テレビを大音量にしないと聞こえずらい義父にパソコン用追加スピーカーとテレビのイコライザー音質調整が効果的だった

大音量にしないとテレビが聴こえない

以前から、義父が大きな音でテレビを聴いていると、義母がこぼしていると妻から聞いていたので、前々からどうにかしてあげたいと思っていました。

耳の遠い93歳の義父が、聞こえなくなったと言っていた補聴器は、電池交換と、イヤーチップのベントとフィルターの掃除で元へ戻ったのですが、テレビを大音量で観ていた対策について、もう少し手を加えることにしました。

義父ほどではありませんが、89歳の義母も最近耳の聞こえが悪いというので、テレビの音をもう少し聴こえやすくすることは意味があります。


テレビ用手元スピーカーというものもある

手元スピーカーは耳の聞こえずらい高齢老人用に作られた製品です。

無線式、有線式の2種類があります。

当然有線式が安く、数千円からありますが、線を足に引っ掛けやすいということから、無線式が多いようで、価格は1万円から3万円前後です。

無線式もBluetooth、赤外線式、通常の無線式があります。

Bluetoothは音がズレるそうで、テレビの画面に映った唇の動きと声がズレると違和感がありそうです。

赤外線は高さ方向の調整が必要で、間に人が通って遮られると、音が飛ぶことがあります。

ほとんどが通常の無線式ですが、電波ですので、電子レンジやカミナリの影響を受けるのはパソコンのWiFiと同じです。

電源は、バッテリー式とACアダプターがあります。

バッテリーは充電器式もありますが、御老人のことゆえ充電をわすれてしまうと肝心なときに切れてしまう心配もあります。

従ってお勧めはACアダプターを使う方法が充電の心配が無いためお勧めのようですが、アダプターの線が足に引っかかることがないか心配です。

メーカーは、東芝、パナソニック、JVCケンウッド、ソニー、等大手メーカー、そのほかaudio-technica、サンワサプライ、サウンドファンの製品もあります。

売れ筋は東芝12,000円、ソニー,2,0000円、audio-technica15,890円、パナソニック14,180円、JVCケンウッド17,600円といったところのようです。

高級品は、サウンドファン製造の、聞こえやすい音に変換するミライスピーカー29,700円です。


パソコンスピーカーを流用

どうしても必要であれば、そのようなテレビ専用手元スピーカーを購入するのは、やぶさかではありませんが、テレビを聴くためだけに、それだけのお金をかけるのも勿体ないという意識があって、何か流用できるものがないか探してみました。

まずは手元にある物で、お金をかけない方法から試してみようと思いました。

ネットで、有線式の外部スピーカーを追加して、スピーカーをクリアに聞こえる方向に設置してやるのも良いと書かれていたので試してみることにしました。

補聴器も使えるようになったので、聴こえにくさを少しだけ補助してやるだけでも効果があるだろうと考えました。

丁度、私のデスクトップパソコンで使っていた、YAMAHA製の小さな別置スピーカーがあったので、これを利用することにしました。

小さなスピーカー2つをテレビのヘッドフォンジャックに繋いで、義父にいつもテレビを観ている場所に座ってもらい、聴いてもらいました。


これが義父に、中々好評で、よく聴こえるというので、少しずつ座っている場所からスピーカーを離して調整しました。

結局テレビの乗っているラックの下へ見栄え良く納めても聴こえは上々ということになりました。


最近のテレビは、小さくても画面を大きくできる、見栄えの良い細い額縁フレーム方式が多く、スピーカーはテレビの裏側か横方向に向いて配置されています。

今回追加したパソコン用ミニスピーカーを正面方向に向けたことから、スピーカーの音の指向性から、音の聴こえやすさに効果があったのかもしれません。

テレビの音質調整用イコライザーも調整

テレビ用手元スピーカーを検討する前に、液晶テレビのイコライザーを調整して、聞こえやすいように調整してやるのも一法であるとネットで書かれていたので試してみました。

歳をとり耳が遠くなると、多くの場合、高音が聴こえ難くなるということから、テレビの設定の音質調整で、高音のレベルを上げました。

義父に聴いてもらったところ、少し聴こえやすくなったというので、若干効果があったようです。

その他の方法

妻が昔使っていて、御用済みになって、押し入れの中に眠っているガラケーのテレビワンセグを利用したらどうかと思いましたが、多分音ズレと、充電忘れの心配があるので今回は試してみませんでした。

二つテレビを点けているようになるので、スマートとはいえませんが、どうしても手元に音源を置きたいというのであれば、ガラケーはスピーカーよりも小さいので邪魔にならず一案ではあります。


連動タップ

今回追加したスピーカーは、別電源アダプターが必要で、追加スピーカー本体のスイッチを毎回切らないといけない面倒さがあります。

毎回テレビを観るたびに、テレビのリモコンスイッチ以外にスピーカーのスイッチをひねるのは忘れそうです。

USB端子ポートに接続して電源と同時に接続機器を自動でON・OFFできるタイプ、または電源コンセントの電流値レベルを感知してスイッチが入るIC記憶式タイプ、いずれかの連動タップの追加を考えてやろうと考えています。

製品としては、サンワサプライのUSB端子ポートタイプはTAP-RE34U-2(税込定価¥6,380、アマゾン\2,818)IC記憶式タイプはTAP-RE34M-2(税込定価¥7,480、ヨドバシ¥3,740)が有りますが、同等品がエレコム等の他メーカー製品もあります。

TAP-RE34U-2はUSBポート装備モデルのみ動作可能で、USB電源消費電流500mA以下の制約のみです。

但し接続したUSBポートの電源が供給されているかいないかでON/OFFするため、常時給電されているUSBポートではPCのシャットダウン後もONの状態になります。

IC記憶式タイプはTAP-RE34M-2が便利そうですが、消費電力が500W、電源オフ時の消費電流が900mA以上、または動作時電流が100mA以下の場合は使用できません。

また電源オフ時と動作時の電流の差が100mA以下の場合は使用できません。

どちらの製品もパソコンをターゲットとしていますが、アマゾンのユーザーレビューによると、テレビにも使っている事例はあるようです。

スリープをさせる場合はUSBタイプのほうが向いているようです。

スリープさせた場合消費電力が下がるのでIC記憶式タイプは電流学習式になるので、ある電流値以下はタップの電源がオフになり、タップに周辺機器を繋いでいるとそれらも影響を受けます。

ほとんどのPCはスリープ中でもUSBは給電される(設定にもよります)ので、USBタイプであればタップはオンのままで、当然周辺機器もオンのままの状態になります。