特定健診とワンコインがん検診の申込
定年退職してから、翌年に会社の任意継続保険を国民健康保険に切り替えたので、特定検診を受けるのは、今回で3回目になります。
特定検診
特定検診は、会社生活を送っていた頃に、会社が実施していた定期健康診断程度の内容で下記の項目ですが、無料なので、私は毎年受けることにしています。
①血液検査(脂質、肝機能検査、血糖、クレアチン、尿酸)、②検尿(糖、たんぱく)、③血圧測定(高血圧判定)、④身体診察(身長、体重)、⑤身体計測(問診、打聴診、触診)
5項目に加えて、40歳から70歳まで5年毎に、⑥貧血検査(血中の赤血球数、ヘクロマット等)、⑦電図検査(不整脈、心筋梗塞検査)の2項目が追加して無料で受けられます。
前年度の特定健康診査の結果が判定基準の値を超えている場合は、医師の判断で⑥貧血検査、⑦心電図検査、⑧眼底検査の3項目が受けられます。
⑥から⑧は無条件で受けられるわけではないので、残念な気がしますが、気になる場合は個別に内科や眼科等の専門医に有料で診てもらうことになります。
無料ですから当然のことですが、数万円もかけて受診する人間ドッグと比べると、エコー検査、眼圧検査、聴力検査等の項目も無いので、受けられる検査は少なくなります。
ワンコインがん検診
名古屋市では特定健康診査5項目以外にワンコインがん検診という下記の検査があって、1項目500円のワンコインで受診できます。
①胃がん検診(エックス線検査)、②胃がん検診(胃カメラ、2年に1回、エックス線検査といずれかの選択)、③大腸がん検診(便潜血検査)、④肺がん検診(胸部エックス線検査)、⑤前立腺がん検診(血液PSA検査)
女性だとこの他に、⑥乳がん検診、⑦骨粗しょう症検診(40歳から5年毎70歳まで)が受診できます。
私は過去2回とも②から⑤の4項目を受診しましたが、受診料はわずか2,000円でした。
私は萎縮性胃炎を患っており、胃がん検診は、胃カメラでないと受診する意味がないので、無料で受けた翌年は有料で受診しています。
特に胃カメラが2年に1回とはいえ、わずか500円で受診できるというのは、全国でも名古屋市が最も安いそうで、とてもありがたいです。
健診実施機関
最初に特定検診とワンコインがん検診を受ける時に、両方を同時に受けられる健診実施機関を、名古屋市のホームページから検索して一覧表を出力しました。
最終的に近くて比較的大きな病院を選択しましたが、会社生活を送っていた時に毎年人間ドッグを受診していた病院は、残念ながらそのリストの中では特定検診を実施していませんでした。
それまでずっと受診してきた人間ドッグの記録が、特定検診とがん検診を受診した病院の検診に反映されないというのはとても残念な気がします。
電話予約
特定健康診査の案内が来たら、なるべく早く電話予約をした方が良いと思います。
私は過去2回とも、6月に予約の電話をしましたが、とても混んでいて健診受診が出来たのはいずれも8月の暑い盛りになってしまいました。
大体電話予約の2か月後に健診受診ができた感じです。
今年は5月後半に特定健康診査の案内の郵便を受けてから5日後に、過去2回受診した病院に予約の電話を入れてた処、幸いなことに6月の中旬に健診が受けられることになりました。
電話予約後1週間ぐらいで、予約した病院から、問診表と検便キットが入った大きな封筒が郵送されてきます。