洗浄便座の選び方

 ウォシュレットが水漏れしたのを機に、買い替えることにしました。

ウォシュレットは商品名なので、一般には洗浄便座です。

どのような、製品があるのか調べてみました。


温水洗浄便座の大きさ

温水洗浄便座は便座の開口部の大きさによって2種類あります。大型のエロンゲートと標準サイズのレギュラーの2種類です。

大型サイズでは縦の長さが360mm~380mm、標準サイズでは320mm~340mmとなっています。


瞬間式と貯湯式

瞬間式の方が備わっている機能も充実しており毎月の電気代もかなり安く抑えることができます。

温水洗浄便座で温水タンクに湯水を溜めておくタイプの貯湯式には、電気代が高くなるというデメリットだけではなく雑菌が繁殖しやすいという問題点があります。

水の温度を保ち続けることで水の雑菌を消毒するための塩素が失われてしまうことが原因です。


袖リモコンと壁リモコン

リモコンと呼ばれる操作パネルには、本体と一体になっている「袖リモコン」と壁に取り付けて操作する「壁リモコン」の2種類があります。

袖リモコンは、壁リモコンに比べてスペースをとるので、床の掃除がしにくい、斜め下の操作パネルを見るので、首を曲げる必要があり、さらには体を曲げても奥の方は見にくいか全く見えないことがあるので、壁リモコンを使用する方が快適です。

壁リモコンの取付は、トイレットペーパー台の取付穴と伴締めする取付板がTOTO等メーカーから販売されているので購入するか、自作すれば、その取付板にリモコンをビス止めすることにより、壁にわざわざ穴をあける必要はありません。


温水洗浄便座の寿命

温水洗浄便座の寿命は7年から10年前後が目安です。

販売終了後、修理部品が供給されるのは10年です。


省エネ

おまかせ節電は、トイレの使用頻度が低い時間帯を学習し、自動で便座温度を抑える機能のことです。

トイレを使う頻度やタイミングに応じた節電ができるので、快適さを損なうことなく効率のよい節電ができます。

定格消費電力(すべての機能を最大限に使用した場合に消費する電力)が電気代に影響します。電気代は消費電力と使用時間、電気料金によって決まります。

定格消費電力が小さいもののほうが電気代が安くなる傾向があります。

メーカーカタログ仕様表に、年間使用電力量が記載されている場合があります。

一般的に、新しい型式で、高級機ほど年間使用電力量が少なくなる傾向があります。


最低限必要な機能

高級機ほど多くの機能が装備されていますが、機能が多いほど故障の確率も高くなります。

ハイエンドモデルでは、自動フタ開閉、自動洗浄、温風乾燥、マッサージ機能などが付いています。

どの機能まで求めるかは各人の好みですが、最低限ノズル位置調整機能、またはムーブ機能(ノズルが前後に動く機能)を搭載したものがおすすめです。

これらの機能があると、便座の座る場所を調整しなくても好みの位置に温水が当てやすくなります。


リテール・量販店向けモデル

温水洗浄便座は、リテール・量販店向けモデルと正規品モデルとで2つに分かれており、リテール・量販店向けモデルの温水洗浄便座であれば、自分で取り付けを行えます。

リテール・量販店向けモデルとは、家電量販店や通販向けに販売されている商品のことです。

価格が正規品モデルより安く、自分で取り付けられることが特徴です。


メーカー

TOTO

TOTOは、温水洗浄便座の輸入・販売を日本で最初にはじめた住宅設備機器メーカーです。

国内でトップシェアを誇るTOTOは、日本住宅の限られたスペースを活かしてより快適なトイレ空間を実現してくれるメーカーです。

amazonや価格コムのレビューには20年使い続けたという人がよく見受けられるほど、耐久性のある温水洗浄便座を製造するメーカーで、我が家のTOTOアプリコットも19年間、全く故障することなく動き続けてくれました。

TOTOの温水洗浄便座は凹凸が少なくお手入れしやすいという多きな特徴があります。

高級機の「アプリコット シリーズ」が有名です。

オート脱臭や瞬間暖房便座、自動開閉機能などを搭載した高機能モデルを多く販売しており、多彩なラインナップから自分好みの温水洗浄便座を選ぶことができます。

売れ筋は、スタンダードモデルのKSシリーズで、特徴のひとつである「たっぷリッチ洗浄」は、気泡を含んだ水によって少ない水量でたっぷりとした洗い心地が得られると謳っています。

また、使用後に自動でノズルを洗浄するセルフクリーニング機能も搭載しています。

amazonや価格コムのレビューには、最近の製品は、・壁リモコンのボタンや文字が小さくなり、液晶表示も無くなって安っぽくなった、・便器内をLEDで照明しているのは省エネに反する、・人感スイッチが以前の赤外線センサーから物理スイッチに変更となって、座るごとにカチカチ鳴って煩わしい、等々といった意見が出されています。

TOTOが製造する温水洗浄便座はウォシュレットの名称が使われています。


LIXIL

LIXILはマンションなどの建材や住宅設備などを扱っている信頼と実績のあるメーカーで住宅に関する製品であればほとんどすべてを網羅しているという特徴があります。

LIXILはINAXというブランドの商標で洗浄便座を販売しています。

INAXは、1967年に国産初の温水洗浄便座を発売した建材・住宅設備機器メーカーです。

amazonや価格コムのレビューには20年使い続けたという人も見受けられるほど、TOTOと並んで耐久性のあるメーカーです。

LIXILのシャワートイレはおしり洗浄用とは別に、ビデ洗浄用のレディスノズルがあることに加え、ノズルの先端を交換できることが特徴です。

とくに、気泡を含んだシャワーで汚れを落とす「おしり泡ジェット洗浄」を搭載したRGシリーズが売れ筋です。

LIXILが製造する温水洗浄便座はシャワートイレの名称が使われています。



Panasonic

パナソニックは、日本に拠点を置く大手電機メーカーです。

1979年には、トイレ業界ではじめて脱臭機能を搭載し、洗浄・乾燥機能、暖房便座などの基本機能がすべてそろった温水洗浄便座を発売しました。

Panasonicは独自の技術で粒子イオンによる脱臭除菌を行うことができるナノイーを搭載している温水洗浄便座で衛生的に使うことができます。

温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」は、すべてのシリーズでステンレスノズルを採用しています。

AWM・AWKシリーズは、便器面を泡でコーティングする「泡コート」機能を搭載しており、飛び跳ね・汚れの付着を防止できると謳っています。

Panasonicが製造する温水洗浄便座はビューティ・トワレの名称が使われています。


TOSHIBA

東芝ライフスタイルは、2016年から中国の電機メーカーの子会社となりました。

2021年8月には、高効率なセラミックヒーターユニットを搭載した新商品を販売し、温水洗浄便座は全7商品のラインナップがあります。

売れ筋は、「クリーンウォッシュ SCS-SW301」です。

便器のフタが開くと便器内にミストを自動で噴射してトイレ本体の汚れなどを防いでくれる「プレケアミスト」を搭載していることが特徴です。

着座するときにミストを便器に吹き付け湿らせることで汚れが付着するのを防いでくれます。

東芝独自の高効率セラミックヒーターユニットは省エネ性能も高いため電気代を抑えることができます。

また、ノズルは根本から脱着が可能で、まるごと水洗いすることもできます。