スマホを補聴器として使えるアプリ


高齢の義父の難聴が進んできて、軽難聴者用と書かれた市販の補聴器を使っていましたが、最近あまり聞こえないというので、もっと義父の耳に特性に合わせられる補聴器でないと駄目かなと思い、市の助成の受けられる補聴器を考えています。

しかし市の助成を受けるためには、指定の耳鼻咽喉科を受診検査をして診断書を作成してもらい、色々と申請書類を準備しないといけません。

もし書類が市役所で受理されて助成が承認されても、最も安い耳掛け式の補聴器を1割の負担で安く入手できるわけですが、手続きは煩雑です。

ということで、スマホを補聴器として上手く利用できないかと考えました。

スマホにはマイク、スピーカー、イヤフォンジャック、必要ならbrue toothも備わっています。

CPUはかなり高性能ですから、ソフトでノイズキャンセル機能やイコライザー調整機能をインストールすることも可能と思います。

ネットを検索してみると、そのようなスマホを補聴器として使える無料アプリが、すでにいくつかありました。


アプリのメリット/デメリット

メリットは、1)金額が非常に安い、2)もしくは無料で入手できる、3)手軽に音が聞こえる環境を試せる、等です。

デメリットは、1)聞こえの調整ができない、2)雑音を拾う、3)衝撃音に対応できない、等です。

アプリの最大のメリットは、低価格もしくは無料で、ネット上で、アプリをダウンロードが可能であることです。

しかし、注意しなければいけないことは、アプリは周辺の音を全て拾うため、雑音が会話の邪魔になります。

また急に食器が割れるなどの衝撃音にも対応できず、そのまま大きな音として耳に届きます。

調整されていない音を大音量で聞き続けると、難聴が進行する原因となるので注意が必要となります。

音を認識する用毛細胞は、大きな音によって刺激されると減少します。

用毛細胞が減少すると、さらに難聴が進行する恐れがあります。

国から管理医療機器として認可された補聴器は、大きな音や雑音を抑制したり、中には高度な調整機能によって、音をひとりひとりの聞こえに合わせることができるものもあります。

本来「補聴器」の名前も、管理医療機器の認可が下りていなければ使用することはできず、認可が下りていないものは集音器などと呼ばれたりします。

アプリも管理医療機器ではないので、分類としては、集音器と同じ音響機器となります。

音響機器は、医療機器ではないので聞こえの改善効果は保証されていませんので、聞こえの改善目的に使用するなら、効果が保証されている補聴器が推奨されます。

アプリを補聴器の予備として使用する場合、室内の静かな場所であれば、会話音のみが増幅されるので、聞き取りやすいです。

また、補聴器の電池切れに備えて、アプリをダウンロードしておくと、緊急時に補聴器の代わりとして使用できるので安心です。


Petralex – 補聴器, 聴力検査, 聴力



聴力矯正や聴力検査が無料でできる健康管理アプリです。

Google Playストアより無料で入手可能です。


各耳に合わせた聴力矯正や、聴力特性に対する自動調整、異なるタイプの環境への適応ができます。

雑音や音ズレがなく、小さな音でもよく聞こえます。

「テストを開始する」タップ→「開始する」タップ→「ブルートゥース、ヘッドセットの耳(左右)を選択」→「テストを開始する」タップ→「聴力テストの時、当器の音量を最大にして下さい」「はい」タップ→「テストを開始する」タップ→音が聞こえたら、赤いスイッチをタップ→8回繰り返す→プロファイルの保存、名前を「リビング」など適当に入力→右上のレ点をタップ→戻るボタンでプロファイル選択画面→「+」ボタンの左に作った「リビング」をタップ→動作開始、イヤフォンから音が出てくる

聴力テストがイコライザー設定になっているので、使用する人に合わせた音の調整が行えます。

ただしアプリの遅延はあります。

設定で細かく増幅などが選択できます。

バックグラウンドで動き続けるため、終了させるには、電源offしかないようです。


マイク、 補聴器、メガホン




Google Playストアより無料で入手可能です。

大きく分けて2つのモードがあります。

1)会話音声中心の設定(周りの音はやや控えめに聞こえる)

2)テレビの音中心の設定(周りの環境音を際立たせノイズも大きく増強される)

音の遅延はありますが、音場効果の設定もできます。

低音強調、イコライザー(選択式)、残響音(今回はoffがおすすめ)