女性の腰痛対策
妻が腰痛になったので、車でクリニックへ送っていきましたが、レントゲンを撮った結果、骨に異状は無いと言われ、1週間湿布と鎮痛剤を飲んで安静にするよう言われ、ある意味安心しました。
となれば原因は筋肉の炎症かと思いましたが、このような場合の腰痛対策はどのようなことが考えられるのかを調べてみました。
60代以上筋力の低下
60代以上になると、加齢による老化現象としての腰痛が増えてきます。
例えば、腰椎の変性によって慢性的な腰痛が生じる変形性腰椎症は、60代以上で多く発症する病気とされています。
腰椎の変形が進行すると、腰部脊柱管狭窄症などに移行する可能性もあるため、腰痛を単なる老化現象として放置しないようにすることが肝要です。
一方で、安静にし過ぎると筋力が低下したり、骨粗鬆症が悪化したりする恐れがあります。
適切な治療を受けつつ、できるだけ自力で日常生活を送ったり、生活習慣の見直しを行なったりすることが大切です。
危険度
日本整形外科学会の調査によると、日本で腰痛の人は約3000万人いると推計されています。
腰痛全体の85%を占める非特異的腰痛の多くは、腰の椎間関節や筋肉などに原因があるといわれています。
原因を特定するには、腰のある箇所の神経をまひさせて痛みが取れるかどうかを確認する検査を何か所も行う必要があるため、原因の特定までは行わず、痛みをとる治療が優先されます。
腰痛の危険度は下記のように考えられます。
①じっとしていても痛む=危険度大
②背中が曲がってきた=危険
③お尻や脚が痛む・しびれる=要注意
④脚のしびれにより長く歩けない=要注意
⑤体を動かしたときだけ 腰だけ痛む=危険無し
①~④の項目に1つでも当てはまる場合は、一度、医療機関を受診することが勧められます。①の「じっとしていても痛む」に当てはまる場合、重い脊椎の病気や内臓の病気の可能性が考えられるため、危険度は大です。
②の「背中が曲がってきた」に当てはまる場合、骨粗しょう症によって背骨がつぶれる圧迫骨折が起きている可能性があります。骨粗しょう症は、骨の中がスカスカになる病気で、閉経後の女性に多く起こります。
50歳過ぎから背中が曲がってきたら要注意です。
③の「お尻や脚が痛む、あるいはしびれる」、④の「脚のしびれにより長く歩けない」いずれか1つでも当てはまる場合、腰部脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアなど、腰の神経の障害が原因で症状が起こっている可能性があります。これらの病気は進行することがあるため要注意です。
⑤のみ当てはまる場合は、腰の椎間関節や筋肉などが原因の腰痛である可能性が高いです。
その場合、当面の危険はありません。
ほとんどの腰痛は1か月以内に痛みがなくなる心配のないものです。
ただし、症状が悪化した場合や、3か月以上症状が続く慢性腰痛の場合は、整形外科を受診することが勧められます。
改善予防する体操
腰痛3秒体操
2)両手を後ろに回し、腰に当てます。
手首はズボンのベルトの位置、指先を下向き、お尻の方向に向け、両手の小指がそろうようにします。
ポイントは、つま先に重心を置き、押し込むときにひじを内側に寄せることです。
目線は斜め30~40度。ひざは曲げないようにします。
回数は、「腰痛予防」の場合 3秒×1~2回(できれば毎日)行います。
「慢性腰痛」「腰への負担で起こる腰痛」の場合 3秒×10回(できれば毎日)行います。「腰椎椎間板ヘルニア」の場合 3秒×10回を1日2~3セット行います。
手脚上げ運動
膝抱え体操
両膝を両手で抱えて腰の筋肉を伸ばします。
できるだけ胸に近づけて10秒保つ、慣れてきたら30秒程度保つ、更に慣れたら1分ほど保持してから、体を伸ばします。
回数は、朝昼晩5~10回、或いは1日2~3セット(1セット2~3回)行います。片ひざ抱え込み
片ひざを抱え込み、できるだけ胸に近づけて10秒保ちます。慣れてきたら30秒程度保ちます。
朝昼晩左右交互に5~10回行います。
バックブリッジ
仰向けの状態で膝を立て、両腕を体の横に置き、頭・肩甲骨と足でお尻を浮かせ、体を支えます。
肩と腰、ひざまで一直線になるのが理想です。この姿勢のまま20秒間キープします。
