錯視は錯覚と分かっていてもなお不思議

時折、触れてみたくなる錯視の不思議世界ですが、何度見てもどうして騙されるのか、中々理解するのは難しいものです。

錯視(さくし、optical illusion)とは、視覚に関する錯覚のことですが、俗に「目の錯覚」ともよばれ、生理的錯覚に属するものです。

1)ウサギにもアヒルにも見える錯視



左にくちばし、真ん中を目としてみるとアヒルに見え、左を耳、真ん中を目、右端に口がと見ると、ウサギが見えます。どちらかが見えると、片方は見えません。

ドイツのユーモア雑誌Blätterの1892年10月23日号に掲載された出所不明の錯視図です。


2)本来凹んでいるはずなのに立体的に見えるマスク


マスクがゆっくり回転するにつれて、本来凹んでいるはずの裏側が、立体的に見え、しかも逆回転に回っているように見えます。

3)距離によって画像が変わる錯視


最も近づくとアインシュタインが見え、遠ざかってみるとマリリン・モンローが見えるようになります。

このハイブリッド画像はMITで開発された錯視であり、視認距離に応じて2つの異なる画像が見えるようになります。


4)アナモルフォーシス


アナモルフォーシス(Anamorphosis)とは、歪曲した絵を特定の角度から見ることで、正しい形に変形するデザイン技法をいいます。


5)イチゴの色は何色


若干青みがかっているものの、タルト生地の上に、たくさんの“赤い”イチゴが乗っているように見えます。


赤く見える部分をどんどん拡大していくと、そこには「赤」はなく、青みがかったグレーがあるだけです。

人間の脳は、「存在しない色」を補完して感じていまうためと考えられています。