スバルインプレッサスポーツ タイヤ225/40R18のインチダウン


中古のスバル・インプレッサスポーツ2.0i-Sを購入しましたが、タイヤが225/40R18のため、扁平率が低いこともあって、かなりヒョコヒョコした乗り心地になります。

タイヤをインチダウンした場合について、ネット検索してみました。


扁平率が低いタイヤの利点欠点

扁平率が低い(数値が小さい)ほどタイヤの側面が薄くなり、路面からの直接的な影響を受けやすくなります。

これは特に高速走行やコーナリングで顕著に表れ、タイヤの応答性が高まる一方で、乗り心地は硬くなる傾向があります。

一方で、扁平率が高い(数値が大きい)場合、タイヤの側面が厚くなるため、衝撃吸収性が高まり、乗り心地が向上しますが、反応性やコーナリング性能は低下する傾向があります。

扁平率が高いほど(数値が大きいほど)、タイヤの側面は厚く、それにより路面からの衝撃をより効果的に吸収します。

これは、特に都市部の低速走行や長距離ドライブにおいて乗り心地を向上させ、疲労軽減に貢献します。

また、高扁平率のタイヤは転がり抵抗が小さいため、燃費の向上にも効果的です。

しかし、このタイプのタイヤは側面が柔らかいため、高速走行や激しいコーナリング時のハンドリング性能は低下し、車の反応が鈍くなる傾向があります。

一方、扁平率が低い(数値が小さい) タイヤは、サイドウォールが薄くなるため、路面の情報をダイレクトに運転手に伝えることができます。

ただし、低扁平率のタイヤは路面の不均一や振動を直接伝えるため、乗り心地は硬くなりがちです。

特に不整地や長距離ドライブでは、不快な振動や騒音が発生する可能性があります。

扁平率40のタイヤは、側面の高さがタイヤの幅の40%であることを意味します。

例えば、タイヤ幅が225mmの場合、側面の高さは90mm(225mmの40%)となります。

この低い扁平率は、タイヤが路面からの情報をダイレクトにドライバーに伝え、走行性能を向上させます。

特にスポーティな走りを求める場合に適しています。

ただし、このタイプのタイヤは路面の凹凸を直接的に感じるため、乗り心地はやや硬めになります。

扁平率が高い タイヤのもう一つの魅力は、価格の面での優位性です。

一般的に、扁平率が高いタイヤは、技術的な複雑さが少なく製造コストが低いため、低扁平率タイヤよりも安価で販売されることが多いです。

インチダウンが車検に影響を与えるかどうかは、日本の車検基準におけるタイヤに関する規定により決定されます。

車検では、タイヤのサイズが車両の型式指定や制限に合致していることが要求され、具体的にはタイヤの外径が変わり過ぎないことが重要な条件です。

この外径の変化が原因でスピードメーターの表示に誤差が生じると、車検基準から外れる可能性があります。

さらに、タイヤのロードインデックスも車検の合否に影響します。

ロードインデックスはタイヤが支持できる最大荷重を数値で表し、この指数が車両の重量に適していないと、タイヤの安全性に問題があると見なされ、車検を通過できないことがあります。

また、インチダウンを行う際にはホイールとブレーキキャリパーとの間に十分なクリアランスがあること、タイヤがフェンダーや車体に接触しないことも検査の対象となります。

タイヤやホイールの選択ミスがあると、車検時に整備不良と判定されるリスクがあります。


インチダウン

225/40R18から1インチダウンして17インチにするときの適合タイヤ

ここでは、225/40R18から1インチダウンして17インチにするときの適合タイヤを探すため、タイヤ幅を-20mmから+30mm(205mm-255mm)、扁平率を-10%から+20%(30%-60%)までの間で変化させ、タイヤ外径の変化量と時速40km時の速度計の誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

1インチダウン | 標準タイヤ 225/40R18 | 直径 637mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
+30mm
幅255mm
-10%
30
扁平
205/30R17
34.9km/h
直径 555mm
径差 -82mm
車高 -41mm
215/30R17
35.2km/h
直径 561mm
径差 -76mm
車高 -38mm
225/30R17
35.6km/h
直径 567mm
径差 -70mm
車高 -35mm
235/30R17
36.0km/h
直径 573mm
径差 -64mm
車高 -32mm
245/30R17
36.4km/h
直径 579mm
径差 -58mm
車高 -29mm
255/30R17
36.7km/h
直径 585mm
径差 -52mm
車高 -26mm
-5%
35
扁平
205/35R17
36.2km/h
直径 576mm
径差 -61mm
車高 -31mm
215/35R17
36.6km/h
直径 583mm
径差 -54mm
車高 -27mm
225/35R17
37.0km/h
直径 590mm
径差 -47mm
車高 -24mm
235/35R17
37.5km/h
直径 597mm
径差 -40mm
車高 -20mm
245/35R17
37.9km/h
直径 604mm
径差 -33mm
車高 -17mm
255/35R17
38.4km/h
直径 611mm
径差 -26mm
車高 -13mm
変更
なし

40
扁平
205/40R17
37.4km/h
直径 596mm
径差 -41mm
車高 -21mm
215/40R17
37.9km/h
直径 604mm
径差 -33mm
車高 -17mm
225/40R17
38.4km/h
直径 612mm
径差 -25mm
車高 -13mm
235/40R17
38.9km/h
直径 620mm
径差 -17mm
車高 -9mm
245/40R17
39.4km/h
直径 628mm
径差 -9mm
車高 -5mm
255/40R17
39.9km/h
直径 636mm
径差 -1mm
車高 -1mm
+5%
45
扁平
205/45R17
38.7km/h
直径 617mm
径差 -20mm
車高 -10mm
215/45R17
39.3km/h
直径 626mm
径差 -11mm
車高 -6mm
225/45R17
39.9km/h
直径 635mm
径差 -2mm
車高 -1mm
235/45R17
40.4km/h
直径 644mm
径差 +7mm
車高 +4mm
245/45R17
41.0km/h
直径 653mm
径差 +16mm
車高 +8mm
255/45R17
41.6km/h
直径 662mm
径差 +25mm
車高 +13mm
+10%
50
扁平
205/50R17
40.0km/h
直径 637mm
径差 0mm
車高 0mm
215/50R17
40.6km/h
直径 647mm
径差 +10mm
車高 +5mm
225/50R17
41.3km/h
直径 657mm
径差 +20mm
車高 +10mm
235/50R17
41.9km/h
直径 667mm
径差 +30mm
車高 +15mm
245/50R17
42.5km/h
直径 677mm
径差 +40mm
車高 +20mm
255/50R17
43.1km/h
直径 687mm
径差 +50mm
車高 +25mm
+15%
55
扁平
205/55R17
41.3km/h
直径 658mm
径差 +21mm
車高 +11mm
215/55R17
42.0km/h
直径 669mm
径差 +32mm
車高 +16mm
225/55R17
42.7km/h
直径 680mm
径差 +43mm
車高 +22mm
235/55R17
43.4km/h
直径 691mm
径差 +54mm
車高 +27mm
245/55R17
44.1km/h
直径 702mm
径差 +65mm
車高 +33mm
255/55R17
44.8km/h
直径 713mm
径差 +76mm
車高 +38mm
+20%
60
扁平
205/60R17
42.6km/h
直径 678mm
径差 +41mm
車高 +21mm
215/60R17
43.3km/h
直径 690mm
径差 +53mm
車高 +27mm
225/60R17
44.1km/h
直径 702mm
径差 +65mm
車高 +33mm
235/60R17
44.8km/h
直径 714mm
径差 +77mm
車高 +39mm
245/60R17
45.6km/h
直径 726mm
径差 +89mm
車高 +45mm
255/60R17
46.3km/h
直径 738mm
径差 +101mm
車高 +51mm

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)


225/40R18から2インチダウンして16インチにするときの適合タイヤ

ここでは、225/40R18から2インチダウンして16インチにするときの適合タイヤを探すため、タイヤ幅を-20mmから+30mm(205mm-255mm)、扁平率を-5%から+25%(35%-65%)までの間で変化させ、タイヤ外径の変化量と時速40km時の速度計の誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

2インチダウン | 標準タイヤ 225/40R18 | 直径 637mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
+30mm
幅255mm
-5%
35
扁平
205/35R16
34.5km/h
直径 550mm
径差 -87mm
車高 -44mm
215/35R16
35.0km/h
直径 557mm
径差 -80mm
車高 -40mm
225/35R16
35.4km/h
直径 564mm
径差 -73mm
車高 -37mm
235/35R16
35.9km/h
直径 571mm
径差 -66mm
車高 -33mm
245/35R16
36.3km/h
直径 578mm
径差 -59mm
車高 -30mm
255/35R16
36.7km/h
直径 585mm
径差 -52mm
車高 -26mm
変更
なし
40
扁平
205/40R16
35.8km/h
直径 570mm
径差 -67mm
車高 -34mm
215/40R16
36.3km/h
直径 578mm
径差 -59mm
車高 -30mm
225/40R16
36.8km/h
直径 586mm
径差 -51mm
車高 -26mm
235/40R16
37.3km/h
直径 594mm
径差 -43mm
車高 -22mm
245/40R16
37.8km/h
直径 602mm
径差 -35mm
車高 -18mm
255/40R16
38.3km/h
直径 610mm
径差 -27mm
車高 -14mm
+5%
45
扁平
205/45R16
37.1km/h
直径 591mm
径差 -46mm
車高 -23mm
215/45R16
37.7km/h
直径 600mm
径差 -37mm
車高 -19mm
225/45R16
38.2km/h
直径 609mm
径差 -28mm
車高 -14mm
235/45R16
38.8km/h
直径 618mm
径差 -19mm
車高 -10mm
245/45R16
39.4km/h
直径 627mm
径差 -10mm
車高 -5mm
255/45R16
39.9km/h
直径 636mm
径差 -1mm
車高 -1mm
+10%
50
扁平
205/50R16
38.4km/h
直径 611mm
径差 -26mm
車高 -13mm
215/50R16
39.0km/h
直径 621mm
径差 -16mm
車高 -8mm
225/50R16
39.6km/h
直径 631mm
径差 -6mm
車高 -3mm
235/50R16
40.3km/h
直径 641mm
径差 +4mm
車高 +2mm
245/50R16
40.9km/h
直径 651mm
径差 +14mm
車高 +7mm
255/50R16
41.5km/h
直径 661mm
径差 +24mm
車高 +12mm
+15%
55
扁平
205/55R16
39.7km/h
直径 632mm
径差 -5mm
車高 -3mm
215/55R16
40.4km/h
直径 643mm
径差 +6mm
車高 +3mm
225/55R16
41.1km/h
直径 654mm
径差 +17mm
車高 +9mm
235/55R16
41.8km/h
直径 665mm
径差 +28mm
車高 +14mm
245/55R16
42.4km/h
直径 676mm
径差 +39mm
車高 +20mm
255/55R16
43.1km/h
直径 687mm
径差 +50mm
車高 +25mm
+20%
60
扁平
205/60R16
40.9km/h
直径 652mm
径差 +15mm
車高 +8mm
215/60R16
41.7km/h
直径 664mm
径差 +27mm
車高 +14mm
225/60R16
42.4km/h
直径 676mm
径差 +39mm
車高 +20mm
235/60R16
43.2km/h
直径 688mm
径差 +51mm
車高 +26mm
245/60R16
44.0km/h
直径 700mm
径差 +63mm
車高 +32mm
255/60R16
44.7km/h
直径 712mm
径差 +75mm
車高 +38mm
+25%
65
扁平
205/65R16
42.3km/h
直径 673mm
径差 +36mm
車高 +18mm
215/65R16
43.1km/h
直径 686mm
径差 +49mm
車高 +25mm
225/65R16
43.9km/h
直径 699mm
径差 +62mm
車高 +31mm
235/65R16
44.7km/h
直径 712mm
径差 +75mm
車高 +38mm
245/65R16
45.5km/h
直径 725mm
径差 +88mm
車高 +44mm
255/65R16
46.3km/h
直径 738mm
径差 +101mm
車高 +51mm


インプレッサSPORTのインチダウン

インプレッサSPORTの標準(純正)ホイールサイズは以下の通り。

型式:GT2/GT3

◎6.5-16 +55 5/100


型式:GT6/GT7

◎7.0-17 +55 5/100

◎7.5-18 +55 5/100


ナットサイズ:M12×1.25-19HEX


インプレッサSPORTは16インチまでインチダウンが可能です。

因みに、スバル・インプレッサスポーツの2.0i-Lは、205/50R17です。

ホイールサイズ:◎7.0-17 +55~47 5/100

上記ホイールのインセット「+55~47」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものと、その他ホイールで過去装着したことがあるものとなります。

「+55」のインセットで18インチ標準サイズのホイールの出具合と一緒の状態となります。

更に、スバル・インプレッサスポーツの1.6i-Lは、205/55R16です。

ホイールサイズ:◎6.5-16 +50~45 /100 

「+45」のインセットで18インチ標準サイズのホイールの出具合に近い状態になります。


ユーザーレビュー

「そろそろ冬が近づいてきたので、早めにスタッドレスタイヤを購入しようかと思っています。

標準タイヤ225/40-18ではホイールとのセットでは、バカ高になりそうなのでインチダウンにしようと考えています。

そこで、次のグレードの2.0I-Lの205/50-17を検討して、通販大手のFUCに発注したところ、キャリバー云々の干渉があるので、難しいとの返答がありました。

また、インセットが標準は55ですが、純正ホイールではないので48とのことです。

インチダウンする場合は、自己責任でつけられない可能性があるとのことですが、皆さんどうしていますか。

純正のホイールでDOPのタイヤをつけているのでしょうか?

ちなみに、近くのカーショップではインチダウンの件を相談したところ装着できるようですが、通販より5万円ほど高くなります。」


「2017年式G4の2.0i-S乗りです。
クロススピード ハイパーエディション RS9の17インチ7J inset50に、スタッドレス205/50R17をつけました。全く支障はありませんでしたよ。」


「自分も2.0i-Sに乗っていますがスタッドレスタイヤは以前乗っていたインプレッサの17インチホイールを残しておいて組み込んでもらいました。

16インチでも履けるくらいですので17インチなら全く心配無用です。それにしても商売下手な通販業者ですね、自分だったらそこからは買いません。

タイヤと車のクリアランスは少なくともチェーン装着分の余裕を見込んでいますので7mm程度のオフセットなら問題ありません。

それでも気になるのでしたらホイールも新品に拘らなければスバル純正の中古ホイールは数多く流通してますのでそれを安く入手するのも手です。

あくまで個人的な意見ですが2.0i-Sの18インチホイールはNAのインプレッサにはオーバースペックで合っていないなと感じてきました。

純正装着のADVAN V105が消耗したら夏タイヤも17インチのエコタイヤにして乗り心地と快適性を重視したいと思っています。」


「全幅1775mm-トレッド1545mmだと装着可能なタイヤは総幅230mmまで。

ホイールのインセット55mm-48mmm分を引くと総幅216mmまでとなります。

205/50R17サイズの総幅は6.5J/214mm、7J/220mm、7.5J226mmまあ+10mmルールが適用されればイケるかも。

ブレーキは16インチサイズの片押し2ポッドなので17インチホイールならあまり問題ないのでは。」

「2.0is乗りです。

私は2インチダウンの16インチ装着です。

中古純正ホイール、新品スタッドレスで6万位で揃えました。走行に問題はないです。

が…オススメはしません。ブレーキキャリパーとのクリアランスはギリギリですから」


「2.0i-Sに1月から乗っています。

私は北海道の雪国に住んでいて、先の方々がおっしゃるように冬タイヤのインチダウンは何の違和感なく行われます。

厚めのタイヤの方が制動距離も短くなるとか・・

そして、インチダウンによって、凸凹雪道の乗り心地も良くなります。

何より、アイスバーン・圧雪・新雪、そんな状況で、40タイヤの性能を生かすことは全くできません。

という自分は、205/55R16を普通に履いています。

ホイールは純正ではありません。(というか純正は今一好みでない)

1600インプと同じタイヤサイズに何の問題もなく、見た目も悪くなっていません。」