モップ絞り器にはローラー式と回転式がある

拭き掃除をするときに水拭きをするモップを使う場合、モップ絞り器があると、手を汚さずに絞ることができ、水分の残りすぎで床がベタベタになる心配がありません。


家庭でもモップ絞り器がおすすめの理由は、モップの水気が簡単に絞れること、脱水の際に手を濡らさなくていいことなどが挙げられます。


ローラー式モップ絞り器


バケツの上に2つのローラーがついた形になっており、間にモップを挟んで圧力をかける仕組みです。

平らなタイプのモップを絞るときに使い、業務用として使用することが多いです。

外付けペダルを踏んで絞るタイプや、手回し式もあり、また絞り圧が調整できるタイプなど、多機能タイプのローラー式モップ絞り器もあります。


また、バケツがついておらず、空きスチール缶などに装着して使うモップリンガーというタイプもあります。

足踏み式は、ペダルを踏んで水切り用のカゴを回転させ、遠心力で脱水させる仕組みです。

少ない力で楽に脱水できますが、片足で立ちもう片方の足を使ってペダルを踏むため足腰の弱い方には使いにくいかもしれません。


回転式モップ絞り器

回転式のモップ絞り器は回転モップとセットになっています。

バケツの中で丸いタイプのモップを回転させることで、洗浄や脱水ができるのが特徴です。

手軽に使用できるため家庭用として使われることが多いです。

足でペダルを操作するタイプと、手でモップを上下させるタイプに分かれます。

洗浄と脱水の層が別にある2層式と、1層だけの1層式があります。

一槽式よりも二槽式のほうが数が多く、使い方が簡単な傾向があります。

一槽式は洗浄と脱水を1つのバケツで行い、バケツの下部で洗ったモップをそのまま引き上げて水切りするタイプです。

2層式は使い方がシンプルで手軽に使用でき、1層式はコンパクトで収納しやすいのがメリットです。


ローラー式モップ絞り器の使い方


足踏みタイプのローラー式モップ絞り器の使い方は下記の通りです。

1.
バケツの中に水を入れ、バケツの持ち手を下げます。

2.ステップ付きタイプならこちらも下げておきます。

3.ステップを踏んでモップ毛をローラーの間に挟みます。

4.ペダルを踏んで圧力をかけたらゆっくりと引き上げます。

ジワジワと少しずつ圧をかけることで、水分をしっかりと絞れます。


回転式モップ絞り器の使い方



足踏みタイプの2層式の回転式モップ絞り器の使い方は下記の通りです。


1.洗浄の層にモップを浸して水分を吸収させます。

2.脱水用のザルにモップを移動します。

3.柄が垂直になるように持ったらペダルを踏んで脱水します。

柄は回転するのでグリップ部分を持ってから脱水します。

ザルからモップ毛がはみでていると水が飛び散るので、収まったのを確認してから脱水します。


製品

アイリスオーヤマ/「回転モップセットKMO-490S」

価格:\3.581(アマゾン)

回転モップとモップ絞り器がセットになった2層式の商品です。


ペダル式になっているので、洗うときは、突起の付いた部分と水流が回転することで簡単に汚れが落ちる仕組みとなっており、脱水も遠心力を使って、踏むだけで簡単に脱水できます。


高い吸水性と脱水製をもつマイクロファイバー製のモップは2個付属しており、取り付けや取り外しも簡単です。



ダスキン/「水モップ絞り器」

価格:\6,963


ローラー式のシンプルなモップ絞り器で、圧力をかける外付けのペダルがついています。

両足で本体を固定し、外付けペダルを踏み込んで絞るので、ローラーにかかる圧力が非常に強くなり、しっかり絞れます。


テラモト(TERAMOTO) MMモップ絞り器 C型

価格:¥3,291(アマゾン)




両足で支えるので、バケツがぐらつくことなくモップを引き上げられるので、硬く絞れます。


アズマ工業 /「回転モップトルネード丸型セットTSM545」

価格:3,618(アマゾン)


コンパクトな一掃式の回転式モップ絞り器です。







モップを上下させることで洗浄と脱水ができます。


バケツの内側にフチがあるため、脱水時に水が飛び散りにくいです。


山崎産業/「コンドルスクイザージョイステップ」

価格:\13,090(アマゾン)


業務用として活躍する高機能タイプのローラー式モップ絞り器です。


絞り圧を調整できるため、モップの厚みや掃除する場所によって絞り圧を変えられます。

作業状況に応じて4段階の絞り圧を調整できます。


さらに注水用のホースホルダーや排水ホースがついているため、水の出し入れの手間を軽減できます。

2つのローラーの間にモップ糸を挿入し、上下に動かしてすすぎ洗いをします。

カチッと音がするまでペダルを踏み込んで、モップ糸を固定します。

踏み込んだペダルを繰り返し踏むと、モップ糸が絞られながら上方へあがってきます。


破損・修理事例

アイリスオーヤマ回転モップ KMO-490S


1)ペダルを踏む際に引っかかるようになり、ムリに踏み下げると戻ってこなくなる故障を修理した事例です。



ギアが引っかかっているものと考え、分解して点検すると、シャフトを回すワンウェイベアリングが嵌っている最終段の小さなギア(2個とも)に亀裂が入っています。


アイリスオーヤマのサービスセンターに連絡して交換用の部品(部品代、送料込みで2千円弱)を送ってもらい交換して修理は完了しています。

2)水の中で回る洗浄の部分が回らなくなってしまったため修理した事例です。


洗浄用のヒンジを回すギヤが割れてしまっています。

新しいギヤに交換しても、構造上割れるのは時間の問題なので、2度と割れないように改良しています。


ホームセンターで150円ほどのホースバンドを買って締め付けています。

しっかりとギヤに掛かるように、ギヤの一部をルーターで削り込んで、ホースバンドの締付け部がギヤに噛み込むようにし、さらにビスを一本打ち込んでいるとのことです。


テラモトのモップ絞り器「エールスクイザー」

テラモトは、同社が製造したモップ絞り器「エールスクイザー」について、使用中にバネの金属片が飛んで負傷する事故が起きたと発表し、製品交換を実施しています。



対象製品は、「エールスクイザー C型 CE-440-000-0」と「エールスクイザー B型 CE-440-100-0」。

販売期間は1993年2月~2013年5月。

対象台数は15,393台だが、2006年2月以前に販売したものに関しては、販売記録が保存されていないため不明ととのことです。

事故の原因は調査中だが、踏み込みペダルを離した際に、ローラーを戻すためのバネを保護する樹脂が摩耗してバネが破断し、事故に至ったと考えられるということです。

テラモトでは、想定していなかった使用法によってバネ部品が破損したと捉えているが、注意事項を明記するなどの措置が十分でなかったとしています。

対象商品は廃番とし、製品の回収と交換を行なっています。