美しい街プラハ



プラハはとても美しい街で、テーマパークのように街全体が淡いパステルカラーで統一され、古い建造物が連なって、何処までも続いている様は息を飲みます。
天を突く尖塔を有するプラハ城も間近で見ると、首が痛くなるほど、巨大な石の造形に圧倒されます。
古い石畳の細い路は、風情があって、この地で、何百年も世代を繋いできた人々の息使いが感じられるようでした。






天文時計がすぐ目の前に見えるカフェの二階で、昼食を取りました。
ポテトとグリーン野菜の上に焼いたポークを乗せただけの素朴な一皿でしたが、驚いたのはその量と大きさでした。
とても一人では食べきれなくて、妻に手伝ってもらってやっとの事で、完食しました。

その日の宿は、ハーメルンの笛吹の童話を思いださせる古い石畳とS字に蛇行した川にぐるりと囲まれた、狭くも美しい街の佇まいを見せるチェスキー・クルムロフでした。




宿に入る前に、狭いロビーに溢れる中国人旅行客達が済むまでしばし外で待ちました。
中国人旅行者は世界中のあらゆる場所に居るようです。

部屋に無事治まって8時半頃、妻が風呂へ入ろうとしたら、お湯が出てこなくて、一悶着しました。
私が風呂に入る1時間後には、お湯が出るようになりましたが、ヨーロッパの小さな宿では、皆が一斉に使うと、溜めていたお湯が無くなってしまう事はよくあるようです。