バッファロー無線ルーターは「無線引っ越し機能」を使うよりも「「新規設置編」で設定した方が良い


私が今回購入したのは、バッファロー製のWSR-1800AX4という無線ルーターですが、「無線引っ越し機能」というものがついています。

無線引っ越し機能

やることは実に簡単で、WSR-1800AX4側のAOSSボタンをWIRELESSランプが橙色に点滅するまで押して、旧ルーターのAtermのらくらくボタンをPOWERランプが緑点滅になるまで押すだけです。

あとはWSR-1800AX4側のWIRELESS、INTERNET、ROUTERの3つのランプが緑点灯すればOKです。

ところが、何度やり直しても、3つのランプが緑点灯しません。

スマホで、調べると、旧ルーターが古いと、この「無線引っ越し機能」は使えないことがあるという記載を見つけました。

もし使えない機種があるのなら、メーカーで予め教えて欲しいものです。

改めて調べて見ると、どうやらこの「無線引っ越し機能」を使わない方が良いという記載も見つけました。

無線引っ越し機能で、コピーされるのは、旧SSIDと旧パスワードのみ

無線引っ越し機能(無線引越し機能)で、旧ルーターから新ルーターにコピーされるのは、旧SSIDと旧パスワードのみです。

それだけであるなら、最初から新規設置編(新規設置する方へ、(B)新規に設置する場合)で設定してもそれほど手間ではありません。

選択する以外は、製品に梱包されているセットアップカードに記載された暗号化キー13桁の英数字を1つだけ入力するだけです。

スマホであれば、カメラがついているので、セットアップカードに記載されているQRコードを読み取れば、簡単に設定できます。

パソコンやタブレットでも、カメラが装備されていれば同様セットアップできます。

無線引っ越し機能のメリットとデメリット

メリット
PCやスマホなどの端末に、新SSIDや新パスワードを設定し直さなくてすみます。
PCなど端末の数が多い場合は便利です。

デメリット
古い暗号化方式などを引き継ぐので、新ルーターの機能を活かせない可能性があります。
通信スピードが遅くなる可能性もあります。

新規設置編

「新規設置編」で設定すると、設定も簡単で、通信スピードも速くなる可能性が高くなります。

まず、新ルーターをRESETします。(RESETしないと、設定に失敗する確率が上がります)

あとはパソコン、スマホいずれもインターネット接続画面を開いて、WiFiからセットアップカードに記載されたSSIDを選択して、暗号化キーを入力し接続ボタンを押すだけです。

この際、長い暗号化キーの英数字13桁を手入力するのが面倒なら、Google Playで「QR setup」を検索インストールして、セットアップカードに記載されているQRコードを読み取れば、簡単に設定できます。

リセット方法

1.Wi-Fi中継機の電源が入っていることを確認します。


2.Wi-Fi中継機の底面にある、RESETボタンを3秒間押し続けます。


3.Wi-Fi中継機の前面にあるパワーランプが緑色に点滅したら、スイッチを離します。


4.以上で初期化は完了です。