スバル・インプレッサのセレクターノブの交換方法
中古の2017年製スバル・インプレッサスポーツを購入したのですが、シフトノブのクロームメッキ部が剥げているので交換したいと思っています。
交換要領について、ネットで調べてみました。
事例1
シフト側革とブーツ側樹脂リングの間に内装剥がしを入れ、分離します。
マイナスドライバーだと皮を破るかもしれません。
シフトノブ側の革巻き直下にに見えます。
ロッドの先端にはグリスが塗られているので、付着に注意します。
逆の手順で組み付ければ交換は完了です。事例2
まずはシフトフードを外します。
下に指で摘んでる樹脂部分を握って、下に引っ張ると外れます。
力はそれほどいりません。
ノブのロックピンを外します。
赤丸のピン一つで固定されているので、矢印の方向へスライドさせます。
弾け飛んでいくことがあるので注意します。ピンが外れるとシフトノブを上に持ち上げて抜き取ります。
ノブ先端にはグリスが塗布されている為、取扱注意です。
新品ノブにはグリスが塗布されていないので、別途用意するか、既設ノブのグリスを再利用します。後は逆順で新ノブを挿入、ピン固定、シフトブーツ取付で完了です。
なお、新ノブ挿入時、手応えがある奥までしっかり挿入しないとロックピンがきちんとハマらない為、要注意です。
シフトブーツを戻す前に、確認のため、シフトノブを上へ持ち上げて抜けなければOKです。事例3
交換前のセレクトレバーです。
シフトブーツがシフトノブの下部を覆う構造となっています。
ブーツの上部に付いているリング状のパーツとシフトノブの間にトリム剥がしを差し込むと勘合が外れます。
勘合を外れたらブーツを下げます。
ブーツを下げると、シフトノブを固定してる針金状のロックが見えます。
ロックを外すと、ノブを上に引っ張って取り外すことが出来ます。
ノブのシャフトにはグリースが塗布されています。
STIシフトノブにはグリースが付いていないので、取り外したノブのシャフトに付いているグリースを再利用塗布します。
逆の手順で取り付けると完成です。
作業時間は5分とかからなく、簡単です。
事例4
ずらす際、横に指をかけるところが膨らんでいるのでそこを利用して押し下げると良いです。
左右をおさえて、手だけでも下げられます。
または、後ろ側に少し隙間が空いている箇所があるのでそこに内張りはがしを突っ込んで外しても良いのですが、工具を使う時はしっかり養生して傷がつかないようにする必要があります。
同梱の説明書には詳細な交換手順はついてきません。
STIシフトノブは他の車種でも販売されています。
手に触れる部分はスバル車共通と思いますが、シフトノブの棒の部分が車種によって長さが異なり、流用不可です(装着はできてもセンサーが誤作動します)。
品番が全て違うので、専用のSTIシフトノブを購入する必要があります。シフト下側のところについているロック用のピンを外します。
小さい部品なので、手で前方を抑えて、飛び出さないように外します。
STIのシフトノブ側にも同じくロック用のピンがついているので、同じようにピンは外しておきます。
後は純正のシフトノブを真っ直ぐ上に引っ張ると外せます。
棒の下の方にグリスが塗られているので、これをSTIのシフトノブ側にこすり合わせてグリスを移植します。
STIシフトノブの棒へグリスが移植できたら、差し込みます。
差し込んだら、外した時と逆順に、ピンを戻して、シフトブーツを戻して完了です。
ピンを戻す時も、前側を抑えながら戻して飛び出さないように注意します。事例5
交換となると選択肢としては、下記があります。・STi オプション販売:ステッチなし、部分的にディンプル入りの高触感レザー、STi刺繍、シャフト、ボタン付き、ブラックベゼル、約24,000円
・GT-S 用補修部品:ブルーステッチ、高触感、ヘッドのみ、シルバーベゼル、約9,000円
・WRX S4 用補修部品:レッドステッチ、普通レザー、ヘッドのみ、シルバーベゼル、約7,000円
・STi sport 用補修部品:レッドステッチ、高触感、ヘッドのみ、ブラックベゼル、約9,000円
現状はボタン等、機能にはなんら問題なし。
写真はSTi sport用高触感レッドステッチの物です。
はじめにブーツの上のメッキのリングを下側に降ろします。
ネジとかはなく、ブーツの段差にノブ側の爪が引っかかっているようです。
4ピンで留まっているのですが、ピン抜く際に見失うことがあるというので、養生テープを細く切ってピンにひっかけて貼り、それで引き抜きました。
引っ張れば割と簡単に抜けますし、飛んではいきません。
ピンが外れれば、シフトノブは上方向に抜けます。
ちなみにノブ交換だけであればシフトポジションはパーキングで可能ですが、前方向にピンを抜くのでニュートラルの方が余裕があるかもしれません。
STiのオプションノブであれば、この段階で差し替えて逆の手順で戻して終了ですが、補修部品はボタンとシャフトがないので、移植が必要です。
ボタンはノブのヘッドの内側の小さな2箇所の突起に、ボタン両側のツメで引っかかってとまっています。
写真のボタンの爪を外すのが少し難しいです。
ボタン全体を片側に寄せながら、隙間が開いた逆側に使わなかった接着剤に付属の小型のプラヘラを突っ込んでこじっていたら以外と簡単に外れました。シャフトを新しい方に差し替えて、ボタンをはめます。
ボタンの赤丸の突起をシャフト先端の白い樹脂の穴にうまく合わせて差し込みながらカチッとなるようにはめ込みます。
はまったらボタンを押してみてシャフトが上下したらOKです。
後は逆の手順で戻して完了です。
「ピンの扱い」と「ボタンの爪の折れ」を気をつければ、簡単な作業です。
事例6
事例7
シフトノブのクロームメッキ部が剥げているだけであれば、下記のようなシフトヘッドカバーをかぶせるだけでもよいかと思われます。
かなり薄くつくられているようですが、多少の段差はできることがあるようですが、あまり気にならない程度であるというユーザーレビューもあります。
価格はかなり高いので、もう少し安ければとは思います。
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