半年以上も肩が痛いとは
妻が肩が痛くて、シップを貼っているのですが、鈍痛が半年以上も続いているのでネットで調べてみることにしました。
多くの場合五十肩が多いのですが、それ以外の原因であることもあるので、まずは整形外科を受診することが肝要です。
肩の痛くなる病気
肩痛として有名な症状といえば四十肩・五十肩です。
四十肩・五十肩は、多くの方に発症しますが、ほとんどの場合、1年で自然と治ってしまいます。
しかし場合によって「腱板断裂(けんばんだんれつ)」になっていることがあります。
四十肩・五十肩は肩関節周囲が炎症を起こすだけですが、腱板断裂では肩甲骨と上腕骨をつなぐ筋肉(腱板)が切れてしまいます。
腱板断裂は放っておくと断裂部分が広がり、最終的には大きな手術が必要になる可能性があります。
肩の痛みが長引くときは、一度医療機関を受診することが推奨されます。
また、ビリビリとした痛みを感じるときも注意が必要です。
また、ビリビリとした痛みを感じるときも注意が必要です。
このような痛みを感じるときには“神経痛”の可能性があります。
神経痛は、筋肉痛と間違えられることもありますが、治療せずに悪化させると、腕がしびれたり、思うように動かなくなる可能性があるため注意が必要です。
肩以外に原因があることがあります。
たとえば、心筋梗塞、肺がん、胃腸障害といった内臓の病気を抱えているときにも、肩に痛みを感じることがあります。
肩以外に原因があることがあります。
たとえば、心筋梗塞、肺がん、胃腸障害といった内臓の病気を抱えているときにも、肩に痛みを感じることがあります。
また更年期障害によるホルモンバランスの崩れや、精神的ストレスを抱えている場合にも、肩に痛みが生じることがあります。
最近では、糖尿病を発症していると四十肩・五十肩になりやすいことが指摘されています。
このように、肩以外の部位によって肩に痛みを引き起こしている場合もあります。
特に、じっとしていても痛い、激痛である、刺すように痛むといったときには、肩関節以外の病気も考えられるので、早期の受診が推奨されます。
特に、じっとしていても痛い、激痛である、刺すように痛むといったときには、肩関節以外の病気も考えられるので、早期の受診が推奨されます。
腱板断裂は肩関節の痛み、腕が上がらない等の症状をきたす疾患で、中年以降の人に多く発生します。
腱板断裂が発生すると、肩の力が弱くなったり、洋服の着脱が困難になったり、痛みのために眠れなくなったりすることがあります。
40歳頃からこの腱の老化が始まり、強度低下による断裂の危険性が高まります。
仕事で重いものを持つ人、転落や交通事故で肩を打撲した人、転倒などの大きいけががきっかけで断裂する場合と、日常生活の動作の中で自然に断裂する場合もあります。
腱板はエックス線写真には写りません。
MRI検査を行い腱板断裂がないか確認します。
腱板断裂があってもすぐに手術をしているわけではありません。
疼痛が強い場合には痛み止めや注射、理学療法により痛みを和らげます。
断裂直後は肩をあげることができませんが、3ヶ月くらいすると徐々に挙がるようになります。
これらの保存的治療法を数ヶ月行い、疼痛が十分にとれない、肩の機能の回復が不十分である場合に手術的治療法を行います。
断裂が小さければ多少の痛みはあっても肩の運動はできますが、断裂が大きくなると疼痛が強くなります。
特に夜間の鈍痛が睡眠を妨げることが多く患者さんを悩ますところです。
また肩を上げることができなくなり機能障害も大きくなります。
頚椎症性神経根症とは、頚椎の椎間板の突出や骨棘(こつきょく=骨の出っ張り)が形成されることによって、脊髄から上肢に分岐する神経根が障害を受ける病気です。
中年~高齢の人で肩~腕の痛みが生じます。
一般に頚椎を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になります。
また、首、肩、腕以外にしびれや痛みが出ている場合には頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)の可能性も考えられます。
腕や手指のシビレが出ることも多いです。
一般に頚椎を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になります。
痛みは軽いものから耐えられないような強烈な痛みまで、人によってさまざまですが、上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくないそうです。
また、首、肩、腕以外にしびれや痛みが出ている場合には頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)の可能性も考えられます。
頚椎症性神経根症は、基本的には自然に治癒する疾患です。
従って、はじめは軽い体操をしたり、温めたり、または安静にするなどして様子をみることもよいです。
しかし、痛みやしびれが解消されない場合は、やはり医師へ相談すべきです。
首にネックカラーを装着することで痛みが寛和されることも多いですし、鎮痛薬や筋弛緩剤、ビタミンB12などを服用したり、神経根ブロックを行うことによって辛い症状を和らげることも可能です。
五十肩は、肩まわりの筋肉や腱、滑液包などの部分に炎症が起きることで痛みが生じ、多くの人がかかりますが、実はなぜ炎症が起こるのか、原因は不明です。
五十肩が治る過程
五十肩は、軽度~重度がありませすが、発症してから回復するまでに下の3段階のプロセスをたどるのが一般的です。
炎症期(およそ2週間から1か月)
発症してから2週間ほどまでの最も痛みが強い時期が炎症期です。
拘縮(こうしゅく)期(半年から1年)
筋肉が委縮して固くなっているため、着替えや洗髪が上手くできないなどの日常生活に支障をきたす時期でもあります。
拘縮期の長さには個人差があり、半年から1年続くこともあり、痛みを感じない程度の適度なストレッチも有効です。
首にネックカラーを装着することで痛みが寛和されることも多いですし、鎮痛薬や筋弛緩剤、ビタミンB12などを服用したり、神経根ブロックを行うことによって辛い症状を和らげることも可能です。
五十肩
五十肩とは、肩の動きが悪くなり、肩や腕を動かそうとしたときに痛みが生じる病気です。
五十肩とは、肩の動きが悪くなり、肩や腕を動かそうとしたときに痛みが生じる病気です。
左右どちらか片方だけの肩に生じることが多く、痛みは肩だけでなく、腕に広がる場合もあります。
正式な名前は“肩関節周囲炎”といいます。
英語ではFrozen shoulder ないしAdhesive capsulitisと呼ばれることが一般的です。
痛みの程度には個人差があり、激痛で夜も眠れないという人もいれば、腕を動かしたときに軽く痛む程度の人までさまざまです。
原因は不明
この疾患は、加齢により血液循環が悪化したり、筋肉、腱などの性質の変化が起こったりすることで、肩の周辺組織が炎症を起こして腫れや痛みが生じます。
40~60代の人に多く発症するため、この名称が付けられました。
五十肩は、肩まわりの筋肉や腱、滑液包などの部分に炎症が起きることで痛みが生じ、多くの人がかかりますが、実はなぜ炎症が起こるのか、原因は不明です。
肩まわりに痛みが生じる病気として、上腕骨と肩甲骨をつなぐ腱板が切れる“腱板損傷”や、腱板に石灰化が生じる“石灰沈着性腱板炎”があります。
レントゲンやMRIで調べてもそういった病気や異常がないのに、痛みがあって動きが悪い場合に五十肩と診断されます。
五十肩の場合は必ず自然に治ります。
五十肩の場合は必ず自然に治ります。
強い痛みがある間はつらいですが、過剰に心配することはありません。
生活に支障が出るほどつらいときや、症状を軽くしたい場合は整形外科を受診します。
五十肩が治る過程
五十肩は、軽度~重度がありませすが、発症してから回復するまでに下の3段階のプロセスをたどるのが一般的です。
1年以上かかることはありますが、10年かかるということはありません。
発症してすぐは、痛みの強い「炎症期(急性期)」です。
痛みが落ち着いていくものの、肩まわりが硬くなって動かせない「拘縮(こうしゅく)期(慢性期)」に移行します。
最終的には痛みが解消し「回復期」を迎えます。
炎症期(およそ2週間から1か月)
発症してから2週間ほどまでの最も痛みが強い時期が炎症期です。
肩や腕を動かしたときに痛むだけでなく、動かさなくても痛かったり、しびれを伴うこともあります。
また、夜寝ている間に痛みが生じやすく、ズキズキと痛んで、人によっては痛みのために1,2時間以上眠れないという場合もあります。
「夜間痛」と呼ばれるものです。
急激な痛みは数日間で治るのが一般的ですが、無理は禁物で安静が第一の大切な時期です。
拘縮(こうしゅく)期(半年から1年)
痛みが治まってくると、鈍い痛みへと変わり、肩が上がり難くなるなど可動域がだんだんと狭くなってきます(肩関節拘縮)。
強い痛みはなくなってきますが、肩まわりの組織が硬くなり動きが悪くなる時期です。
肩を上げたり、腕を後ろに回したりする動きがしづらく、動かそうとすると痛みが生じることもあります。
しかし、痛みが減ったからと言って無理をすると、痛みがぶり返すことがあるので要注意です。
炎症期における痛みのコントロールのため、カギとなるのが、肩に負担がかからない「ニュートラルポジション」です。
五十肩が改善するまでの期間は人によって違い、2〜3カ月ですっかり治る人もいれば、1年以上続く人もいます。
ただし、どこまでも悪化していくような病気ではなく、いつまでも治らないということはありません。
治療
痛みが強い炎症期は、肩をなるべく動かさず安静にすることが大切です。
治療
痛みが強い炎症期は、肩をなるべく動かさず安静にすることが大切です。
痛みがひどい場合は、痛みを抑える治療を受けます。
痛みが治まる拘縮期になったら、今度は積極的に動かすようにして肩の可動域を広げたほうが、早く治ります。
痛みが強い炎症期には、整形外科では、炎症を抑える内服薬の処方や、痛み止めの注射、血流をよくするための電気・温熱治療などを行ったり、炎症を抑える湿布を処方する場合もあります。
また、この時期はなるべく肩を動かさないほうがいいので、安静にするよう指示されます。
実は脇を閉じて腕を下におろす「気をつけ」の姿勢は、腕の重みで肩に大きな負担がかかっています。
最も楽なのは、両脇を軽くあけて、肘を肘掛けなどに置く姿勢です。
これでしだいに症状が治まっていき、拘縮期に移ります。
痛みが強い炎症期に肩を長く動かさないでいたことで、肩まわりの筋肉や靭帯などの組織が硬くなり関節の動きが悪くなっているので、拘縮期になったら運動療法を取り入れてなるべく肩を動かすほうが、回復は早まります。
痛みは体が冷えると強くなりやすく、逆に温まるとラクになりやすいのでお風呂に入って温めます。
いつも使っている枕でも、痛みが出ている時には合わない可能性もあります。
痛みが強い炎症期に肩を長く動かさないでいたことで、肩まわりの筋肉や靭帯などの組織が硬くなり関節の動きが悪くなっているので、拘縮期になったら運動療法を取り入れてなるべく肩を動かすほうが、回復は早まります。
病院でリハビリ治療を受けることもできますし、振り子運動や肩伸ばしなどのような肩関節の動きをよくする体操は自宅でもできて効果的なので、無理のない範囲で続けます。
振り子体操
痛みがあるほうの手にアイロンやペットボトルなどの重り(1㎏程度のものが理想的)を持ち、反対側の手を椅子や机などに置いて体を支えます。
振り子体操
痛みがあるほうの手にアイロンやペットボトルなどの重り(1㎏程度のものが理想的)を持ち、反対側の手を椅子や机などに置いて体を支えます。
上体を少し倒して、全身を前後に大きく揺らしながら、その動きにつられるように腕を肩から振り子のように揺らします。
腕を意識的に振るのではなく、肩と腕の力は抜き、上体の動きにつられるままに腕が動くイメージで行います。
これを30回で1セット。朝、昼、晩と一日3セット行います。
50肩予防体操
痛みは体が冷えると強くなりやすく、逆に温まるとラクになりやすいのでお風呂に入って温めます。
半身浴ではなく肩までつかるのがポイントです。
また服は、肩を上げなくても着られる前開きのものを選ぶと痛みが防げます。
枕高さの調整
寝るときは痛むほうの肩が下にならないように気をつけます。
高すぎる枕だと首が前に傾き、肩や首に負担をかけるのでラクな高さの枕を選びます。
枕が低すぎる場合はバスタオルを重ねて高くし、高すぎる場合は肩の下に薄いクッションを入れて傾斜をつけるなどの対策で調整します。
痛い方の肩の下にタオルを敷いて、寝具と肩のすき間を埋め、脇にクッションをはさむのも良いです。
なお、痛みで横になるのもつらいときは、肘掛けつきのソファで眠るという手もあります。




