アニメ短編映画「オクタポディ(Oktapodi )」は美しいギリシャの海辺の街を背景にした2匹のタコの逃走劇


「オクタポディ(Oktapodi )」は2007年のフランスのコンピュータアニメーション短編映画です。

この作品は、フランスのGobelins L'Ecole de L'Image(ゴブラン・レコール・ド・リマージュ/ゴブラン映像専門学校)の3年生6人(ジュリアン・ボカベーユ、フランソワ=ザビエル・チャヌー、オリヴィエ・デラバール、ティエリー・マーチャン、クエンティン・マルミエ、エミュード・モフベリ)が監督して作った卒業制作作品です。

音楽は、UCLA音楽科の卒業生のケニー・ウッドによって作曲されました。

本作品はセリフは無く、上映時間はわずか2分26秒ですが、制作に7か月を要し。配給はタランティス・フィルムズとなっています。

アヌシー国際アニメーションフェスティバル2008 Canal+ファミリー・アワードを受賞しているほか、SIGGRAPH2008 Best of Show&観客賞受賞など数多くの賞を受賞しています。

2008年第81回アカデミー賞のアカデミー賞最優秀短編映画賞(アニメーション)にノミネートされました。


あらすじ

この作品は、ギリシャの美しい海辺の町を舞台としています。

引き離されたタコのカップルが、三輪トラックに乗って走る乱暴な男から相手を取り戻そうとします。

2匹のタコとトラック男の追いつ追われつのファニーでリズム感のある逃走劇です。

刻々と変化する港町のシーンをバックに、三輪トラックが右往左往しつつ走っていくところが見どころの作品ですが、主役はタコというよりもむしろ太陽に溢れ変化にとんだ美しい港町です。


あらすじ

水槽の中で、タコのカップルが絡み合うようにして泳いでいます。


突然メスのタコが水槽から引き上げられ、計量されて、クーラーボックスの中へ放り込まれます。


残されたオスは、メスがレストランの料理人に八つ裂きにされて料理されてしまうと思うと、居ても立っても居られなくなります。


オスタコは水槽を飛び出して、クーラーボックスを積み込み
走り去ろうとする三輪トラックに必死にしがみつきます。


運転席にはメスタコをクーラーボックスに放り込んだ男がいました。


男は運転しながら、窓から闖入しようとするオスタコを片手で遮りふるい落とそうとします。









2匹は、いったん車の外に逃げ延びますが、男は尚もしつこく追いかけてきます。


2匹は家と家の間に渡されたロープにひっかり、男は三輪トラックとともに海に突っ込みます。

これでようやく2匹は難を逃れたと思ったのも束の間、今度はオスの方がカモメにさらわれてしまいます。


メスは、オスを助けるために、しがみついていたロープを弓のように引っ張りしならせます。

そして弓の弦を放った時のように勢いをつけて空中に飛び出します。

メスは、オスをさらっていったカモメをめがけて飛びかかっていきます。