マキタ製ハンディークリーナーのファン修理

かなり古いマキタ製ハンディークリーナー型式4093Dのファンが空回りして、ほとんど吸引しないので修理を試みました。


ファン

実は、4093Dのファンは、マキタよりパーツで販売されています。

240102-2 ファン82 (マキタショップ)
¥300(税込¥330)、送料ネコポス¥370

充電式クリーナーCLシリーズ全機種(CL180FD,CL182FD,CL142FD,CL141FD,CL140FD,CL102D,CL100D,CL072D,CL070D),
4093D,4072D,4073D,4074D,4075D,4076Dの本体内部についているファンです。

型番の頭がCLで始まるリチウムバッテリシリーズ(CL182FD等)は
当商品ファン82とベース(黒色プラスチックの円盤)とモーターが初めからセットされた状態の
モーターアッセンブリとして販売しています。

ファンを内部に入れるためにはハンマーでファンを真っ直ぐ叩いて挿入します。

叩きすぎるとモーターが壊れる可能性が非常に高いので、要注意です。

直接ファンをハンマーで叩くとファンが割れる可能性もあるので、当て木等をしてファンが割れないよう注意します。

生産時期によって軸受け部(ファンの中心部)がプラスチック(現行は金属)になっているものあるとのことですが、当部品と共通して使用可能とのことです。






マキタ掃除機のモーター寿命

マキタ掃除機のモーターは、一般的に6~8年程度の寿命があります。モーターの寿命を決める主な要因は、内部のカーボンブラシの摩耗です。カーボンブラシは使用するほど少しずつ削れていき、最終的に機能しなくなることでモーターの寿命を迎えます。

具体的な使用年数で言えば、日常的に使用する場合、バッテリー2~4本分が寿命になるまでの期間が目安となります。マキタの公式情報によると、1日平均6分程度の使用で計算すると7~8年程度でモーター交換が必要になることが多いようです。

ただし、実際の寿命は使用頻度や使い方によって大きく変わります。毎日長時間使用する場合は寿命が短くなりますし、使用頻度が少なければ10年以上使える場合もあります。また、集じん方式(紙パック式かカプセル式か)や使用環境も寿命に影響します。

モーターの寿命が近づくと、吸引力の低下や異音、モーターが熱くなるなどの症状が出始めます。特に「ギューギュー」「カラカラ」といった異常な音が聞こえるようになったら、モーターの寿命サインと考えて良いでしょう。

なお、モーターの状態を確認する方法として、モーターの風穴からカーボンブラシの摩耗具合を確認することも可能です。新品のカーボンブラシは風穴から見ると黄土色の四角いブロック状に見えますが、これが見えなくなるほど摩耗していれば寿命が近いと判断できます。


補修部品の入手

部品の入手は、最寄りのマキタ営業所で可能とのことです。

部品の型式が分かっていれば、電話でも部品が特定できます。

或いは、営業所へ出向き、窓口で破損部品の現物或いは写真を見せるのも一法です。

もしそのようなことが面倒ならば、ハンディクリーナーの型式を示せば、分解図を出してくれるので、部品の特定が可能です。

因みに私が住む名古屋市内近郊の営業所についても、ホームページで住所とMAPが紹介されていました。

名古屋支店、名古屋営業所

〒453-0856 愛知県名古屋市中村区並木2丁目33番
TEL:

東名古屋営業所

〒470-0228 愛知県みよし市新前田3丁目5-12
TEL: