クシャミをして突然腹筋に激痛
クシャミを数回したら、突然、腹筋に激痛が走り、手で、しばらくして痛みが少しづつ引いて元に戻りました。
このようなことが、数回あったので、これは一体何か、ネットで調べてみました。
原因
血管内の血流が何らかの原因によって悪くなると(血行不良)、筋肉に十分な栄養が供給されないために筋痙攣が起こります。
血行不良の原因としては体の冷え、外気温が低い、長時間の同一姿勢、動脈硬化などがあります。
「つる」とは筋肉が異常に収縮している状態のため、筋肉が「弛緩」する方向に伸ばすと、症状は軽減して消失します。
腹筋(腹直筋)の場合であれば、前に倒す動作時に筋肉が収縮するため、後ろに体幹を倒すと筋肉が弛緩するということです。
無理のない範囲で、えびぞりの姿勢を取ると良いことがあります。
脇腹に近い部分がつってしまったときは腹斜筋の筋痙攣の可能性があるため、左右どちらかに体幹を倒す姿勢の方が効果的と言えます。
筋痙攣を起こす原因の一つが冷えです。
冷えによって血流が悪くなると、筋肉が異常収縮を起こしてしまうことがあります。
そのため、患部をホットタオルや湯たんぽ、カイロなどで温めると血流が改善し、痛みなどの不快症状を緩和することができます。
予防策を取っても頻繁に筋肉がつるような場合は、何らかの病気の可能性があります。
病気ではありませんが、飲んでいる薬の副作用として筋痙攣が起こるケースは比較的多いものです。
一部の利尿剤や降圧剤は体内の水分やミネラルバランスが乱れて筋痙攣が起こる場合があります。
薬を飲む前よりもつりやすくなったと感じる場合は、主治医に相談します。
糖尿病性神経障害を起こすと手足の感覚が鈍くなったり、痺れや痛みが現れます。
定期的な健康診断を受けていない人の中で、「食後の異常な眠気」、「異常に喉が渇く」、「夜間の尿の回数が増える」、「尿が泡立つ・甘い臭いがする」、「(心当たりがないのに)体重が減ってきた」などの項目が該当する場合は、糖尿病の可能性があります。
一度血液検査を受け、医師の判断を仰ぐことが大切です。
閉塞性動脈硬化症とは、動脈硬化によって血管が細くなったり、詰まってしまい、血液の流れが悪くなるために様々な症状が現れます。
「運動をすると痛み・しびれ・冷感が出る」のに、「しばらく休養を取ると痛み・しびれ・冷感が取れる」というのが特徴です。
専門の診療科は循環器科(内科・外科)、心臓血管外科です。
対処方法
病気以外の対処方法としては、様々な方法が考えられます。
腹筋などは手軽にできる筋トレですが、普段それほど使わない筋肉であるため筋肉痛も激しくなります。
腹筋は、笑う、くしゃみをする時など、日常生活の様々な面で使われる筋肉でもあります。
希に、クシャミが原因で腹筋がつる(筋収縮)を起こすことがあります。腹筋の筋肉痛を早く治す方法は、筋肉痛になっている部分を冷やすこと、適切な栄養を取ることなど、通常の筋肉痛対策を講じることです。
筋肉痛を早く治すためには基本的に「温める」「血流をよくする」ことが即効性のある対処方法です。筋痙攣が治まった後の痛みや痺れなどの不快症状を緩和するためには、患部のマッサージや全身のストレッチが効果的です。
マッサージは揉むよりもさするようなイメージで行うと良いです。
痛み走った後、納まってきたら、立ち上がってゆっくり背伸びをする感じで腹筋を伸ばしてあげると良いです。
また、風呂で暖めてあげるのも血流をよくするので良いかもしれません。
筋痙攣を予防するためには、こまめにストレッチなどを取り入れるのも方法の一つです。
筋肉痛は、筋繊維の損傷と乳酸の蓄積によって起こるので、血流によって残った乳酸を流すと同時に、回復のための栄養を筋肉に着実に届けることが大切です。
腹筋は他の筋肉と比べて血液が流れやすい場所にあり、骨とのつながりによって治りが早いとも言われています。
血行不良を避けるために、運動後にはジョギングやランニングを行なうことが良いとされます。これはクールダウンといい、血流を促進する効果があります。
運動を急にやめると、運動時に比べて血流が一気に遅くなって乳酸が溜まり、心臓にもよくありません。
また、静的なストレッチを行うことで、筋肉をほぐして乳酸が一箇所に蓄積するのを防ぐことができます。
うつぶせになって、上体を起こして腹をストレッチするのも効果的です。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルは筋肉の収縮に関わっています。
これらのミネラルバランスが崩れると、特に大量に汗をかいてミネラルが失われると筋痙攣が起こりやすくなります。
スポーツドリンク、塩などを補給します。
スポーツや炎天下での作業を行う際は、こまめに水だけでなくミネラルを補給することが大切です。
また、筋肉疲労の回復を早めるにはタンパク質やクエン酸を摂取すると良いとされています。