進化を続けるロボット


Engineered Arts社「Mesmer」

人型ロボットの開発を行うイギリスのEngineered Arts社が、「Mesmer(メスマー)」と名付けられた頭部だけの人型ロボットの動画をYouTubeに公開しました。

眠そうにあくびをする仕草をみせたり、視線をそらしたり笑ったりする表情は、ロボットとは思えないほど自然です。

頬や目のまわりの筋肉の動きと、皮膚にできるシワなどが、とても人間らしく、動画を見た人から「すばらしい!」「あくびしたときの鼻のしわがリアル」「人工の声帯と舌をつけたら、さらに完璧になりそう」などのコメントが寄せられています。


同社では、3Dモデルや3DCGをつくる際などに使われる「フォトグラメトリー」を活用しています。

フォトグラメトリーとは、36台のカメラで取り囲むように設置された中央に人が座り、顔の動きを異なる角度から同時に撮影し、その動きを3Dモデルで再現するものです。

メスマーは、この3Dスキャンのデータをもとに設計・成形し、最後にシリコンでできた皮膚に、手作業で髪の毛などの細部の塗料を手作業で塗って作られているそうです。

さらに同社は、メスマーと同時期に“最先端なロボット”として「Ameca(アメカ)」もYouTubeで公開しました。

アメカは、頭部だけでなく上半身・下半身も備えたAI搭載型ロボットです。

動画では肩をまわしたり、手のひらを見つめたりする動きを見せており、どの動作もとてもなめらかです。

さらに、驚きや戸惑いなどの表情もリアリティあふれるものになっています。



ボストン・ダイナミクス社「アトラス」

2021年、ボストン・ダイナミクスは新たに、「アトラス」がパルクールを行う様子を公開しました。

動画では、「アトラス」が自然な動きで障害物を乗り越える様子が映されており、着実な進化が見られます。

大きな背面バックパックなど、形状はまだ人と同等とはいえませんが、すでに動き自体は人間にかなり近いものとなっているようです。