マンションと町内会の役員を務めました


マンション総会

今日は10時から12時までマンションの総会があって、コミュニティー・センターへ行ってきました。

もう少し近いと良いと思うけれど、20分位歩く距離は、ブランチとしては丁度良い運動ではあります。

離れたコミュニティー・センターまで歩く度に、集会所を持たないマンションのために、土日に行われる自治会、総会の開催場所として、学校や公団の集会場を開放してもらいたいと常々思っています。

現在統一地方選挙の時期で市会議員の選挙カーが回ってきますが、地域の住民のためと言うのならば、これくらいの知恵は公約として示して欲しいものです。

距離があるためか、年に一度のマンションの総会にも拘わらず、出席した住民はいつもの顔ぶれで、こんな少ない出席者で重要な議題の結論を出して良いものかと心配になります。

どこのマンションもこんなものと言われますが、そのうち、いつの間にか暴力団が住みつくようになってしまったら、自分の家であるマンションの自治に全く無関心な住民は、知らなかったで済まされるのか、理事長や役員、管理会社の責任だと文句を言っていられるだけで済むのか、全く腹立たしい現状ではあります。

親類縁者一族郎党が連綿と持ち回る地方議員や、無投票で当選する自治体の首長選挙の無関心無責任、自主権放棄の地方自治と相通ずるところがあります。

自治の崩壊から、衰退、荒廃への道は、後で後悔しても取り返しのつかない結果を生むような気がします。

本来なら権利として参加する自治ですが、行使する義務として法律で縛らないと守れないのであれば、全く情けないとしか言いようがありません。


今日のマンションの総会の議題は旧年度の決算案と新年度の予算案の承認がメインの議題でした。

引き続き、高額なインターフォンの交換工事のため、パナソニックとアイホンの2社の営業説明があり、取付は既にアンケートで総意として決まっているとして、この場で採決がありました。

こんな高額なものを設備するのは、後々の修繕計画予算の不足からしたら、辛抱すべきものと思うのですが、不承不承の選択を迫られた感があります。

その後で来年からの修繕積立金の値上げのため、長期修繕計画案の説明が管理会社の担当者からありました。

こんな重要な事を、わずかな出席者だけで決めてしまうことにはとても抵抗があります。

最後に新年度(4月以降)の理事長として、持ち回りで私が勤めることになり、旧年度の役員と新年度の役員の間で保管資料の受け渡しがあり閉会となりました。


帰り道

帰り道、一緒に総会に出席した妻と、公園の周りに七分咲きとなった桜を愛でながら帰ってきました。

家へ帰ってきてから、妻と今日のマンション総会の話をしながら、3時のお茶でアップルパイを久しぶりに食しました。


体育委員会総会

夕方7時から学区内体育委員会総会に出席のため、小雨の中を傘をさしてスマホのGoogle mapを見ながら一人でとぼとぼ歩きました。

こちらも最後の定例会で、出席者は約40名から50名と多く、会議場のような少し広いスペースで、すでに到着した人達の騒めきがむしろ安心感を与えます。

一年間の活動報告と会計報告そして新年度の活動計画の報告がありました。

体育委員会の委員長はしっかりとした頼もしそうな中年の女性です。

私も1年間の体育委員としてのお役目が無事終わって、ほっとしました。

初めての地域活動への参加でしたが、ママさんバレーやソフトボール大会、運動会での光景が暑い夏の出来事として、いつも目に浮かんで、良い思い出となりました。


町内会組長の引き継ぎ

体育委員は同じマンションに住む次の方に引き継いでいただきましたが、今年は町内会の組長も同時に同じ方に引き継いで頂きました。

町内会組長は私の住むマンションだけが管轄だったので、年初の町内会費の集金だけが一番大変な仕事でした。

後は定期的にポストに入れられた回覧をマンション内に回し、掲示をエントランスの掲示ボードに貼るだけの簡単な役割でした。

お葬式があったりすると、町内会から香典を出す依頼を、町内会の会長か会計へ連絡する役割もあるのですが、幸いこの一年そのような不幸もありませんでした。

いずれにしても、一年間の役割を無事終えてほっとしました。

地域コミュニティーの役員を経験したことのない方は、ぜひ経験してみることをお勧めします。

地域コミュニティーの役員は、決して無理な事を要求されることはありませんし、それまで経験したことのない世界が見えてきて良い体験となります。