急に片方の耳が熱くなるのはなぜか
夜、パソコンに向かっていると、右耳だけ熱くなっていることがあります。
左右の耳たぶを触ると、明らかに右だけ熱くなっているのが分かります。
特に痛くも、痒くもなく、寝て翌日になると自然に治っています。
一体どんなことが考えられるのか調べてみました。
外耳道炎
耳が熱くなる症状がある炎症の症状に外耳道炎があります。外耳道炎が起きやすい人そうでない人も居ます。
耳の病気としてなりやすのが外耳道炎です。
これは、熱い、かゆみ、痛みといった症状が表れますが、人によっては全く気にならなかったり、なんとなく違和感がある程度だったりします。
それは初期症状の段階で、普通ならこのまま治っていくことが多いのですが、悪化してしまうとかゆみや痛みがひどくなってしまいます。
また、悪化の症状として、耳から膿が出る、夜眠れなくなるほどの痛みや耳鳴りを感じる人もいます。
外耳道炎は耳かきや耳掃除を念入りにしすぎる余りに外耳道を傷つけてしまい、雑菌が入り炎症を起こしてしまうことでなってしまいます。
外耳道は、耳の入り口から鼓膜に通じる細い通路のことです。
ここが傷つくことが、熱い、痛い、かゆいという症状へとつながります。
また、髪につけるワックスやムースなどの整髪料やピアスなどによる金属アレルギーで炎症を起こしてしまうこともあります。
他にも、外耳道を傷つけたり雑菌が入る原因は、風呂上がりやプールや海などに入る時です。
例えば、海やプールに入る前に外耳道が傷ついていると耳に水が入った時に雑菌が混じり炎症を起こしてしまいます。
また、何もない状態でも、耳に水が入り水あかが膨張したことによって、耳かきをするそのタイミングで傷つけてしまうことも考えられます。
耳に水が入るといつも以上に力を入れて耳かきをしがちなので注意が必要です。
外耳道炎になった場合、初期であればかかずに放っておくことで、数日で炎症はおさまってきます。
ただし、痛みやかゆみが強く感じるときは耳鼻咽喉科へ受診することをおすすめします。
特に、できものができている場合は膿がたまっている可能性があります。
自分でつぶすのは悪化させるだけです。
また、予防策として正しい耳掃除の仕方を知っておくことも大切です。
耳掃除は、一番耳あかが溜まりやすい耳の入り口から1cm前後のところを中心に掃除します。
外に押し出すような感じで耳あかを取り除きます。
耳の皮膚はとても薄く、耳かきではかき出す時にひっかいてしまう可能性もあります。
できれば綿棒を使う方がおすすめです。
つい、耳の奥にあかがたまっているような気がしてしまいますが、無理に鼓膜近くの奥まで入れてしまうと逆に耳あかを鼓膜にくっつけてしまう可能性がありますので十分気をつけます。
耳掃除のペースは1〜2週間に1回ぐらいがベターです。
自律神経の乱れ
熱はなく、風邪でもないのに、耳だけがほてったような熱さや赤くなる…。
明らかに耳以外に体調不良の箇所の自覚がない場合は、自律神経の乱れが原因と考えられます。
自律神経は、消化器、循環器、呼吸器などの活動を調整するために24時間フル稼働で働き続けている、最も大切な神経です。
この自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから構成されています。
それぞれの働きと特徴は以下のようになります。
交感神経…日中に私たちの活動をサポートしてくれる神経です。
交感神経が優位になると、血圧や心拍数、血糖値などが上がり、肺は酸素をたっぷりと受け入れる状態になります。
目は冴え、空腹感は感じにくく、頭の働きがよくなります。
副交感神経…夜に働く神経で、リラックスし、疲れた体を癒します
副交感神経が優位になると、血圧や心拍数、血糖値などが下がり、空腹を感じます。
体が興奮を冷まし、休めるモードになります。
睡眠時や夜のゆったりとした時間に副交感神経が優位に働きます。
本来ならば、この2つの神経がそれぞれバランスよく働くはずですが、ストレスにさらされる状態になると、うまく働かなくなってしまいます。
また、過労や事故、ケガ、温度なども気候による外からの刺激も身体的にストレスがかかり、自立神経が乱れる原因となります。
不規則な生活でも自律神経は乱れます。
自律神経の乱れによる症状は以下のようなものがあります。
<全身にみられる症状>
倦怠感(だるさ)・疲労感(慢性的な疲れ)
微熱
冷や汗
食欲不振
不眠
<体の各部位にみられる症状>
頭痛
耳鳴り
動悸
めまい・立ちくらみ
のぼせ・冷え
吐き気・胃もたれ
味覚障害
下痢・便秘
生理不順
<精神的にみられる症状>
うつ症状
不安感
イライラ
情緒不安定
倦怠感(だるさ)・疲労感(慢性的な疲れ)
微熱
冷や汗
食欲不振
不眠
<体の各部位にみられる症状>
頭痛
耳鳴り
動悸
めまい・立ちくらみ
のぼせ・冷え
吐き気・胃もたれ
味覚障害
下痢・便秘
生理不順
<精神的にみられる症状>
うつ症状
不安感
イライラ
情緒不安定
このうち、耳が赤くなる、熱いのはのぼせにみられる症状のひとつです。
もし、耳以外にも上記の症状にあてはまる場合は、これを機会に内科などで相談をしてみるのもいいかもしれません。
また、ストレスを解消しようと、お酒を飲む、外食を楽しむ、ゲームや映画に没頭するなどの方法がありますが、意外と身体的にはストレスがかかっている場合もあります。
というのも、本来リラックスするはずの時間帯の夜(副交感神経が優位に働いている時間帯)に、興奮を高める飲酒やゲームなどはかえって逆効果の可能性もあります。
特に、胃腸や内蔵にかかるストレスは気づきにくいので、暴飲暴食や不規則な食事は気をつけるようにします。
耳が熱い、赤いのを含めて、自律神経のバランスが乱れた様々な症状に対しては、医療機関で薬などの対処療法を取ることは可能です。
ただし、根本的な治療は自分の中にあるストレスとどのようなものか向き合うことがポイントになってきます。
とはいえ、それすらも考えたくないという気持ちの時は、何もせず、考えずに寝てしまうという手もあります。
ストレスがあっても打たれ強い自分を構築していくことが近道ではありますが、一夜にしてなれるものではありません。時には逃げることも有効な手のひとつです。
また、医師やカウンセラーなどのプロの手を借りて、自分を見つめ直すのも手です。
その他で耳が熱くなる原因
もし、冬場だけに耳が熱く、赤くなるのであればしもやけの可能性が高いです。
痛みやかゆみがほとんど感じられないしもやけの場合もあります。
冬に寒暖差が大きい場所にいるとしもやけはできやすくなります。