スバル・インプレッサの盗難警報装置の誤作動

 

皆が寝静まった深夜に、地下機械式駐車場で、中古車で購入した2017年製造スバル・インプレッサスポーツB型の盗難警報装置の車両ホーンが、突然鳴りだしました。

鳴っているのが自分の車であると気づかなかったため、何時間も鳴り続け、とうとう警察が来る騒ぎとなりました。

機械式駐車場を動かしたところ、ホーンとハザードが突然止んだため、装置の誤作動と判断しました。

当日ディラーに電話したところ、窓口の女性がメカニックに確認後、今迄あった不具合の原因としてバックドアの開閉誤確認の可能性があるかもしれないとのことでネットで調べてみることにしました。


盗難警報装置

「盗難警報装置」は「キーレスアクセス機能、キーのボタン装置、または暗証コード式キーレスエントリー以外でドア、リヤゲートやボンネットが開けられたとき、30秒間車両ホーンが鳴り、非常点滅表示(ハザードランプ)が点滅して周囲に異常を知らせる」装置です。

「盗難警報装置」は初期状態では「OFF(無効)」の状態になっています。

「盗難警報装置」の「ON」又は「OFF」設定方法は、以下の通りです。

運転席に座り、すべてのドア(リヤゲート含む)、ボンネットおよびトランクが閉まっていることを確認します。

エンジンスイッチをON(エンジンは始動していない状態)にします。

集中ドアロックスイッチの【解錠】を押すと同時に運転席ドアを開け、そのまま10秒間保持すると設定がON 又はOFF に切り替わります。

車両ホーンが1回鳴って、「AL ON 」が計器盤に一瞬表示されると「盗難警報装置」が有効となります。

又は車両ホーンが2回鳴って、「AL OFF」 が計器盤に一瞬表示されると、「盗難警報装置」が解除されます。

「盗難警報装置」がON状態の時は、エンジンをOFFにし、全てのドア&ボンネットを閉めた後に

①ドアハンドルのタッチセンサー、またはリヤゲートリクエストスイッチで施錠
または
②アクセスキーで施錠する
・・・と約30秒間待機した後に監視状態に入ります。

監視状態に入るとメーター内にセキュリティ表示灯が2回連続点滅をします。



それ以降に下記の動作を行うと作動してしまいます

①車内からキーを使わずに解錠しドアを開ける

または

②ドアのカギ穴にメカニカルキーを差して解錠しドアを開ける(鍵の電池が弱まりアクセスキーから解錠ができない場合など)

もし作動してしまった場合、落ち着きながら①か②の方法で解除します。

①アクセスキーのいずれかのボタンを押す

または

②アクセスキーを携帯し、プッシュエンジンスイッチを押してエンジンを始動させる

以上です。

警報音はかなり大きいので慌ててしまいますが、対処法を知っているとスムーズに解消できます。

ハッチドアの不具合

「2019/02/20 インプレッサスポーツ2016年モデル 新車で購入して、今年3月で2年です。

一年を過ぎた辺りで荷物室のドアの半ドア?で警報が夜中に鳴り警察に起こされ…警報音セットを解除しました。

半年後、走行中に半ドアのランプがついたり消えたりしたので、車を止めて荷物室のドアを強く締め直してからは警告灯はついていません。

ディーラーの説明では、最初はちゃんと閉まっていたものが緩んで?外れてきて?半ドアの状態になっていたのではと。微妙な締まり具合…

バックドアは、結局そのままです。警報を切ったままにしてます。」

「私も荷室のドアが半ドアで警告ホーンが鳴ったことあります。

単純に半ドアでギリギリ閉のスイッチはたたいてた様です。

その後に風か振動でスイッチ外れて警句が鳴りました。

要するにハッチのロック部分かスイッチが甘かった様です。」


「インプレッサスポーツ2018年 B型  2.0is FWDです。

私のも数回、荷物室の半ドアのランプがついたり消えたりしており、全く同じ現象です。

毎回発生する訳では無く、閉めた後時間を置いてから、たまに発生するため、ディーラーでは再現できず、先日点検で調整してもらいましたが、まだ時々発生します。

荷室ドアを閉めた際は半ドアでは無く、信号待ちや、走行中などに、突然半ドア警告になります。

発生時に見た感じでは、荷室ドアは半ドアにはなっておらず、開けて閉めなおすことで警報は無くなるのですが、週末しか動かさないので、駐車中などに鳴った場合、バッテリー切れにならないか心配です。

センサー系の不良なんですかね。」


「半ドアでしばらくしてアラームが作動する可能性としては、半ドアでロックしたがドアスイッチは閉を探知していたが、なんらかの原因で微かにドアが開いてドアスイッチが開を探知した場合です。」


「ハッチの開閉状態が、電気的(電子制御的)には、「ロック状態である」と統合ユニットが認識しているにも関わらず、メカニカル的にはハッチが「半ドア状態である」ことが存在する。

ハッチの半ドア状態が、電子制御的に検知できないことが問題。

ハッチの半ドア状態にならないようにするしかないということです。

私の場合、誤作動が2回も発生していて、ハッチの閉め方の力が足りなくて半ドアになった、ということでしょう。

ハッチなんて、ハッチの自重で閉めれば、半ドアにならないと思っていますが、実際問題としてそういう状況が起こりうるので、ハッチの半ドアには気を付けましょう。」