体脂肪計

今日はとてつもない快晴になり過ぎて、あちらこちらで最高気温です。

遠くヨーロッパでも熱波で、各国で40度を超える史上最高気温を更新しています。


メタボ対策

久しぶりにスマホで、You tubuを使って、ラジオ体操第1と第2をやると、やはり暑くて汗をかくのでシャワーを浴びました。

体操をやっているわりには、お腹ポッコリで、体重を計って見ると56.2kgで太ったわけではありませんでした。

かくれメタボというのもあるので、体重は毎日計って監視した方が良いようです。


体脂肪計

体重はBMIがあまり信用できないということで、家のデジタル体重計をよく見たら、体脂肪計の機能が付いていました。

今まで使ったことがありませんでしたが、少しネットで調べてみました。

体脂肪計は、言わずと知れた、人体に占める脂肪の割合(体脂肪率)を測定する計器です。

一般用に普及している乗るだけで測定できるタイプの体脂肪計は、体重計などの計測機器の株式会社タニタが、世界で初めて開発しました。


体脂肪率を計る原理

Wikipediaによれば、その仕組みはインピーダンス法と言って、脂肪とそれ以外の人体構成成分ではインピーダンスが異なるのを利用して、体に微弱な電流を流して抵抗を測定することで手軽に体脂肪率を測ることができるようにした機器です。

脂肪が他の組織よりも電気を流しにくく、体の電気抵抗値と体脂肪の間に一定の相関関係があることを利用しています。


体組成計

一歩進んだ健康管理のため、体重・体脂肪率のみだけではなく、多彩な測定結果を見ることができる体組成計が普及し始め、体脂肪計とならび、健康状態を簡単にチェックできる機器として主流となりつつあるようです。

「体組成計」は体重や体脂肪率はもちろん、筋肉量・骨量・基礎代謝なども計測して、今の身体の構成を知らせてくれます。

残念ながら家にあったのは、体組成計ではなくて体脂肪計でした。


体脂肪計の欠点

一般家庭用体脂肪計は、両手間のもの及び両足間のものが一般的です。

体内の電流の流れ方は一様ではないので、インピーダンスの測定結果がそのまま体脂肪率を反映するわけではないようです。

インピーダンスは身体の水分量の影響を受けるため同じ体脂肪計を使っていても朝と夕方では測定値が違うことがあります。

必ずしも正確な値が得られるとは限らず、推定のアルゴリズムもメーカーや機種によって異なります

体に微量の電流を流して電気抵抗値を計測しているわけですが、抵抗値の他、あらかじめ入力した体重や身長などのデータをたくさんの統計的なデータと照らしあわせて体脂肪率を推定しています。

従って、家庭用体脂肪計の結果そのものは一種の目安とし、同じ体脂肪計で測った結果の長期的な変動を見て判断する使い方になります。

激しい運動後、入浴後、食事の直後、アルコールの摂取後であるときや、むくみ症状、脱水症状、発熱中であるときは正確な測定が難しくなります


体脂肪計の誤差が大きくなる人

以下に該当する人は、水分率や骨密度の違いから、体脂肪計の測定結果と真の体脂肪率の違いが大きいと言われています。
  • 成長期の児童
  • 高齢者、閉経以降の女性
  • ボディービルダーやスポーツを職業にしている人、またはそれに近い人
  • 風邪などで発熱中の人
  • むくみ症の人
  • 骨粗しょう症患者
  • 妊娠中の人
  • 人工透析患者

体脂肪計を使用禁止の人

インピーダンス法による体脂肪計は心臓ペースメーカーなどを装着している人は使用できないので注意を要します。


計測するベスト時間は毎朝の起床直後

血流量が増えると電流を通しやすくなるため、実際の体脂肪率よりも低い値が出てしまいます

食事をとると、それを消化するために胃や腸の血流量が増え、 このことが食後2時間の体脂肪率に誤差を生じさせます。

両足間の抵抗値を測定するタイプの機器の場合は、朝に体脂肪率を測るよりも夕方、または夜に測る方が体脂肪率は低くなってしまいます

これは日中の活動の間に重力の影響により、水分が徐々に下半身に集まっていくためです。

夕方・夜の他に何らかの原因でむくみが生じている場合は、計測される体脂肪率が実際よりも低くなります。

できるだけ正確な体脂肪率が知りたい、体脂肪率の増減はきちんと把握したい、 という場合、毎朝“起床直後”に計測するのが一番良いようです。

毎日ほとんど同じ条件下での測定のため体脂肪率の増減については割りと正確に把握することができます。

しかし朝はなにかと気忙しいので、継続するためには、かなりの根気が必要そうです。