紫外線硬化樹脂「Bondic」の使い方
代表的な補修材としては有名な「プラリペア」があります。今一つは「紫外線硬化樹脂」があります。商品名として「Bondic」として売られています。紫外線照射装置から照射される紫外線のエネルギーにより、短時間に重合硬化します。特にシール、接着、コーティング用材料として幅広く利用されています。百均で売っている「紫外線硬化樹脂」ても充分に使えますが硬化に時間がかかります。
これらは造形補修材ですから欠落した部分を再生できます。少し慣れれば歯車なども造り出す事もできます。
BONDIC
BONDICは、欠けた部分や欠損部分に液体プラスチックを重ねて塗ることで形状を回復することができます。
日本でも、東急ハンズやホームセンター、ネットショップなどで販売されています。
価格は2022年5月現在で、\2,240(税込み、amazon)です。
カートリッジのみ(LED無し)では¥1,290(税込み、配送料¥410、amazon)です。
LEDライトは¥1,077(税込み、配送無料、amazon)ですが、電池交換はできません。LEDライトは電池式で1回に4秒ずつ、延べ約8時間使うことができます。
Bondicは液体プラスチックでできていて、まだ固まる前の状態のプラスチックです。
通常のプラスチックは液体の状態から熱をかけたり、射出成型する過程で固まるようになっています。
液体のプラスチックが固まるということは不規則だった分子が整列されるということで、Bondicはこの反応を紫外線をあてることで起こしています。
このキャップ部分から専用UV LEDライトで紫外線を照射することができます。
これを何度か繰り返したら、最後に色を塗って完了です。BONDICは固まったあとに塗装が可能です。
動画を見るとよく分かりますが、固まっていながら多少の柔軟性があるのもメリットの一つです。
使用上のコツ
Bondic®は面を粗くしたほうがよくつきます。切り目などを付けるとさらに強固になります。
Bondic®は紫外線(LEDが付属されています)をあてると硬化します。
何層か重ね塗りします(最大厚さは各層1~1.5㎜)。
接着面は油などの汚れがないようにします。
Bondic®は溶剤を使用していないため乾きません。
表面は、加工(粉砕、切断、研磨、塗装)することができます。また、一度硬化した後、いつでも層を追加、上塗りする事ができます。
使用上の注意
付属のUV LEDライトを直接見つめたり、目にUV LED光を直射しないよう注意します。目に重大な損傷を引き起こす可能性があります。
目から最低でも60cm離して、最大で4~10秒間のみ付属のUV LEDライトを目的箇所にあてるよにします。
目や皮膚に接触しないよう注意します。目に入って目に痛みを感じる場合には、水の中で15分以上まばたきをして、医師の診察を受けます。飲み込んだ場合には、口をゆすぎ、医師の診断を受けます。
皮膚に付着してヒリヒリする場合は、石鹸と多量の水ですぐに洗い流し、医師の診察を受けます。
目や皮膚からBONDIC®を除去するために溶媒を使ってはいけません。
有機溶媒を使って表面のBONDIC®未硬化部分を取り除くことができます。
日光や熱の当たらない場所で箱に入れて保管します。
キャップを閉めた状態で保管します。
子供の手の届かないところに保管します。
BONDIC®は、はんだの代替ではありません。
BONDIC®で絶縁するときは、常に使用前に低い電気抵抗接続があることを確認します。
低電圧接続(低電流)を絶縁した時のみBONDIC®を使用します。AC電圧50ボルト、DC電圧24ボルトまで適用できます。
BONDIC®は高電圧範囲(200~245ボルト、AC 50/60Hz以上の交流)で構成部品を絶縁、結合および/または欠陥を修復するのに適していません。
BONDIC®は釘、ネジ、プラグ、合わせ釘の代替品にはなりません。様々な熱膨張係数の異なる材料間に使用した場合、高い温度の状態ではBONDIC®ははがれる場合があります。
4〜10秒の照射で硬化しにくくなった場合やBONDIC®の表面がべたつく場合、付属のUV LEDライトの光度が落ちていることが考えられます。別売りのBONDIC®UV LEDライトと交換します。
製品およびその容器は付属のUV LEDライトで硬化させた上で、適切に処分します。
下水道に流してはいけません。
