食器洗い用手袋の選び方
食器洗いに、使い捨ての薄いビニール手袋を使っていましたが、1回使う度に指先に穴が空き、毎日交換していたのでかえって不経済であるように感じました。
また百均一のゴム手袋は、使っていると手から抜けてくる上に、洗剤の活性剤で指どうしがペタペタくっつく代物で、全く使い難いものでした。
先日、妻が購入してきた、食器洗い手袋は少し厚手ですが、指部分がピッタリとフィットしてずれることもありませんし、指部分どうしがくっつくことも無く、使い心地がたいへん良好です。
たかが食器洗い用手袋ですが、毎日のことですから、良いものを使わないと、効率が悪く、QOLが下がります。
厚さ
食器をつかんだ感覚や洗い残しの感覚をしっかりと感じたい人は、薄手タイプの手袋がおすすめです。厚手の手袋をするとどうしても指先の感覚が鈍くなるため、洗い残している油分などがわかりにくくなってしまいます。
手袋をしていてもしっかりときれいに洗うことを優先したい人は、薄手タイプの手袋を選ぶと使い勝手が良いです。
油汚れも落ちた感覚が手に伝わりやすいため、よく揚げ物をする場合や油汚れが多いフライパンを洗う場合にも重宝します。厚手タイプは冬場でも冷たさを感じずに使えるのがメリット。生地が厚手のため、冬でもお湯を使うことなく洗えるのがポイントです。
また、丈夫で耐久性が高いので長く使いたい方にもおすすめです。
一方で、素手と比べて指先の感覚が鈍る傾向にあるため、汚れを落としにくかったり、食器を落としやすかったりする場合もあります。
厚手タイプを使用する際は、慎重に取り扱うように注意します。
素材
塩化ビニルは、比較的安価で種類も多く、繰り返し使っても、手にほどよくフィットするので疲れにくいという特徴があるので、長く使用できます。
ただし熱に弱い特性があるので、熱いお湯を使って素材の質感が変わってしまわないよう注意が必要です。
コスパの高い塩化ビニルは、種類やカラーバリエーションも豊富で好みに合ったモノを探しやすいのが魅力です。天然ゴムは、伸縮性が高くぴったりとフィットします。
手にフィットした状態で食器を洗えるので、途中で脱げたり、ズレたりする心配が少ないのが魅力です。
引っ掻きなどの擦れにも強いため、傷みにくいといえます。
強度が高いため長く愛用できる点も特徴のひとつ。なかでも、手のひらなどに滑り止め加工がされているモノだと、しっかり持ちやすいのでおすすめです。
ただし、ゴムアレルギーの人は手荒れをしてしまうこともあるので注意します。
ニトリル製は、油汚れや薬剤に強く、丈夫で磨耗しにくい手袋です。ニトリルは、石油を原料としている合成ゴム素材を指します。
油汚れなどさまざまなものに強い特性があり、食器やフライパンだけでなく、コンロ周りやレンジの掃除などにも使いやすいです。
丈夫で強度が高く、摩耗しにくいのも特徴です。
フィット感があり手になじみやすく、素手の感覚に近い状態で使えるのもポイントです。
一方で、製品のラインナップが多くない点は注意します。
ポリエチレン製は、いつも清潔に使いたい場合、気軽に使い捨てできます。とにかく薄手なのでたくさんの食器を洗うのには向きません。
少量の食器を洗う際や短時間の使用などのちょっと使い向きです。
フィット感はあまりよくありませんし、少し長く使うと抜けてくるので、食器洗い用としては使い勝手はあまりよくありません。
また指先にすぐに穴が開きやすいので注意します。
ダイソーなどの100均でも取り扱いがあるため、手軽に購入できる点も魅力のひとつです。衛生面が気になる方にも向いています。
大きさ
サイズが合わないモノは、使用中に不快に感じる場合があります。
手よりも少し大きめのサイズのモノがおすすめです。
着脱もスムーズなため、快適に活用できます。少し大きめサイズを選ぶことで着脱が簡単になります。
使用中のフィット感を求める人は、ぴったりサイズがおすすめです。ズレたり脱げたりする心配が少ないものの、着脱しにくい点はデメリットです。
フィットしたもののほうが使いやすいと思いがちですが、あまりにフィットしすぎていると着脱が面倒で、使うのが億劫に感じることもあるかもしれません。
商品によっては、フィットするけれど着脱も簡単という便利なものもあります。
パウダーフリータイプ
天然ゴム製の手袋のなかには、着脱をスムーズにするためにパウダーが塗布されているタイプもあります。
人によっては、このパウダーが原因でかぶれを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
裏地つきや裏起毛タイプ
着脱をスムーズにしたい方や水の冷たさを軽減したい場合は、裏地つきや裏起毛タイプがおすすめです。
厚手のタイプに多いですが、ふわふわとした使い心地が洗い物タイムを心地よくしてくれます。
裏地に抗菌加工がされているものなら、湿気が増えやすい手袋内も清潔に保つことができます。
食器洗い用手袋の市販製品
Qalabka 多機能シリコン手袋最安価格:740円
ヤフー楽天市場
Amazon740円
手のひら側にびっしりとついたシリコン製突起で、汚れを効率よく洗浄できるのが特徴です。
楽天市場3,183円
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長さ・厚さ・デザインなどの異なるさまざまなタイプから、選べます。
フロントップ 食器洗い用手袋
最安価格:2,973円ヤフー
楽天市場2,973円
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ベーシックなフォルムで、シンプルカラーのオードソックスなゴム手袋です。
裏起毛付きで水の冷たさを感じにくいため、手先が冷えやすい人向けです。
Lサイズで大きめなので、女性はもちろん男性や手の大きな人でも使えます。
普通サイズの手袋は手が窮屈で、ゆとりのあるサイズの食器洗い用手袋を探している人にうってつけです。
最安価格 : 649円
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楽天市場715円
Amazon649円
天然ゴムの層の上に、ニトリルゴムをコーティングした食器洗い用手袋です。
耐久性に優れていて、油物にも耐えられる2層構造が強みです。
内側にはさらりとした付け心地のコットン生地を採用しているため、ゴム手袋特有の手を引っ張られるような感覚がありません。
最安価格 : 250円
ヤフー250円
楽天市場297円
Amazon530円
アレルギー物質の使用やゴム特有のニオイを抑えた、メーカー独自素材「低アレルゲン天然ゴム」を採用しています。
スッキリしたデザインで、キッチンのインテリアになじみやすいのが特徴です。
さらに袖口部分にゆとりがある設計のため着脱しやすく、締め付け感を感じず快適に使用できます。
Vgo キッチングローブ
最安価格 : 1,290円
ヤフー
楽天市場
Amazon1,290円
腕をしっかり覆う長袖タイプで、食器洗いに作業にぴったりの商品です。
狭めに設計された袖口は中に水が入るのを防ぎ、袖が濡れるストレスから解放されます。
手のひらと指先部分には突起状の滑り止めがついているので、食器を滑らせてしまうリスクが軽減します。
物を持つときにがっちりと握れる手袋がほしい人向けです。