年忌法要に関して知らないことは多い
私の父母は既に他界しているので、私の兄から年忌法要の連絡がくるのですが、年忌法要に関しては色々と決まり事があります。
年忌法要
年忌法要は故人の命日に親族が集まり、僧侶にお経を唱えてもらい、故人を供養するための儀式です。一周忌、三回忌、七回忌など節目の年に実施します。
仏教の教えでは、故人は死後7週間は現世と死後の世界を行き来していると言われています。その間、生前の行いに対する裁きを受け、49日目に生まれ変わる場所が決まります。
故人が亡くなった翌年には一周忌を行いますが、それ以降に行う三回忌、七回忌は数え方が異なります。
亡くなってから満2年の命日が三回忌、満6年の命日が七回忌にあたります。
年忌法要の数え方は独特ですが、「亡くなった年数+1」が回忌数になります。
三十三回忌
三十三回忌は、満三十二年の命日に行う法要です。
多くの宗派では、三十三回忌を過ぎればどのような罪を犯した人でも極楽浄土に行けると考えられているため、三十三回忌を弔い上げとすることも多くあります。
年忌法要は何回忌まで
何年も法事を続けるのは現実的ではありません。
そのため、一定のタイミングで年忌法要に区切りをつける弔い上げを行います。
多くの宗派では、三十三回忌を節目に弔い上げとしています。
三十三回忌を過ぎれば、どのような人でも極楽浄土へ行けると考えられているため、遺族も安心して年忌法要に区切りをつけられます。
近年では親族の高齢化に伴い、早めに弔い上げをするご家庭も増えています。
一般的には七回忌までは親族を招いて法要を行いますが、その次の十三回忌法要で弔い上げを決断する家庭も少なくありません。
年忌法要をいつまで行うかは家庭の考え方にもよるため、三十三回忌を待たずに弔い上げをしても問題ないとされています。
年忌法要をいつまで行うかは、宗派によっても考え方が異なります。
たとえば、真言宗や曹洞宗、臨済宗などは、三十三回忌を弔い上げとする場合が多いです。
また、日蓮宗では弔い上げという概念がないため、法事を仕切る施主が亡くなるまで続ける場合もあります。
いつまで法要を行うかはお寺によっても考え方が異なるため、迷ったときは菩提寺に相談することをおすすめします。
お布施の相場
年忌法要のお布施は、回忌数によって金額が異なります。
一般的には、一周忌は金額が高く、三回忌以降は金額が下がる傾向にあります。
丸一年経つ一周忌では、3~5万円程度のお布施を包むのが一般的です。
三回忌以降のお布施の相場は、1~3万円です。一周忌と比べると規模が縮小されるため、お布施の金額も下がる傾向にあります。
年忌法要に区切りをつける弔い上げでは、通常の法要よりもお布施を多く包みます。
一般的な相場は、3~5万円と言われています。
また、永代供養をお願いする場合は、お布施とは別に費用が発生します。
親族
一般的には三回忌までは親族を招いて行います。
三回忌以降はそれぞれの家庭によって考え方が異なり、親族が遠方に住んでいる場合は、7回忌以降は家族だけで行う選択する場合も少なくありません。
家族のみで実施する場合は、あらかじめ親族に意向を伝えておきます。
また、後日法要が無事にすんだことを知らせる挨拶状を送ると、丁寧な印象を与えられます。
七回忌以降の喪服
法事に出席する際は、一般的には、七回忌以降は喪服でなくてもよいとされています。法事の案内状にも「平服でお越しください」と記載することが多いです。
平服といっても、ジーンズやTシャツのような普段着で参列するのはマナー違反です。
男性であればダークカラーのスーツ、女性であればダークカラーのワンピースやツーピースを着用します。

