古いマンションの駐車場に並んだ車

私の住むマンションまで登ってくる坂道の途中で、古いマンションの駐車場に並んでいる車に興味を惹かれました。


車のバリエーション

坂道の下からゴルフのステーションワゴン、リーフ、マークX、アクア、ベンツSクラスセダン、アリスト、アウディA1の順で並んでいます。

どの車も平日に通るたびに、いつもそこにあることが多いので、あまり使用率が高くなさそうです。

定年退職してそこに車を駐車保管している人が多いのかもしれません。


それぞれの車への思い

ゴルフのステーションワゴンは、排気量が小さいので税金は安そうです。長尺物も楽に入りそうなので、遊びに行くことが多いアクティブな人にとっては、荷室が広く使えて便利そうです。

リーフはこれから電気自動車が主流になることを考えれば、これからずっと長く乗れる省エネ車で環境に優しく最先端の流行を行く究極の選択です。

マークXはクラウン程の虚勢を張る程のことはないと思っている人が、現役時代の見栄を引きずりつつ、対面を保って乗りつづけることの出来る、まだ高級車の端くれと言って良い車です。

アクアはすべての見栄を捨てて、税金やガソリン代も含めて、ランニングコストをミニマムにすることを考えたとき、環境にも優しい最良のベストセラーカーです。

ベンツSクラスセダンは誰もが認める最高の超高級車で、乗らずとも、そこに置いておくだけでステイタスシンボルになる、お金持ちだけに許される贅沢自慢の車です。

古いアリストは薄く砂ホコリをかぶって、このところ動かした形跡がありません。定年退職後にどうするか迷って、買い替えることも、廃車にすることも、ままならず、そのまま駐車場につながれたままになってしまって、私のマークⅡと同じような運命をたどってしまった車かもしれません。

アウディA1は、定年退職後にもうあまり大きな車は要らないので、小回りが利いて取り回しの良い、税金が安くて燃費の良い小型車が欲しいけれど、安っぽい国産車には乗りたくないという人の選択に思えます。

横一列に並んだ車は、定年退職時の経済力とその時の思いに依り、オーナーが選択したバリエーションを示しているようです。