スズキ・スイフトの自動ブレーキ
スズキ・バレーノが日本での販売中止されたため、スズキのこのクラスでは、スイフトが唯一の選択肢となっています。
スズキ・スイフトは街でよく見かける車種ですが、自動ブレーキはどうなっているのか調べてみました。
スズキ・スイフト4代目(2016年~)
(ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZD53S/ZC83S/ZD83S型)
スイフト(SWIFT)は、スズキが製造・販売しているハッチバック型コンパクトカーです。
2016年12月27日 - 4代目にフルモデルチェンジしました。
2017年1月4日から販売開始しました。
グレード体系は、既存グレードを「XG」と「XL」に集約、先代では特別仕様車として発売されていた「RS」をカタロググレード化しました。
これに、マイルドハイブリッド車の「HYBRID ML」と「HYBRID RS」、1.0 Lターボ車の「RSt」を加え、6グレードとなりました。
トランスミッションは「XG」・「XL」は3代目同様、2WDは5MTとCVTの2種類を設定し、4WDはCVTのみの設定となりました。
「RS」は5MT、「HYBRID ML」と「HYBRID RS」はCVT、「RSt」は6ATとなります。
2代目以降のコンセプトを維持しつつ設計を全面的に見直し、8代目アルトやバレーノで導入された軽量化と高剛性を両立させる新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用しました。
車両全般にわたる徹底した軽量化の結果、3代目と比較して120 kgの軽量化を実現しており、4WD車や後述のスイフトスポーツも含め、車両重量が全車1 t未満となりました。
エクステリア
エクステリアはフロントグリルの大開口化とさらなる低重心化を実現しました。
3代目から継承された縦基調デザインの前後の灯火類はLED化(一部グレードのヘッドランプは除く)され、ガラスエリアはピラーをブラックアウト化しました。
リヤドアのアウターハンドルをCピラーガーニッシュに移し、2ドアクーペのようなサイドビューとしました。
ボディカラーは新規色となる赤系の「バーニングレッドパールメタリック(オプションカラー)」や青系の「スピーディーブルーメタリック」を含む9色をラインナップしました。
またルームミラーは、先代のフロントガラス接着タイプのものから、再び天井吊り下げタイプのものになりました。
内装
内装はナビゲーションパネルやエアコンの操作系を運転席側に5度傾けて配置したほか、メーター、ホーンパッド、エアコンルーバー、エアコンスイッチなどの機能部品を円筒モチーフで統一しています。
メーターは盤面にスピンドル加工(同心円のヘアライン模様)を施し、水温計や燃料計をメーター内に配し、中央にはマルチインフォメーションディスプレイを搭載しました。
このディスプレイはグレードにより4.2インチ大型カラードット液晶又は単色表示液晶が搭載されており、カラードット液晶では走行関連情報やエンジンのパワー・トルク表示などを視覚的に確認することができます。
ステアリングホイールはD型断面に変え、フロントシートは肩部から座面までにかけて立体的な造形とし、座面形状とバネ配置の最適化、高性能低反発ウレタンを採用し、サイドボルスターを高くしました。
安全装備
安全装備も強化されており、スズキ車では初となる、単眼カメラと赤外線レーダーを組み合わせた衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート(以下、DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能(5MT車を除く)、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動切替するスズキ車初のハイビームアシスト機能をオプション設定しました。
また、SRSカーテンエアバッグ&フロントシートSRSサイドエアバッグ、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、リヤシートベルトフォースリミッター&プリテンショナー(左右2名分)、運転席アームレスト(5MT車を除く)も加えてセットにして「セーフティパッケージ」として「XG」を除く全車にメーカーオプション設定しました。
パワートレイン
パワートレインは、3代目の3型で一部グレードに採用されていた1.2 Lの「デュアルジェットエンジン」を改良し、圧縮比を12.5に向上し、低回転域でのトルク向上に加えて、軽量・コンパクト化したK12C型に置換しました。
これにより燃費性能が向上され、2WD・CVT車は「平成32年度燃費基準」、2WD・5MT車はグレードにより「平成27年度燃費基準+10 %」又は「平成27年度燃費基準+5 %」、4WD・CVT車は「平成27年度燃費基準+5 %」をそれぞれ達成しました。
さらに、K12C型にISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた歴代初となるマイルドハイブリッド車を新設しました。
減速時のエネルギー回生やアイドリングストップ後のエンジン再始動をISGが行うことで無駄な燃料消費を抑制し、最長約30秒間のモーターアシストを行うことでエンジンの負担を軽減したことで、2WD車はJC08モード燃費で27.4 km/Lとし、「平成32年度燃費基準+10 %」を達成しました。
併せて、日本国内のスズキ車ではバレーノに次いでの採用となる1.0 L直噴ターボエンジン「ブースタージェットエンジン」であるK10C型も設定しました。
直噴化と過給器を組み合わせることで1.5 L NAエンジン車並みの高出力・高トルクを実現しました。
なお、スイフト用のK10C型は無鉛レギュラーガソリン対応となっています。
仕様
| 概要 | |
|---|---|
| 販売期間 | 2017年9月20日 - (発表:2017年9月13日) |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 5名 |
| ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
| 駆動方式 | 前輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン | K14C型: 1,371 cc 直列4気筒 直噴DOHCターボ |
| 最高出力 | 103 kW (140 PS) / 5,500 rpm |
| 最大トルク | 230 N·m (23.4 kgf·m) / 2,500 - 3,500 rpm |
| 変速機 | 6速MT / 6速AT |
| サスペンション | |
前:マクファーソンストラット式コイルスプリング 後:トーションビーム式コイルスプリング | |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,450 mm |
| 全長 | 3,890 mm |
| 全幅 | 1,735 mm |
| 全高 | 1,500 mm |
| 車両重量 | 970 kg(6速MT) 990 kg(6速AT) |
| その他 | |
| ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク |
マイナーチェンジ
「XG」をベースに、通常は未設定となっている「セーフティパッケージ」を標準装備したほか、フロントグリルにクロームメッキを施し、ステアリングホイールを本革巻に変更、リヤディスクブレーキを特別装備しました。
2018年5月31日
リヤパーキングセンサー、標識認識機能(車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度)、スイフトスポーツで先行採用された車線逸脱抑制機能が標準装備され、ガソリン・MT車を除く全車には後退時ブレーキサポートも標準装備され、既に装備済みの誤発進抑制機能は後退時にも対応しました。
ガソリン・CVT車とマイルドハイブリッド車はACCが停車まで追従する全車速追従機能付となりました。
また、ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]と、リヤクロストラフィックアラートも標準装備されました。
前者のブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]は、ミリ波レーダーをACC車間距離測定用のフロントグリルに加えてリヤバンパーにも内蔵、走行中に隣接車線の後方から接近する車両を検知、検知した側のドアミラーにインジケーターを点灯してドライバーに知らせ、この状態で点灯した側にウインカーを操作するとインジケーターの点滅とブザー音でドライバーに注意を促します。
また後者のリヤクロストラフィックアラートは駐車場などで後退時に自車の後方左右から接近する車両を検知し、マルチインフォメーションディスプレイの表示とブザー音でドライバーに注意を促します。
メーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」は全方位モニター用カメラに周囲を立体的に360°確認が可能な3Dビューが追加され、従来このパッケージに含まれていたステアリングハンズフリースイッチとフロント2ツイーター&リヤ2スピーカーは全車標準装備化されました。