旅行から1週間経って




ヨーロッパ旅行から1週間経って、ようやく普段の生活感覚に戻ってきたようです。
旅行のブログも帰ってきてから、その感覚が消え失せない内に綴ったものがほとんどです。
旅を反芻しながら2度楽しんだような気がします。
今でも写真の整理をしながら、あの時はもっと色が鮮やかだった、寺院はもっと迫力があったと、写真の明るさやアオリ補正をしながら、訪れた旅のシーンを追体験しています。
時折り、同じツアーに参加して声を交わした人々の姿がふと蘇ってきて、思えば定年退職後は限られた人々としか交流しない狭いコミュニティーの中で生活してきたのでした。
海外旅行は、非日常の最たるものかもしれません。

ツアー中に参加した奥さんと妻が話しているのを横で聞いていたのを思い出します。
その奥さんは初めて海外旅行でパリを訪れた時、心が震えるほど感激し、その時以来よく海外を訪れるようになったと話していました。
一つの旅行を終えしばらくすると、居ても立っても居られなくなり、またすぐに次の旅行を予約するそうです。
殆どホリックに近いのでしょうけれど、ただただ羨ましい限りです。

この数日でこちらも冬の寒さが身に染みるようになりました。
今頃あちらヨーロッパでは、行っていた頃よりも更に寒さが厳しくなっていることでしょう。
ヨーロッパの路傍にも物乞いは居ましたし、お金のない老人はスーパーでパンを求め、あの美しい街の石畳に足音を響かせて帰っていくのかもしれません。
古い石造りの家の中で、手をしわぶきながら暖をとっている老人の静かな佇まいが目に浮かぶようです。