ドアのキーキー音の対処


リビングのドアの開閉時にキーキー音が出るようになったので、対策することにしました。

ドアの開閉時に「キーキー」ときしむような音がする場合は、ねじのゆるみや油切れによる潤滑不良などが考えられます。


潤滑剤はシリコンスプレー


通常、ドアは生活していてストレスを感じるほど大きな音が出るものではありませんが、「キーキー」或いは「ギーギー」音がする場合、ドア自体になんらかの問題が起きている可能性が高いです。

軽く見て放置し続けると、状態がさらに悪くなり、ドアの部品が摩耗し、取り付けが歪んで接合部が傷み、最悪破損する恐れもあります。

「キーキー」音は大概、潤滑スプレーを蝶番に吹き付けて、蝶番の滑りをよくすることで、扉の異音問題を解決することができます。

潤滑スプレーにはオイルスプレーやシリコンスプレー、グリーススプレーなどの種類がありますが、なかでもシリコンスプレーがおすすめです。

オイルにシリコンが入っているのでより滑りが良くなります。


KURE556も使用してOKですが、オイルスプレーには万能なイメージがあるかもしれませんが、大量に吹きかけすぎると、元々あったグリースも流れてしまって乾燥すると蝶番が錆びやすくなってしまいます。

KUREシリコンスプレーは、被膜をつくることで滑りをよくする効果があり、扉の蝶番のほか、よくキーキー鳴ることの多いアルミサッシの網戸、ふすまやカーテンレール、木製の机の引き出しの滑りが悪いときなど、多用途で活躍するので、1本持っておくと便利です。

また、KUREシリコンスプレーは、溶剤を使っていないので、金属だけではなく、ゴム、プラスチック、紙、木材などにも使えます。

使用した箇所の防水効果もあり、つや出しにも使えます。


また、乾燥性の低いKUREのグリーススプレーは粘着性があるため、より長時間効果が持続します。

ヒンジにはもともとグリスが塗布してあるので、シリコンよりは、本来なら軸にグリスを再塗布の方がベターです。

潤滑スプレーが手元にない場合には、KURE556を少量スプレーして柔らかくするだけでもOKです。

但し、パーツクリーナーはNGです。

これは溶剤で汚れを溶かすだけのものです。

潤滑させる機能はありません。余計にきしみ音がひどくなってしまいます。


蝶番の隙間から、心棒に向かってスプレーオイルを吹き付けます。

スプレーが垂れて床や扉についたままになってしまうと、染みなどの原因になるため、ペーパーを添えながらスプレーし、余分なオイルはしっかり拭き取っておきます。

扉に付いているすべての蝶番にスプレーを吹きかけ、何度か開け閉めをして油をなじませれば完了です。

吹きかけた後、しばらくキーキー音がしていても、何度か開閉しているうちに、次第に接触部分に潤滑剤が回って浸透して、次第に音が小さくなり、気が付いた時には音が消えているということもあります。

半固形状の潤滑剤「コンパウンド」などもありますが、扉を持ち上げて蝶番の心棒に塗る必要があるため、そのまま吹き付けるだけのスプレータイプの方が手軽で、作業が楽です。

ドアを持ち上げて蝶つがいから外した後、蝶つがいの棒や穴のホコリを綿棒や布きれで拭き取ってから潤滑スプレーをすると完璧です。

重たいドアを持ちながら上下の棒にはめるのが難しいのですが、足の甲にドアを乗せながらやるとはめやすいそうです。


蝶番のネジを締め調整する


長年開け閉めしているうちに蝶番のネジが緩んで、扉と扉の枠がぶつかってしまっているケースもあります。

「蝶番を留めるねじがゆるんでいる」「蝶番自体がガタガタ動く」「傾いている」場合は、プラスドライバー(2番が目安)で扉の蝶番を止めているネジを締め直してみます。

このとき、蝶番が正しい位置と角度で固定されるように注意します。

場合によっては、蝶番を位置をずらして付け替える必要も出てきます。

毎日何度も開け閉めをすることで、蝶番のネジは少しずつゆるんでいきます。

ネジがゆるむことで扉と扉の枠が接触して、異音が鳴っている場合もあります。

蝶番のネジに合ったドライバーで、しっかり締め直します。


古くなった蝶番は交換


経年劣化した蝶番はサビなどで摩擦が生じ、潤滑油を差しても効果が出ない場合があります。

そんなときは、蝶番自体を交換します。

リフォーム会社に扉の蝶番交換を依頼すると、相場は1~3万円程度です。

蝶番自体は数百円から数千円とそこまで高価なものではありませんが、依頼すると交換費用と出張費用がかかるため、このくらいの価格になります。