楽天モバイルへの乗り換えはデータ容量1GB/月以下は無料が魅力だが色々と制約条件があり簡単ではない


1か月の使用容量が1GB以下は無料

楽天モバイルの1ギガバイト以下料金無料というプランの広告に引かれてネットで少し調べてみることにしました。

私の現在のスマホは、3月までは1ギガバイト以下/月の契約で、980円プラス税金=1078円が基本料金でしたが、嬉しいことに4月以降、税込み550円に値下げとなりました。

これが更に無料になるのであれば、年間6,600円の節約になりますから、乗り換えようかという気になります。


楽天モバイルへの乗り換えは簡単ではない

ところが調べてみると、問題がいくつかありました。

一つ目は楽天モバイルには、楽天回線対応製品というものがあります。

私が使っているソニーのエクスペリアZ5プレミアムは、2015年の古い製品なのでその中に入っていません。


従って上手く使えるか保証がありません。

この私のスマホより1世代新しいソニーの製品が、明確に使えない製品としてアナウンスされているので、それより古い私のスマホは使えない可能性が高いです。

オプションが使えないのは、全く問題無いとして、データ通信と通話が使えないというのはどうしてでしょう。


楽天モバイルでの使用可否はネットワーク対応バンドの制約のため

楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は楽天回線エリアとau回線エリア(パートナーエリア)の2つの回線を利用することができます。

従って楽天回線とau回線の周波数に対応したスマホを選ぶ必要があります。

楽天回線ならバンド3、au回線ならバンド18/26/28(プラチナバンド)の確認が必要です。

対応バンドは、ドコモ:バンド3、19/28(プラチナバンド)、au:バンド18/26/28(プラチナバンド)です。

名古屋市内は楽天回線エリアなので、バンド3対応のスマホであれば使えますが、名古屋市外へ出るとau回線エリア(パートナーエリア)を利用することになるので、18/26/28(プラチナバンド)にスマホが対応していないと使えません。

au回線エリアの場合、18か26は必ずどちらか対応していないと繋がりがきついと言われます。

因みに私が現在使っているエクスペリアZ5プレミアムのネットワーク対応バンドは、B1,2,3,4,5,7,8,12,17,20,28,38,40、です。

プラチナバンド18/26には対応していませんが28には対応しているようです。


アンドロイドバージョンが9以上

もう一つの制約は、アンドロイドのバージョンが9以上であることです。

私のスマホはバージョンが7ですので、何らかの方法で上げることを考えないといけません。

この条件を満たさないと、通話が無料になる楽天アプリが使えないようです。

尤も私は、年間で電話の通話を使うのは、ほんの数回にすぎません。

その時だけ有料で電話を使えばよいだけのことです。


SIMフリー化

あとSIMフリーでないと、楽天モバイルSIMが機能しません。

私のスマホは、元々ドコモスマホを中古屋さんで購入したものでSIMフリーとはなっていません。

これがために、高価なスマホを買い換えることには抵抗があります。

スマホのSIMフリー化は、それほど難しくはなく、ネットでその方法が紹介されています。

具体的には、dアカウントを入手して、My docomoから無料で、SIMロック解除が可能です。