スポーツジムの衛生対策


スポーツジムに、安定して通うことに慣れてきましたが、スポーツジムは多くの人が利用するため、衛生に関しては、利用者として気を付けなければならないことがあると感じています。


スポーツジムのコロナ対策

新型コロナウイルスが初めて国内で確認された年は、海外から帰国した保菌者がジムでトレーニングしていたことが原因で感染者が出たことが話題となったことがありました。

それがために、当時まだワクチンが開発途上であったこともあって、スポーツジムは「密閉・密集・密接」になりやすい、いわゆる三密状態だと敬遠された時期もありました。

しかし、現在では消毒などはもちろん、定期的な換気や人数制限など感染予防対策をしっかりと行っているところが多いようです。

スポーツジムでは、人数に余裕をもたせ、一人ひとりの空間を広くとるといった工夫がなされています。

換気や手指だけではなく器具の消毒なども定期的に行い、感染症への対策は他業種と同様にしっかり行われています。


シャワー

私が、毎回スポーツジムを利用して、いつも思うことは、ジムのシャワーは安全だろうかということです。

不特定多数の男たちが入れ替わり使用するわけですから、中には、コロナ保菌者や、最近恐れられている劇症型溶連菌、等々を保菌している者もいるのではないかという恐れです。

リスクを避ける意味からシャワーの使用を控えた方が良いのですが、トレーニングの後はシャワーを浴びて汗を流しすっきりしたいものです。

更衣室の大型扇風機で成るべく汗を引かせるようにしているのですが、これから益々暑くなるわけですから、いつも背中が汗びっしょりというのも気持ち悪いものです。

しかし、ジムのシャワー施設はキレイに清掃されていても、誰かの水虫菌はいつ床についてしまうか分からないので、消毒液を持参して自衛した方が良さそうです。

特に夏場は感染する可能性が高まるので注意する必要があります。


マシンなどのセルフ清掃

マシンなどを使用した後は、備え付けのアルコールまたは次亜塩素酸水で清掃をすることがマナーとなっています。

中には少数のマナーを守らない人もいますので、自己防衛のため、マシンを使う場合は、簡単にマシンを拭いてから利用するのが良いです。

実際に、そのようにしている人もジムの利用者の中に多く見かけます。

どちらかというと、男性よりも女性にセルフ掃除の励行者が多いと感じます。

マシンは使用前後に体・手指が触れるところは備え付けの次亜塩素酸ナトリウム水溶液で消毒することを習慣化することが肝要です。

ストレッチマット・ヨガマットなどは使用前・後に十分な次亜塩素酸ナトリウム水溶液で消毒します。


マスク着用

ジム内では終始マスク着用をして飛沫感染のリスクを下げます。(マウスシールドは不可)

ジム内で大声を出したり、会話を頻繁にする人もいるので、ソーシャルディスタンスにより、自分の身を守ることも必要です。

ロッカールームでは他人との距離を取り喋らないようにします。飲み物は、他人と喋りながら飲むのは厳禁です。

また、ジムの中では素手で顔には触れないようにします。


床に直接置かない

ジムバッグは直接床におかないようにします。

ジム内で持ちあるくタオル・ボトルなどは床に直接おかないようにします。

外履き(普通の靴)を脱いだあとソックスは床につかないように片足立ちで脱いで靴の中にいれます(床は汚染されている)。

帰宅したらジムシューズは干し、靴裏は「リセッシュ除菌 EX プロテクトガード」をスプレー(北里大学がコロナウイルスの不活化効果を確認済み)します。