Windows11導入のためPCがシステム要件を満たしているか チェック
Microsoftは6月24日(米国東部時間)、新しいオペレーティングシステム「Windows 11」を発表しました。
サードパーティ製のWindows 11互換性確認アプリ「WhyNotWin11」が6月27日にGitHubで公開されました。
WhyNotWin11では、Windows 11を実行する環境について「CPU」や「Boot Method」、「TPM Version」などいくつかのチェック項目を設けており、対応/非対応がひと目でわかるように視覚化されています。
WhyNotWin11を実行すると、それぞれのチェック項目について数秒のチェック時間を置いたあと、対応している項目には緑色の背景で「OK」、非対応であれば赤色の背景で「X」、不明な場合は黄色の背景で「?」のアイコンをそれぞれ表示します。
製品版は2021年秋にリリースされる予定で、Windows 10が稼働するPCやタブレットには無料バージョンアップが順次提供される見通しです。
プロセッサ
2コア以上の64ビット互換プロセッサ、またはPCやタブレットを構成する複数のチップを1つにまとめたSystem on a Chip (SoC)を搭載している事がWindows11のシステム要件となっています。
また、CPU、マザーボードがTPM 2.0に対応している必要があります。
「コンピューターの基本的な情報の表示」からCPUの製品名、型番などを調べる事ができます。
BIOSのバージョンを調べるには「システム情報」を起動してBIOSモードの項目を確認します。
TPM(セキュリティモジュール)
TPM 2.0に対応しているCPU、マザーボードを搭載している必要があります。
TPM(Trusted Platform Module)とはセキュリティ機能を提供するモジュールのことです。
TPMが有効かどうかはWindows検索にて「tpm.msc」を検索して実行する事で確認可能です。
また「セキュリティ プロセッサ」の情報からもTPMの仕様バージョンなどを確認できます。
無効となっている場合でも、BIOSセットアップからPTT TPM(またはfTPM)を有効にしてシステム要件をクリアできる場合もあるようです。
TPMが有効化されていれば、TPMのバージョンを確認することが可能です。
Windows10リリースから6年目にして新たなOSであるWindows11の正式発表となりました。
Windows10には32bit版がありましたが、Windows11は64bit版のみになっています。
プロセッサ
2コア以上の64ビット互換プロセッサ、またはPCやタブレットを構成する複数のチップを1つにまとめたSystem on a Chip (SoC)を搭載している事がWindows11のシステム要件となっています。
また、CPU、マザーボードがTPM 2.0に対応している必要があります。
「コンピューターの基本的な情報の表示」からCPUの製品名、型番などを調べる事ができます。
また「タスクマネージャー」からもCPUのコア数やスレッド数などの確認する事が可能です。
空きストレージ
64GB以上の空きストレージが必要となっています。
空き容量は「Windows(C:)のプロパティ」や「ディスクの管理」「コンピューターの管理」などから確認できます。
システムファームウェア
Windows 11では、PC/タブレットのファームウェアとして、OSの電子署名を照合する「Secure Boot(セキュアブート)」を有効化したUEFIの利用が必須となります。
空きストレージ
64GB以上の空きストレージが必要となっています。
空き容量は「Windows(C:)のプロパティ」や「ディスクの管理」「コンピューターの管理」などから確認できます。
システムファームウェア
Windows 11では、PC/タブレットのファームウェアとして、OSの電子署名を照合する「Secure Boot(セキュアブート)」を有効化したUEFIの利用が必須となります。
BIOSのバージョンを調べるには「システム情報」を起動してBIOSモードの項目を確認します。
TPM(セキュリティモジュール)
TPM 2.0に対応しているCPU、マザーボードを搭載している必要があります。
TPM(Trusted Platform Module)とはセキュリティ機能を提供するモジュールのことです。
TPMが有効かどうかはWindows検索にて「tpm.msc」を検索して実行する事で確認可能です。
また「セキュリティ プロセッサ」の情報からもTPMの仕様バージョンなどを確認できます。
無効となっている場合でも、BIOSセットアップからPTT TPM(またはfTPM)を有効にしてシステム要件をクリアできる場合もあるようです。
自作PCで用いるマザーボードの場合、TPM 2.0チップを搭載していなくても後から購入して追加できるケースもあります。
詳しくは、PC/タブレットやマザーボードのメーカーのサポートサイトを参照するか、サポートに問い合わせます。
TPMチップの有無やチップが準拠しているバージョンは「Windowsセキュリティ」を使って調べられます。
スタートメニューで「セキュリティ プロセッサ」を検索して実行します。
或いは、TPMをチェックするにはWindowsキーを押して「tpm.msc」と打ち込み、tpm.mscを管理者として実行します。
TPMが有効化されていない場合、もしくはCPUがTPM実行に対応していない場合、TPMの状態情報が表示されません。
グラフィックカード
またGPUが対応しているDirectXのバージョンと使っているデバイスドライバーの仕様は「DirectX 診断ツール」(dxdiag.exe)を使って調べられます。
グラフィックカード
GPU(グラフィックスカード)はDirectX 12以上に対応するものが必須で、そのデバイスドライバーは「WDDM(Windows Device Driver Model) 2.0」以上に準拠する必要があります。
DirectXのバージョン確認はWindows検索にて「dxdiag」と検索してコマンドを実行することで確認できます。
DirectXのバージョン確認はWindows検索にて「dxdiag」と検索してコマンドを実行することで確認できます。
「Windows」キーを押しながら「R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開いた後に「名前」に「dxdiag」と入力して「OK」をクリックし、「DirectX 診断ツール」を開いて確認することが可能です。
ディスプレイ
サイズ9インチ以上、720p(HD:1280×720ピクセル)以上、表示色8bit(256色)以上のディスプレイが必要となっています。
ディスプレイの解像度は「Windows設定」ー「システム」ー「ディスプレイ」の項目にして確認可能です。
ディスプレイ
サイズ9インチ以上、720p(HD:1280×720ピクセル)以上、表示色8bit(256色)以上のディスプレイが必要となっています。
ディスプレイの解像度は「Windows設定」ー「システム」ー「ディスプレイ」の項目にして確認可能です。
スタートメニューで「dxdiag」を検索して実行します。
対応CPU
Microsoftが発表したサポート対応CPUは、intel core iシリーズの世代的には第8世代(8000番台)からという事になっています。
またAMDは「Zen+」以降のアーキテクチャを採用するRyzenプロセッサが対応の目安となっています。
第8世代のcore iシリーズは2017年末からの販売開始ですが2016年以降のWindows10搭載PCにはTPM 2.0が要件に入っています。
対応可能かどうかをチェックするMicrosoft公式アプリ
利用しているWindowsパソコンがWindows11に対応可能かどうかをチェックするMicrosoft公式アプリがあります。
以下のページにある「互換性の確認」にある「アプリをダウンロード」からチェックアプリをインストールできます。
この場合、Windows 10は2025年10月14日までサポートされます。
サードパーティ製のWindows 11互換性確認アプリ
対応CPU
Microsoftが発表したサポート対応CPUは、intel core iシリーズの世代的には第8世代(8000番台)からという事になっています。
システム要件上でネックになりそうなTPM 2.0、それに対応している第4世代(4000番台)以降からのCPUでも大丈夫そうではあります。
また、CeleronやAtomでも割と新しい型番のものであれば要件は満たせるかもしれません。
CPUの一覧については今後追加で更新される可能性も考えられるため、必ずしもこのリストにないからといってWindows 11にアップデートできない表示になる原因とは限らない面があります。
対応可能かどうかをチェックするMicrosoft公式アプリ
利用しているWindowsパソコンがWindows11に対応可能かどうかをチェックするMicrosoft公式アプリがあります。
以下のページにある「互換性の確認」にある「アプリをダウンロード」からチェックアプリをインストールできます。
新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft
作者は米国在住のRobert C. Maehl氏です。
公式サイト: