くしゃみをしたら、左脇腹に痙攣したような激痛

夜、パソコンに向かっていた時に、たまたまくしゃみをしたら、左脇腹に痙攣したような激痛が走り、手で押さえ、少し伸ばすようにしたらほんの2,3秒後に直りました。


考えられる原因   

くしゃみをすると、かなり大きな圧力が腹部にかかります。

それに伴い、腹部の筋肉が突っ張るためにまれに痛みを生じます。

くしゃみと同時に腹痛に痛みが出るのがたまにであれば、誰にでも起こりうるため心配いりませんが、くしゃみの度に痛むのであれば、消化器系などの内臓の疾患が隠れているかもしれませんので、注意が必要です。


猫背・デスクワーク

猫背の人やデスクワークの人など、同じ姿勢を長時間取り続けたり、足を組む癖がある人は、筋肉に負担がかかり、横腹が痙攣する場合があります。

悪化してしまうと、慢性的な痙攣や筋肉の痛みを感じるようになってしまうかもしれません。

2時間に1度くらいは、ストレッチをして意識的に体を動かすように心掛けます。


対処法

くしゃみの度に腹痛が起こるような場合には、腹部のどこが痛むのかを指で押さえながら場所を特定します。

腹痛が続くようであれば内科を受診し、内臓の疾患が潜んでないかを診察してもらいます。

肋間神経痛などの病気でも、くしゃみで腹痛が起きることがあります。


腹部を押さえてくしゃみ

くしゃみをする時にお腹に力を入れないようにするのは難しく、ある程度の腹圧がかかるのは仕方ありません。

くしゃみはかなりの腹圧がかかることは説明の通りですが、一度のくしゃみで腹筋が筋肉痛になることはほとんどありません。

しかし、花粉症などのアレルギーや風邪などでくしゃみが頻発しており、連続して何度も出ているような場合には、腹圧が何度もかかって筋肉痛になることもあります。

そしてくしゃみによる筋肉痛は鈍痛で、くしゃみをした後も少し持続します。

くしゃみによる腹筋の筋肉痛とは、繰り返して腹圧がかかることによる筋繊維の損傷、そして疲労物質の乳酸が溜まることで起こります。

血流を良くして溜まった乳酸を流して、栄養素を十分に筋肉に行き渡らせることが一番です。

お腹を温めて血行促進させると効果があります。

お腹は元々血流が良い部位のため、数日で筋肉痛は治ります。


ストレッチ

くしゃみによって腹筋が筋肉痛になってしまった場合には、ストレッチを行い、筋肉をほぐしてあげます。

前屈をしたり、上体ひねりをして、気持ちいいと感じる程度にストレッチをするようにします。