欠損摩耗したプラスチック製品を肉盛りして再生するプラリペア
フィリップスシェーバーの、摩耗したプラスチック部分の突起部分を修復する方法について、ネットで同じような事例を探していました。
残念ながら、同じような修復例はありませんでしたが、「プラリペア」という製品を使って修復している事例が多く見られました。
プラリペア
梱包箱にプラスチック造形補修接着剤と書いてあり、「折れ、割れ、欠け」「作って直せる」とありますから、キャッチフレーズとしても、期待を持てそうです。
パウダー状の樹脂粉にプラリペア溶液を染み込ませて化学変化を待つことで、粉末サラサラだった樹脂粉が、硬化一体化するのがプラリペアの特徴であるとしています。
プラリペアは固まるとアクリル樹脂になるようです。
接着部分も溶かして、固まると一体化して強度が高まるといいます。
今回のシェーバーの摩耗部分に合わせて、色は黒色が良いのですが、黒色はカーボン入りで微弱な電流が流れるので、絶縁を要する場所には適さないようです。
絶縁を求める場合は、プラリペア溶液の方にアクリル絵の具などによって色を付けると良いようです。
セット購入できる「型取くん」を使えば、折れて飛んでしまった部品を再生することもできるそうです。
プラリペアの特徴
各種素材(対象物参照)に化学結合あるいは付着接着します。
接着材料、充填材料(すき間のある物の接着)、
造形材料(穴うめ、欠けた部分の補修、ネジ山再生)、
絶縁材料として利用できます(黒色以外)。(黒色はカーボン入りで微弱な電流が流れるので不向きです。)
硬化後、樹脂になり、大きな力や振動の加わる部分の接着も安心です。
室温で短時間のうちに硬化します。
(5分/25℃)
各種素材(対象物参照)に化学結合あるいは付着接着するので、接着材料、充填材料、造形材料、絶縁材料(黒色以外)として利用できます。
硬化後はプラスチックと同等の物性を発揮します。
(硬度:ヌープ硬さ11、耐熱温度:100℃、曲げ強度:6.2×10kg/cm2)
補強材(金網、ガラス繊維等)を包容硬化すれば機械的強度を増強することができます。
硬化が早いので、即日に取付けや研磨が出来、表層に塗装、メッキなどの仕上げ処理ができます。
加工面の汚れ取り=脱脂作業は大切で、油分や汚れが残っていると、接着充填が不十分になる恐れがあります。
基本的な作業手順

ビデオで見るとより手順や要領が分かり易いです。
内装パーツの取り外しや取付け時に良く折れてしまう小さなツメ。欠けて無くなってしまった場合は、型取くん+プラリペアで簡単に再生することが可能です。
折れた部分の角を削り接着面積を増やす事で確実な再生補修ができます。
※ヤスリ・カッターナイフ・ルーター等で削る。
折れた部分の角を削り接着面積を増やす事で確実な再生補修ができます。
※ヤスリ・カッターナイフ・ルーター等で削る。
3番目の作業でできた型を、欠けて無くなってしまった所の位置(1番目の写真の部分)に固定しプラリペアを中へ充分に流し込みます。
約5分で化学結合!(25℃)
プラリペアが硬化したらヤスリなどで形を整えれば、できあがりです。
欠損したツメを型取りくんを使って修復した事例
こちらも欠けた部分を型取りして、元通り修復しています。
使用上の注意
実際に使用した人の口コミによると「すごい悪臭がする」や「プラスチックが溶けるようなにおいがする」など、匂いがきついといった意見が数多くあるようです。
このプラリペア溶液の主成分は揮発性のアセトンのようです。
換気に注意をして使う必要があるようです。