令和4年確定申告書の「医療費集計フォーム」の入力手順(1)


国税庁ホームページの「確定申告書作成コーナー」を利用して確定申告の種類をパソコンで作るときには「医療費集計フォーム」一覧表を作っておくと圧倒的に作業が楽になります。

平成29年からはフォームに変更が無いのでそのまま前年つくった一覧表を利用できます。

毎年大きな変化がなければ、最小の修正で「医療費集計フォーム」を作ることができます

毎年ほぼ同じではありますが、確認のため、手順の細部を修正して、備忘録のために残しておきます。

確定申告書を作るためには、最初に「医療費集計フォーム」のエクセルシートをコピーして、一覧表を作ることから始まります。

このエクセルシートを使わなくても、確定申告書を作る途中で一件一件直接入力も可能ですが、「医療費集計フォーム」を作っておいた方が、毎年確定申告をするつもりであるなら、入力が容易になります



1.「医療費集計フォーム」のコピー

国税庁ホームページヘアクセスします。

「所得税の確定申告」国税庁 で検索します。



左下の緑枠のある「令和4年分 確定申告特集」をクリックします。


左下の大きな赤マスの「確定申告書の作成」の「確定申告書等作成コーナー」をクリックします。




右枠中「集計用ファイルのダウンロード」の中の小さな枠の「医療費集計フォーム」をクリックします。





下の方にある緑マス「医療費集計フォームダウンロード」をクリックします。



青枠内の「ファイルのダウンロード」をクリックします。

「iryouhi_form_v3.xlsx」のファイル名で保存されます。


Windows 10であれば、クイックアクセスの「Downloads」にファイルが保存されているので、自分が保存したいフォルダーを指定し「切り取り」「貼り付け」で移動します。

ファイル名は「iryouhi_form_v3.xlsx」として保存されます。

2.「医療費集計フォーム」の一覧表の作成

保存したファイル「iryouhi_form_v3.xlsx」を呼び出します。



「医療を受けた人」の欄に名前を入れます。

「病院・薬局などの名称」に病院名を入れます。

「診療・治療」の空欄をクリックすると、下矢印が出てくるので矢印をクリックします。

「該当する」が出てくるのでクリックします。


「支払った医療費の金額」の欄に金額を入力します。

金額は同じ病院に10回通ったら10回分の合計金額でOKです。

同じ病院で、診療科が異なっていても合計しても可のようです。

「支払った医療費の金額」の中に医薬品代も含まれている場合は、「医薬品購入」の欄に「該当する」をクリックして入れておきます。

次の行に今、入力した病院の交通費を入力します。


1行目と同じように「医療を受けた人」の欄に名前を入れます。

「病院・薬局などの名称」の欄に交通機関(市バス、地下鉄、タクシーなど)を記入します。


「その他の医療費」の空欄をクリックすると、下矢印が出てきますので矢印をクリックします。

「該当する」が出てくるのでクリックします。

「支払った医療費の金額」の欄に交通費を入力します。

金額は同じ病院に10回通ったら10回分の合計金額でOKです。

他に掛かった病院も、医療費と交通費を同じように入力していきます。

行の挿入の機能は使えないので、データをコピーして「貼り付け」を使ってデータ移動をします。