものを元に戻すのは1時間で終わりました。
スターターキーを回す時は緊張しましたが、無事に一旦点灯したエアバッグ警告灯は消灯して修理は成功しました。
一旦点灯したエアバッグ警告灯はディーラーへ持って行って、OFF信号処理をしないと記憶されていて消灯しないという記事も見かけましたが、そのようなことはありませんでした。
単純にエアバッグECUのコネクタを繋ぎ戻して、元へ戻すだけで警告灯は消灯し、その後も再発無く問題ありません。
これで約12万円を払わなくても済んだと思い、心底ほっとしました。