私が初めて出品したのは、去年NTT-westポイントを交換して入手したiTuneギフトカードです。
去年ポイントの一部が失効する時期に3,000ポイント分を現金化のためiTuneギフトカードに交換しました。
本来であれば、NTT西日本がポイントを利用料金に引き当てるようにしてくれたら、わざわざこのような面倒なことをする必要がなかったのですが、選択肢としては、市価よりも高い商品との交換しかありません。
個人売却して現金化する手段はヤフオクのみ
iTuneギフトカードは、メルカリやラクマでは販売禁止です。
運営の忠告を無視して出品すると最悪、アカウント停止などのペナルティを課される可能性があります。
ウェブ上で、個人で売却して現金化する手段は、老舗のヤフオクのみです。
買取サイトもある
その他、買取サイトでも可能ですが、買取価格は業者によって実にバラバラで、かなり買取価格の差があります。
街の金券ショップは、東京と大阪に1店づつしかありませんので実際上、街の金券ショップではiTuneカードの売却は不可です。
ウェブ上で、幾つかの買取サイトのホームページで買取価格を調べたところ、3,000円のiTuneカードを最低1,890円から最高2,850円といったバラつきでした。
銀行振込に手数料を取るところもありますから、そのままの買取価格ではありません。
ヤフオクで10%の手数料を取られるよりも明らかに高い業者もありますが、中には悪徳業者もいるそうなので要注意です。
今回はヤフオクでの売却の練習も兼ねているので、買取サイトの利用はパスすることにしました。
ヤフオクにはiTuneギフトカードが沢山出品されている
NTT-westポイントを交換して入手したiTuneギフトカードにはカードという実体がありません。
あるのはクーポン番号というコード番号だけです。
ヤフオクには、同じように、iTuneギフトカード、コード番号のみとして出品しているのを多く見ることができます。
それらの出品事例を参考として、ヤフオクのiTuneギフトカードの出品準備をしました。
ヤフオク出品準備
ヤフオクの準備手順は、決められた枠内に必要事項を記入していくだけで、慣れれば5分から10分程度で済む程度の内容です。
今回のiTuneギフトカードはカード等の実体がないので、売却が成立すると、購入者がYahoo!かんたん決済を使って、購入代金を払い込み、ヤフオクからのその旨のメールを受け取った後、『取引ナビ』でコード番号だけを知らせることになります。
そのため当然ですが、送料は無料となります。
しかし、ヤフオクはこのような商品の売買を想定してなかったようで、出品申請時の記載項目として、配送方法の入力が必須となっています。
他の同じようなiTuneギフトカード(コードのみ)を参考として、配送方法は定形郵便としました。
そして出品の説明文の中に、「カード配送は無いので御了承ください」と記載しました。
他のiTuneギフトカード(コードのみ)の出品者の中には、別の方法で上手く回避している事例もありましたが、どのようにやったのかよく分かりませんでした。
ヤフオクの売却価格の設定
ヤフオクでは売却価格の設定がしやすいように、例えば同じようなiTuneギフトカードの過去の落札価格を集めたサイトが用意されていて、自由に見られるようになっています。
それによると、3,000円のギフトカードの売却実績は2,700円から2,850円でした。
従って、確実に売れるようにするため、直近の実績価格より若干安い2,800円で価格設定することにしました。
売却の形式と出品設定時間
また今回はオークション形式ではなく、開始価格と即決価格を同じとするフリマ形式としました。
開始価格を安くしてオークション形式にすると、その安い価格で決まってしまう恐れがあることと、即決価格なしにすると、オークションの設定時間ぎりぎりまで時間がかかることになります。
過去の実績がわかるので、まずある価格以上の最終価格が期待できないのであれば、メルカリと同様にワンプライスで売却決定後オークションを打ち切った方が、余計な時間をかけることがなくなります。
オークションの出品設定時間は他のiTuneギフトカードの事例をみると最大5日、最小2日となっていたので、初めての出品でもあり、今回は3日としました。
もしそれで売却できなければ、売却価格の見直しなどをするつもりでした。
ヤフオクは最期の1日にならないと、落札者が出現し難いし、オークションの場合、最高価格が決まり難い傾向があるので、やたら出品設定時間を長くしてもあまり意味がないと考えます。
これは今まで私自身が、落札する立場だった経験から、そう思われました。
意外と早く売れました
翌日、午後に帰宅してパソコンを開いたら、出品したiTuneギフトカード(コードのみ)が売れていました。
まるであっけないくらい、意外と早く売れて、嬉しい限りです。
ヤフオクからはメールで、購入代金の支払完了までは決して発送しないようにとの連絡が入っていました。
購入者へは、取引ナビを通じて、購入に対するお礼と、支払いのお願いを書いてメールを送りました。
文面はネットでテンプレートとして多く見ることができますが、私は妻がやっているメルカリの文面やりとりを参考にしました。
夕方には、払込完了のヤフオクからの通知メールが届き、購入者からも取引ナビを通じて丁寧な文面のメールが届きました。
予定通り取引ナビで、iTuneギフトカードのコード番号を知らせるメールを送りました。
カード実体が無いので、定形郵便としたのですが、追跡無しとして発送通知を出しました。
無いものをあたかも有るように処理して、顧客にギフトカードの送付はありませんと取引ナビでコメントするのも、違和感があります。
カードのコード番号の転記ミスを防ぐため 、NTT-Westのスクリーンショットのトリミング画像で送ろうとしましたが、取引ナビは画像が送れないのでした。
仕方がないので、NTT-Westの履歴からコード番号をコピーして、トリミング画像の番号と合っているか3回確認してから、取引ナビで送りました。
売上完了から即座にPayPay銀行へ売上金が振り込まれた
午前中に外出して、午後帰ってきてパソコンを開いたら、ヤフオクから商品受取完了の連絡が来ていました。
これで売上が完了して、PayPay銀行へ振り込めるようになりました。
私は勘違いしていましたが、出品者、顧客の双方が評価をしないと、売上が確定しないと思っていましたが、そうではなく、メルカリは評価の有無は必ずしも必須ではなかったようです。
落札者から受け取り完了の連絡があると、すべての取引が完了しますが、私からは落札者の方の評価とお礼を取引ナビで送って、今回の取引を終了としました。
月末に近いので、早速、売上金を現金で受け取るため、売上金管理ページから振込依頼をしました。
PayPay銀行口座への振込手数料は無料になります。
方法は簡単で、売上金管理のページを表示して、「現金で振込」ボタンを押すだけです。
振込内容が表示されるので金額や振込先口座(受取口座)などを確認し、[振込依頼]ボタンを押します。
これで、振込依頼の手続きが完了します。
即座に「Yahoo!かんたん決済 - 売上金の振込依頼を受け付けました」というメールがきて、振込金額が記載されていました。
さらに「Yahoo!ウォレット - 振込予定のお知らせ」がきて、振込金額と振込予定日2021年4月26日と、今日の日付が記載されていました。
PayPay銀行からもメールが入って、「振り込みによる入金」があった旨の記載があり、普通預金取引明細照会(ログイン)とURLが表示されていました。
ログインURLをクリックすると、PayPay銀行のログイン画面となりました。
店番号-口座番号、ログインパスワードを求められ、入力してログインボタンをクリックすると、普通預金取引明細照会が表示され、確かにメルカリの売上金が振り込まれていました。
何とも迅速なウェブでのお金の移動で、家のパソコン前の操作だけで、あっという間に私の口座へお金が入ってしまいました。
メルカリだと、銀行への振込に200円かかり、振込完了まで数日かかることを考えれば、ヤフオクの振込無料、即日PayPay銀行へ入金はとても嬉しいことです。