思わず目を引く景色

世界の景色の写真を見ていると、思わず目を引く写真に遭遇することがあります。
一体これは何と問いたくなるような景色が数多くあります。

スポッティド湖(カナダ)


カナダ(Canada)のブリティッシュコロンビア州(British Columbia)にある強アルカリ性(Soda lake、alkali lake)の内陸湖(Endorheic basin)「スポッティド湖(Spotted Lake)」です。
水には豊富な鉱物を含んでいて、夏に水量が少なくなると濃縮されてまだら模様になります。

レンソイス・マラニャンセス国立公園(ブラジル)


雨期になると真っ白な砂漠に湖が現れるというレンソイス・マラニャンセス国立公園です。
「レンソイス」とは、ポルトガル語で「シーツ」を意味します。砂丘一帯が真っ白なシーツのような姿であることから、この名がつけられました。
砂丘が真っ白な理由は、砂の成分が、ほぼ100%の純度の石英(せきえい)という白色鉱物で構成されているからだそうです。
雨季になると、砂丘の地下水が水位を増し、真っ白い砂丘の上にいくつもの湖が現れます。
光の屈折でエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く湖では、のんびりと遊泳を楽しむことができます。
なお、湖が姿を現すのと同時に、その湖では数多くの魚たちが遊泳し始めます。
これらの魚たちがどのようにして現れ、そして乾期に変わる頃、どのように姿を消していくのかは、未だに解明されていないそうです。

グレート・バリア・リーフ


グレート・バリア・リーフは宇宙空間からも確認できるほど広大であり、生物が作り出した単一の構造物としては世界最大です。
しかし、その生物とは微小なサンゴやポリプ等の有機体であり、これらが数十億集まって形成しているサンゴ礁です。
南緯10度から24度にかけて広がり、2600km(1,600マイル)を超える長さに2,900以上の暗礁群と約900の島を持ち、総面積は344,400km2以上にもなります。
この暗礁は生物多様性を支える重要な役目を持ち、1981年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。
1997年、CNNはグレート・バリア・リーフを「7大世界の驚異」自然部門のひとつに挙げました。

グランド・ステアケース=エスカランテ国定記念公園(米国)


米国ユタ州、グランド・ステアケース=エスカランテ国定記念公園です。
長年にわたる浸食によって、曲がりくねった砂岩の峡谷ができました。
谷底を流れる川の両岸には、植物が生い茂っています。 

バルハン砂丘(メキシコ)


メキシコ, ゲレロネグロのバルハン砂丘です。
バルハン(バルハン砂丘)は円弧状の砂の稜線をもち均質な砂で構成される砂丘です。
ゲレロネグロ(Guerrero Negro)は、メキシコ西部バハ・カリフォルニア・スル州の町です。
カリフォルニア半島の中央、西側の海沿いに位置します。
メキシコの砂漠地帯にある町で、年間降水量が100mm以下しかありません。
このため天日による塩作りが盛んで、世界最大の塩田があります。

カリフォルニア州ビショップ(米国)


ビショップは、ロッククライミングで知られているカリフォルニア州最大のボルダリング・エリアです。
ビショップ(英: Bishop、元はビショップクリーク)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州中部インヨー郡にある都市です。
人口はわずか3,879人ですがインヨー郡の中では最大の都市です。
オーウェンズ川バレーの北端に位置し、標高は4,147フィート (1,264 m) です。
町の近くには多くのクライミングスポットがあり、世界中からの愛好家を集めています。
ボルダリングのスポットも2000か所以上あります。
岩の種類は主に火砕岩と花崗岩の2種が多く点在しています。