世界最大の船
世界最大の船といえば、タンカーだろうと思いますが、小さい頃10万トンタンカーが建造されたニュース記事を見て驚いた記憶があります。
一体世界最大の船とは、どれくらいのものか調べてみました。
ノック・ネヴィス (Knock Nevis) は、ノルウェー船籍の石油タンカーです。
全長458.45m、全幅68.8m、564,763重量トンと、かつて建造された最大の船です。
ただし総トン数ではバティラス級タンカー4隻に次ぐ5位です。
1979年から80年にかけて建造、1988年にイラン・イラク戦争で撃沈されたが戦後に浮揚され、修理されました。
その後2004年から2009年まで沖合で浮体式貯蔵積出設備(FSO)として使用されていました。
2010年にインドのグジャラート州で解体されました。
36トンある錨がノルウェーから香港へ贈られました。
全長:333 m
全幅:41 m
速力:最大30+ノット(56+ km/h)
乗員:操艦2,180名 - 航空団2,480名
兵装:CIWSx3、8連装シースパロー対空ミサイルランチャーx2、RAM近接対空ミサイルランチャーx2ほか
搭載機:戦闘機 + ヘリコプター 75機以上
2009年10月に同社に納入され、同年12月1日に就航、2010年には初のオアシス級の姉妹船としてアリュール・オブ・ザ・シーズ両船はフロリダ州フォートローダーデールのエバーグレーズ港からカリブ海の航路で運航されています。
2010年3月には乗船旅客数6,000人を超す記録を樹立しました。
また、オアシス・オブ・ザ・シーズは同社所有のフリーダム・オブ・ザ・シーズを抜き、当時世界最大のクルーズ客船となりました。
ただし、この長さの差は同一規格で設計された両船の測定時の鋼材の温度差によるものであると考えられています。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社のフリーダム・オブ・ザ・シーズ級の拡大版とされ、総トン数においてフリーダム級を、サイズにおいてキュナード・ラインのクイーン・メリー2を抜き、世界最大のクルーズ客船となりました。
総客室数は2,706室で、そのうち2,210室はオーシャンビューとなっています。
ちなみに、本船の全長361m、全幅47mは2014年に予定されているパナマ運河拡張工事完了後に通過可能な限界値、全長366m・全幅49mに非常に近い値ではあるが、通過は可能です。
建造は、STXヨーロッパ造船のフィンランド・トゥルク工場で行われました。
一体世界最大の船とは、どれくらいのものか調べてみました。
ノック・ネヴィス
全長458.45m、全幅68.8m、564,763重量トンと、かつて建造された最大の船です。
ただし総トン数ではバティラス級タンカー4隻に次ぐ5位です。
ノック・ネヴィスはギリシャによる発注で1975年9月4日に住友重機械追浜造船所(現:横須賀製造所)で進水しました。
1980年7月~12月に日本鋼管津製作所で船体延長され、その積載量は増加し、かつて建造された最大の船となりました。
その後2004年から2009年まで沖合で浮体式貯蔵積出設備(FSO)として使用されていました。
2010年にインドのグジャラート州で解体されました。
36トンある錨がノルウェーから香港へ贈られました。
ジェラルド・R・フォード級(アメリカ)
2017年から運用を開始したアメリカ海軍の最新の原子力空母で、世界最大の排水量を持つ軍艦であり、かつ世界最強の航空母艦とされています。
特徴として、ステルス技術の採用、A1B新型原子炉、電磁式カタパルト、新型の着艦制動装置、多機能レーダー、個別防御ミサイル等が装備されています。
旧型のミニッツ級と比較して原子炉は寿命が20年から50年に、発電能力が約3倍(6.4kw→19.2万kw)にアップ、航空機兵器搭載能力は約2倍にアップしています。
また、将来的にはレーザー砲を搭載する構想もあり、拡張余裕として5%の空間マージンがあります。
スペック
満載排水量:101,600 t全長:333 m
全幅:41 m
速力:最大30+ノット(56+ km/h)
乗員:操艦2,180名 - 航空団2,480名
兵装:CIWSx3、8連装シースパロー対空ミサイルランチャーx2、RAM近接対空ミサイルランチャーx2ほか
搭載機:戦闘機 + ヘリコプター 75機以上
オアシス・オブ・ザ・シーズ
オアシス・オブ・ザ・シーズ(Oasis of the Seas)は、アメリカのロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航するクルーズ客船です。2010年3月には乗船旅客数6,000人を超す記録を樹立しました。
また、オアシス・オブ・ザ・シーズは同社所有のフリーダム・オブ・ザ・シーズを抜き、当時世界最大のクルーズ客船となりました。
総トン数225,282トン、総貨物量25,000トン、排水量約10万トン、乗客最大6300名です。
しかし、同船より全長50mm長いアルーア・オブ・ザ・シーズに同記録は更新されました。
ただし、この長さの差は同一規格で設計された両船の測定時の鋼材の温度差によるものであると考えられています。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社のフリーダム・オブ・ザ・シーズ級の拡大版とされ、総トン数においてフリーダム級を、サイズにおいてキュナード・ラインのクイーン・メリー2を抜き、世界最大のクルーズ客船となりました。
総客室数は2,706室で、そのうち2,210室はオーシャンビューとなっています。
ちなみに、本船の全長361m、全幅47mは2014年に予定されているパナマ運河拡張工事完了後に通過可能な限界値、全長366m・全幅49mに非常に近い値ではあるが、通過は可能です。
建造は、STXヨーロッパ造船のフィンランド・トゥルク工場で行われました。
その後、総トン数、全長が世界最大の客船としてシンフォニー・オブ・ザ・シーズが建造され、総トン数22万8081トン、全長362.01m、乗客定員6680人で最大の客船として記録を更新しました。