Thunderbirdで「安全性の低いアプリのアクセス」を無効にし「2 段階認証プロセスを使用」を設定


Thunderbirdのメールが以前から、上手く受信できなかったので、「安全性の低いアプリのアクセス」を有効にして一日使用しましたが、「2 段階認証プロセスを使用」の設定を行ってセキュリティーのレベルを上げることにしました。

Thunderbirdで「安全性の低いアプリのアクセス」を無効にし「2 段階認証プロセスを使用」を設定する手順を備忘録のため残しておくことにしました。

「安全性の低いアプリのアクセス」を無効化

ログインとセキュリティのページにアクセス します。


まずは、「安全性の低いアプリのアクセス」を「オン」から「オフ」に戻しておきます。


「安全性の低いアプリのアクセス」の辺りをクリックすると画面が変わります。


「安全性の低いアプリの許可」「有効」を「無効」にします。


レバースイッチをマウスでスライドして「無効」にします。

最下端に「更新しました」と表示されます。


アカウント画面に戻すと、「安全性の低いアプリのアクセス」は「オフ」になっています。

再びThunderbirdで「アカウント”Gmail”へのログインに失敗しました」というエラーメッセージが出るようになり、メールが受信できなくなります。

「2 段階認証プロセスを使用」の設定



上の方へスクロールしていくと、「スマートフォンを使用したログイン」と「2段階認証プロセス」の「二つのログイン方法の選択があります。

ログインする方法として「スマートフォンを使用したログイン」の方法があるようです。

設定しないと「オフ」になっています。

「>」をクリックすると画面が変わります。



「毎回ログイン時にパスワードを入力する代わりに、スマートフォンで Google からのプロンプトを受け取ります。

スマートフォンが手元にない場合は、パスワードを使用できます。」と説明があります。

ここで「設定する」をクリックすると機能するようです。

今回はこの方法では無く、「2段階認証プロセス」を選択することにします。

右端の「>」をクリックすると画面が変わります。



右下の「使ってみる」をクリックします。

画面が変わり、メールアドレスとパスワードを要求されます。

入力後、「次へ」をクリックします。



右下の「続行」をクリックします。


右下の「送信」をクリックします。


スマホのショートメールに送られてくるコードを入力して、「次へ」をクリックします。

右下の「有効にする」をクリックします。




「2 段階認証プロセス」が有効になりました。


Thunderbirdで相変わらずエラー

しかし、セキュリティレベルが上がったはずですが、Thunderbirdを起動すると、相変わらずエラーが出ます。



Thunderbird画面で「認証方式」を変更

Thunderbird画面の左上にある「アカウント設定」をクリックします。

画面が変わったら「サーバー設定」を選択します。



「認証方式」を「通常のパスワード認証」から「OAuth2 」へ変更します。

OAuth (オー オース) は、権限の認可(authorization)を行うためのオープンスタンダード(無料で利用可能な標準)です。

OAuth2はセキュリティ機能を従来よりも強化した仕様の認証方式になっています。

GoogleのGmailアカウントのメールデータをThunderbirdへ引き渡すための連携に際し、トークンの発行、認証によって、よりセキュリティの高いデータ授受が可能となります。

Googleでは、近々、基本認証の廃止が予定されており、OAuthに対応していない“安全性の低い”メールクライアントからはPOP/IMAP接続ができなくなるそうです。

要するに、メールの送受信ができなくなります。

尚、設定変更作業に際し、複数のGmailアカウントをThunderbirdに設定している場合,同時にOAuth2への設定変更をすると動作がおかしくなるようです。

Gmailへのログイン画面は,どのメールアカウントに対して要求されているものか画面ではわかりません。

そのため、1つのアカウントの認証方式変更が完了するまで,他のGmailアカウントについては作業しないほうが良いということです。

今回のエラーが、複数のGmailアカウントで出ている場合に同時作業はしないほうが無難なようです。


ThuderbirdとGmailのアプリ連携を一旦解除

続いて、ThuderbirdとGmailのアプリ連携を一旦解除します。

Thuderbirdは、閉じておきます。

WEBブラウザを起動して Googleアカウントにログインします。

Googleアカウントにログインしたら「セキュリティ」を選択します。

画面を下にスクロールして、「アカウントにアクセスできるサードパーティ アプリ」項目の「サードパーティによるアクセスを管理」をクリックします。


「アカウントにアクセスできるサードパーティアプリ」の一覧から「アカウントにアクセスできるアプリ」の下にある「Mozilla Thunderbird Email」部分をクリックし、アクセス権を削除します。

ここに「 Mozilla Thunderbird Email」が見当たらない場合は、元々そのGmailアカウントでは ThunderBirdが連携されていなかったことになります。

その場合は、 ThunderBirdを起動し直すと「Googleアカウントでログイン」の画面が表示され、メールアドレスとパスワードの入力を求められます。

そのまま入力を進めると連携されて、この記事の最後のように問題は解消されます。

一方、連携を一旦解除する操作においては、下記のような手順で進めます。

「サードパーティによるアクセスを管理」の画面でThunderBirdアイコンのあたりをクリックします。

すると「アカウントにアクセスできるアプリ」の画面が出てきて、「アクセス権を削除」ボタンが表示されます。



さらにThunderBirdアイコンのあたりをクリックすると、「アクセス権を削除」ボタンが表示されます。


「アクセス権を削除」ボタンをクリックすると「アクセス許可の取り消し」が表示されます。


「アクセス許可の取り消し」確認画面が出たら、OKをクリックします。

アプリ間の連携は一旦解除されました。


再度、ThuderbirdとGmailを連携

続いて、再度、ThuderbirdとGmailを連携させます。

ThuderBirdを再起動後、しばらくすると、WEBブラウザが自動起動し Googleアカウントへのログインを求められるので、ログインします。



以下の画面になったら「許可」をクリックします。

以上で、アプリは連携され、今回のエラーは解消されます。



Gmailにも、ThuderbirdのGoogleアカウントへのアクセス許可により連携された連絡が届きます。