名古屋市の新型コロナワクチン接種のネット予約は「ワクチンクーポン券在中」の郵便を受け取ったらすぐにやらないと遅い



昨日23日、私は名古屋市から、「新型コロナウィルスワクチンクーポン券在中」の郵便がポストに届いていたのを、今日24日の午後まで見落としていました。

たまたま、昨日23日だけ、外へ出なかったので、ポストをみるのを忘れてしまったのでした。

この郵便はとても重要で、この接種券の中に記載されている10桁の券番号によって、コロナウィルスワクチンの接種予約が初めて可能になります。

名古屋のワクチン接種予約は郵便先着申込順

名古屋市の接種は4月から最も感染者数が多いといわれている中区の80歳以上の高齢者からワクチン接種が開始されています。

それにならって、その他の区も80歳以上の高齢者から優先的に接種が始まるのかと思ったらそうではありませんでした。

郵便は、75歳以上に4月19日発送20日着で、65歳以上(2022年の3月31日までに65歳になる人)に4月22日発送23日着で届けられたようです。

この「新型コロナウィルスワクチンクーポン券在中」の郵便を受け通った人が接種予約可能となるのでした。

郵便を受け取った人が、何日から予約可能になるというのではなく、受け取って即刻、電話予約或いはネット予約で申込が可能になるので、郵便を早く受け取った人ほど早く予約が出来るという理不尽な方法でした。

まだ国からの配給が十分でないコロナワクチンをめぐって、名古屋市のワクチン接種予約は、正に早い者勝ちの争奪戦です。

電話予約は殺到が予測され中々繋がらない

コールセンターへの電話でのワクチン接種予約は、皆が一斉にかけて集中するので、繋がりにくいとはテレビのニュースでよく見聞きしていました。

ウェブの予約も似たように接続され難いかと想像していましたが、アナログで時間のかかる電話よりも、ウェブの方が電子データでサッと流れるのではるかに早いと思われます。

電話での予約は平日の9:00から17:30までしか繋がりませんので、本日土曜日は当然繋がりません。

一日遅れの、しかも昼過ぎにイオンへ買い物へ出て、帰ってきてから、初めて妻が気づいてポストからこの郵便を持ってきたときはすでに完全に出遅れでありました。

ウェブでの予約は土日以外でも可能とはどこにも書いてなかった

妻は月曜日に電話で予約をすると言ってましたが、私は記載書類にあったQRコードをスマホで読み取って、ネットでアクセスできるか試してみました。

QRコードを読み込むと名古屋市のホームページが開き、「ウェブの予約(なごや新型コロナウィルスワクチン集団接種予約サイト)はこちら」の青文字をクリックします。

多分土日はウェブ予約も通じないだろうと思っていましたが、実際にやってみると、名古屋市の「なごや新型コロナウィルスワクチン集団接種予約サイト」のページが開きました。

ウェブ予約手順

画面の「お知らせ」の説明を読んで、右上のΞ印メニューをクリックして、一番上のログインをクリックすると、なんと画面が進みました。

利用者IDとパスワードを入力する四角の升目があります。

利用者IDは接種券の中に記載されている10桁の券番号で、パスワードは西暦生年月日8桁の数字でした。

その数字を入力して、下のログインをクリックすると、画面が変わり、また同じ画面へ戻ったように思いましたが、下へスクロールしていくと、何かを検索する訳の分からない四角い升目がいくつか出てきます。

それらを無視してさらに下へスクロールしていくと、「高齢者向け優先接種ワクチン第1回目接種分(本格実施)千種区」とあります。

私の住んでいる区を探すためさらに下へスクロールし、その四角に囲われた部分をダブルクリックすると、四角内がオレンジ色に変わって、「予約手続き」の画面へすぐに切り変わります。

下へスクロールしていくと、私の住んでいる区の接種可能施設名が青色で、表に上から順に幾つか記載され、右には日付のカレンダーが出てきました。

その中に×があるのは予約不可ですでに埋まっている日付のようです。

「1週後>」をダブルクリックすると、画面が変わって、下へスクロースすると、日付が1週間づつ移動していきます。

それを繰り返したいくと、〇のあるページが現れます。

それがまだ予約可能な施設と日付でした。

どうも一番上の区役所講堂が先に予約が埋まって×が多く、下のいくつかの接種会場である小学校体育館というのは〇が多くなるようです。

ネットにアクセスが殺到しているのかどうかわかりませんが、時々クリックしても反応がなくなりうんともすんとも動かなくなります。

仕方が無いので元へ戻して最初から、もう一度同じことを何度か繰り返します。

意図的にログアウトしない限りは「なごや新型コロナウィルスワクチン集団接種予約サイト」のページへ戻っても、Ξをクリックすると「ログアウト」の表示が出ているので、ログインが継続され続けるようです。

Ξをクリックしたら、「操作時間を延長する」をクリックして「延長する」を再度クリックすると「延長済」となります。

ログインして、ある程度の時間が経過すると、タイムオーバーが出る仕様なのかもしれません。

×をクリックして、再度同じことを繰り返すと、あるところで急に先に進むようになります。

「1週後>」をダブルクリックし続けると、今回の予約は6月末までのようで、日付はそれ以上先へは進みません。

何とか、予約したい日付の〇をクリックすると時間予約画面に切り替わりました。

予約時間の〇をクリックして予約ボタンをクリックすると予約者の画面に切り替わります。

カタカナで名前を入力し、再度接種券の中に記載されている10桁を入力します。

生年月日を入力すると、歳の欄は入力不要です。

予約完了メール通知のため、自分のメールアドレスを2回入力します。

全て必要事項を入力すると、漏れや間違いが無ければ、確認で先へ進むことができます。

最後に予約ボタンをクリックするとすぐに、予約完了のメールが届きました。

今回私と妻のワクチン予約日は6月3日となりました。

ウェブ予約が終わってしまってから、ネットを調べたら、ウェブ予約の手順について詳しく書いたPDFファイルが公開されていました。

スマートフォンでの予約サイトでの予約手順


2回目の接種予約

6月9日(水曜日)までの1回目の接種予約をした人については、1回目の接種を受けた際に、3週間後の同会場、同時刻に限り、接種会場において2回目の予約を受け付けるとのことです。

私と妻の接種予約は6月3日でしたから、ギリギリでした。

9日までの3週間後とは、30日ですから、2回目接種も6月中に終わるということにでしょうか。

6月9日以降に1回目の接種予約をした人に関しては、2回目の予約方法は未定とのことです。

今回の1回目ワクチン接種は6月末までで、7月以降の接種は未定とのことですが、不幸にも予約できなかった人の不安を思えば、2回目接種も含めて、予約ぐらいはできるようにして欲しいものです。

反省

昨日23日に、郵便に気が付いていれば、多分5月中に予約できたのかもしれません。

名古屋市から届いた郵便も不親切で、ウェブ予約が土曜日も可能であることや時間がいつまで可能かなどは一切記述がありませんでした。

どうもウェブ予約は24時間可能だったのではないかと思います。

妻が実家の義母に電話をしたら、まだワクチン接種予約をしていないと言うので、93歳の義父のワクチン接種のウェブ予約を、妻のスマホから設定して、6月5日で取ってあげました。

残念なことに、90歳の義母は健康上、医者からコロナワクチン接種をやらない方が良いと言われていたようでした。

93歳の義父も、6月20日に郵便が届いていたようですが、コールセンターへ電話をしても繋がらなかったようです。

諦めて日曜日に妻に相談しようと思っていたそうです。

通っている健康体操教室の多分疾患を持つ50代女性が、ワクチン接種予約が終わっていると聞いて、もう16歳以上が接種予約ができると勘違いしていたと言っていました。

1日中テレビのニュースやワイドショーを観ていて、新聞を端から端まで読んでも、そこには名古屋市のコロナワクチン接種に関する重要な詳細情報は出てきません。

このようにして、パソコン操作に馴染んでいない情報弱者の高齢者は、電話しかワクチン接種の予約方法がないので、予約が後へ後へと遅くなってしまうのかもしれません。

義父の予約も、私の方で、もう少し早く気づいていたら、5月中に予約が可能だったのかもしれません。

また区住民のワクチン接種人数に合わせて、それぞれの区に接種施設数が割り振られているので、居住区でワクチン接種予約するのが望ましいですが、名古屋市ホームページや受けとった郵便書面には、居住区以外の名古屋市他区ではワクチン接種予約はできないとは書いていません。

1日でも早く、或いは区境近くに住んで隣の区の接種施設がかえって近いのであれば、居住区以外の名古屋市他区で、ワクチン接種予約をとるのも一方かと思いました。

いずれにしても、限られた数のワクチンであり、自分の居住区の予約枠が一杯になってしまったら、行くのが不便でも、他区のまだ空いている予約枠を利用せざるを得ないでしょう。