車のワイパーゴムの選び方

 私の1996年に購入した古いマークⅡのワイパーゴムを交換したのは、もう何回目になるかわかりませんが、まだ会社生活を送っていた頃は、無頓着でほとんどディーラーで交換してもらっていました。

25年以上が経過しても、まだワイパーのゴムがどこでも容易に手に入るということは、車に色々な技術的進歩があっても、ワイパーそのものは、ほとんど構造的に変わらないということでしょう。

古い車に乗り続ける私のようなカーオーナーにとっては、ありがたいことではあります。

私の車のワイパー替えゴムは、運転席側は、長さ550mm幅8mmで、助手席側は、長さ475㎜幅6mm、となっています。

改めて車のワイパーの選び方について調べてみました。


ワイパーの構成

ワイパーを構成するのはアームとブレード、ゴムです。金具とゴムがセットで正式には「ワイパーブレード」といいますが、一般的には「ワイパー」と呼ばれることが多いです。


ワイパーの種類

トーナメントタイプ

ワイパーアームから小さなフレームを介して、ワイパーゴムが取り付けられ拭き取り部が可動式になっています。多くの車種で採用されている一般的なワイパーです。
私のマークⅡのワイパーもこのトーナメントタイプでした。


フラットタイプ

フロントウインドウの曲面にワイパーゴムとワイパーブレードが一体化されたタイプが「フラットタイプ」と称され、拭き取り能力が高いのが特徴です。

フラットワイパーは、1999年にボッシュが開発・製品化した商品です。
欧州車でよく採用されています。


デザインタイプ

形状はカーブがかっていてデザイン性も高く、風を受けても浮きあがりにくい設計のため、高速走行時での拭き取り性能が向上します。

交換が必要な症状


アームが動くと、エッジ部分は約45度の傾きを保ちながらウインドウを拭き取り、ウインドウに接するラバーエレメントのダブルマイクロエッジの接触部はわずか0.01~0.015mmです。



ワイパーブレードの摩耗やサビによりガタつきが出ている場合は、ゴムだけでなくワイパーブレード本体の交換も必要になってきます。


道路運送車両の保安基準

車検では以下の点検項目に抵触すると、交換あるいは調整しなければ車検に通らないということになります。

1)ワイパーが正常に動かない

2)ワイパーゴムが切れている、またはついていない

3)ワイパーがガラスに触れていないなどで拭き取りが不十分


ワイパーゴムの種類

大きく分けて、次の5種類があります。

1)スダンタードワイパーゴム
2)グラファイトワイパーゴム
3)撥水コートワイパーゴム
4)油膜取りワイパーゴム
5)雪用ワイパーゴム

スタンダードワイパーゴム

新車購入時に取り付いているノーマルタイプと呼ばれる通常のワイパーゴムです。

特徴がないことから、最も安く購入できます。

グラファイトワイパーゴム

ワイパー作動時の摩擦抵抗を軽減する目的でワイパーのゴム部にグラファイトをコーティングしてあります。

摩擦抵抗の軽減は、スムーズなワイパー作動を実現し『ビビリ』や『跳ね』を防止します。特にフロントガラスに撥水コーティングを施してある場合は、グラファイトワイパーゴムを使用します。

撥水コーティングを施したフロントガラスにスダンタードワイパーゴム (ノーマルタイプ) を用いた場合、ワイパー作動時の摩擦抵抗は大きくビビりや跳ねが生じるほか、せっかく施した撥水コーティングを削り落としてしまいます。

撥水コートワイパーゴム

ワイパーゴム部にシリコンをコーティングを施してあるワイパーゴムです。

シリコンコーティングのメリットは、フロントガラスに撥水コーティングを施した場合と同等の効果を得ることができます。価格はグラファイトワイパーゴムに比べ高くなります。

油膜取りワイパーゴム

油膜取りワイパーゴムは、フロントガラスに付着した油膜を取り除きます

雪用ワイパーゴム

雪用ワイパーはゴム部に撥水コートが施してありフロントガラスの着雪 (付着) や氷の生成を緩和するワイパーゴムです。

また低温によるゴム硬化を起こしにくい材質を選定しており、ワイパーゴムの大きさは夏用ワイパーゴムに比べ2倍ほど大きく作られています。

ワイパーフック

ワイパーを取り付けるフック部分で一般的に多く販売されているのは、U字クリップと呼ばれるタイプです。


古い車によっては、ネジで固定するタイプのワイパーアームがあります。

そのような場合には、別売りですがU字フックのアダプターを取り付けるものが販売されています。

輸入車はフック部分が特殊な場合があります。


ワイパーゴムの断面形状



ワイパーゴムの幅は、6mm、7mm、8mm、9mm、10mmとあります。

交換時はワイパーブレードにあわせた断面形状を選んで取り付けます。ワイパーブレード取付部と異なる形状では、正しく取り付けることはできません。

ワイパーゴムは幅のほかに長さも決められています。現在取り付けられているワイパーゴムと同じ長さを取り付けます。


ワイパーブレードの交換方法(取り外し方)

ワイパーを交換する際は、アームを立てて作業を行います。アームが不意に倒れ、ガラス面を傷つけないよう、タオルなどでガラス面の保護を行います。

  1. ワイパーのアームを立てます。
  2. アームを起こし、フロントウインドウから離します。
  3. ワイパーブレードをアームから取り外します。 アームと接続している部分の、コネクターのストッパーを押しながら、ブレードをアームの根元側(下)にスライドさせフックからワイパーブレードを外します。
  4. ブレードを外したアームは、フロントウインドウを傷つけないように、ガラスにタオルをはさんで寝かせておきます。
  5. ワイパーアームを立てて新しいワイパーブレードを取り付けます。新しいワイパーブレードをブレードクリップに引っ掛け、ワイパーブレード本体を上に引き上げます。このときカチッと音が聞こえるまで上げます。
  6. 取り付けたら、ワイパーが正常に動作するかを確認します。




ワイパーゴムの交換方法

ワイパーゴムは、ブレードから横方向にスライドすれば引き抜けるようになっています。

ゴムの端のうち、どちらかには外れ防止のためのストッパーが付いています。ストッパーの形はブレードの種類によって異なり、くぼみにゴムをはめているタイプや、被せものをしてゴムを留めているタイプなどがあります。ストッパーを外す前に、どのようにゴムが留まっているのかを確認しておきます。

ゴムをブレードから外した際、一緒に金属の棒などゴム以外の部品が外れることがあります。これは新品のゴムに付属していないこともあるため、廃棄してしまわないようにしましょう。

ブレードのアームへの差し込みが足りていないと、ロックがかからなかったり、効きが弱くなったりします。「カチッ」という音やロック部の動きを目でチェックします。適度な力でブレードを引っ張り、外れてしまわないかを確認するのも良いです。


メーカー

売り場で比較的多く見られるのは、PIAA、BOSCH、NWBで、コストパフォーマンスが高いのはPIAA、NWBです。


PIAA

PIAA株式会社(ピア)は、東京都文京区に本社を置く自動車部品・用品メーカーです。市光工業株式会社の連結子会社です。(市光工業はフランス大手のヴァレオ・バイエンの子会社となりました)

モータースポーツへの支援に積極的な企業で、WRCではヒュンダイ・シトロエン・トヨタにランプ、撥水ワイパーを供給しています。

参考:PIAA適合検索システム


BOSCH

ボッシュは、ドイツのシュトゥットガルト近郊ゲルリンゲンに本社を置き、設立は1886年にさかのぼることができる、多国籍エンジニアリング・テクノロジー企業です。
BOSCH(ボッシュ)のワイパーブレードは、車種別適合品サーチを利用して、愛車にあった商品を簡単に選べるのが特徴です。国産車か輸入車かを選んだあと、ワイパーブレードの機能を選択して車種を選ぶことで、適当した商品を確認できます。種類も豊富で、雪専用ワイパーブレードも扱っています。

参考:車種別適合品サーチ | ボッシュの自動車パーツ/アクセサリー | ボッシュ・イン・ジャパン (bosch.co.jp)


NWB

NWB日本ワイパブレード株式会社は、1965年に設立され、埼玉県加須市に本社を置く、ワイパーアーム&ワイパーブレードを製造・販売する日本の会社です。

デンソー系の自動車部品メーカーで、ワイパーアーム・ブレード製造の最大手です。マレーシア・韓国に生産拠点があり、米国に販売拠点を置いています。

NWBのワイパーは、コスパパフォーマンスが高く、純正品としてNWBメーカーのワイパーを装着している車種も多く、高い品質で安心感があります。

参考:車種別適合検索



SOFT99

SOFT99(ソフト99)のワイパーブレードは、撥水機能に優れているのが特徴です。同メーカーの撥水ガラスコーティング剤である、ガラコを配合したシリコンラバーを採用しています。乾いた状態でワイピングを行うことで、フロントガラスに撥水コーティングが施せます。


CAR MATE

CAR MATE(カーメイト)のワイパーブレードは、優れた払拭性能を備えているのが特徴です。国産車のフロントガラスに使いやすいように設計されており、ガラス面へのフィット感が高く、拭きムラになりにくいのがメリットです。主張しすぎないスタイリッシュなデザインで、空気抵抗を低減できるため、浮き上がりや風切り音を制御する効果もあります。

ネット通販での購入

私は、通常ネット通販は、amazon、楽天、Yahooショッピング、ヨドバシドットコムを使います。

今回のワイパーゴムの購入は、PIAAとNWBで検索することにしました。
それぞれの、メーカーの提供する車種別検索を利用すると下記の型式が分かりました。
因みに私が現在使用している古いマークⅡの運転席側のワイパーゴムの長さは550㎜、幅8㎜です。

PIAA  クレフィットタイプ  CFW55 最安値¥528(ヨドバシドットコム)

PIAA  グラファイトタイプ  WGW55 最安値¥550(ヨドバシドットコム)

NWB  グラファイトタイプ  GR13-AW2G  最安値¥667(Yahooショッピング)

NWB  撥水タイプ      AW55HB  最安値¥814(ヨドバシドットコム)

amazonは、プライム会員であれば、送料が無料になるので、最安値になるのですが、会員以外は2,000円以上購入しないと、送料410円が掛かります。

ヨドバシドットコムは送料が無料になるので、最近のネット通販では最安値になる場合が多いです。私がよく利用するコンビニ支払いも手数料が掛かりません。

楽天、Yahooショッピングは、時々割引クーポンがあるので、安く購入することができる場合があります。今回も、GR13-AW2Gの価格を検索した際に300円の割引クーポンがついていました。

今回の最安値は、PIAA  クレフィットタイプ  CFW55 最安値¥528(ヨドバシドットコム)でしたが、私の車はワイパーのビビりが起きやすいので、わずか22円しか金額差がないこともあり、最終的に、PIAA  グラファイトタイプ  WGW55 最安値¥550(ヨドバシドットコム)を選択することにしました。