きゅうりの浅づけ
妻に教えてもらって、一番簡単な料理と言えば、きゅうりの浅づけです。
あまりに簡単過ぎて、料理とは言えないかもしれません。
材料はきゅうり1本と塩小さじ1だけです。
きゅうりの両端を切り捨ててから、好みで乱切りするか、スライスします。
乱切りはきゅうりを回しながら、切った面の半分を狙って切ります。
スライスはきゅうりの長手方向に直角に切っても良いですが、斜めに薄く切っていくと、切った面が大きく楕円形になりきれいです。
きゅうりの浅づけは一度つくると2日はもつので、乱切りとスライスを交互につくると、変化があって良いかもしれません。
塩は野菜の2%が基本らしいですが、適当でも大丈夫です。
ボールの中できゅうりを塩でもんでから、好みで30分から数時間位置きます。
水で流さない方法もあるそうですが、私は塩分控えめにしたいので、適当な塩加減となるよう水でさっと流します。
後は、小さな皿に盛るだけです。
一品増やしたい時は、簡単に用意できます。
スライスしたきゅうりの浅づけは、朝のパンに挟んで食べても結構おいしいです。
きゅうりは栄養価が少ないのでダイエットに良いと言われますが、脂肪を分解する酵素「ホスホリパーゼ」や老廃物を排出する効果がある「カリウム」「イソクエルシリトン」を含むのでむくみを解消することができます。
また食欲を回復させる効果のある「ククルビタミン」や水分が多いことから、体を冷やす効果もあり、食欲不振や夏バテ回復、発熱時の解熱効果が期待できます。
さらに栄養の中にはがんを予防する「ククルアスコルビン酸」や、血液をきれいにする効果のある「ピラジン」が含まれるので、生活習慣病の予防にも役立ちます。