使いやすいオイルジョッキ

車のクーラントやオイルをメンテしない人には、全く縁が無いのがオイルジョッキです。

ですが、いざ不足したクーラントをタンクに補充したり、エンジンオイルを自分で交換ししようとすると無いと、とても困るのがオイルジョッキです。


オイルジョッキ

「オイルジョッキ」を使うことでオイル交換がかなりスムーズに済ませることができます。

ペットボトルやじょうごでもオイル交換は可能ですが、幅広のオイル容器口から、車の投入口へ入れようとすると、手元へ垂れるか、逆に勢いが付きすぎてあらぬ方向へこぼしてしまうことが多いです。




オイルジョッキは安定性もありますし、何より安全に作業を行うことができます。


用途

じょうごなどでオイルを入れている人もいますが、じょうごでは安定感がなく失敗してしまう可能性もあります。


オイルジョッキなら取っ手部分があり安定しているため、じょうごよりもスムーズにオイル交換を行うことができます。

オイルをこぼしてしまった時は対処が面倒なため、安定性があるというのは重要なポイントです。

オイルジョッキの洗浄方法についてですが、使用後は油を切って新聞紙やペーパーを詰め込み残りオイルを吸わせ、乾かすという方法が主流です。

灯油で洗う人もいるようですが、基本的にしっかりと乾かしておけば次回も使うことができます。


フタ付きオイルジョッキ

オイルジョッキの中には、じょうごに取っ手が付いただけのものも多く見られます。

しかし、それだけだと保管中ジョッキの内部にゴミやホコリのような不純物が入ってしまう可能性があります。

オイルの中に不純物が入ったままオイル交換を行うことで、その後のエンジントラブルに繋がってしまいます。

しかし、オイルを入れるところに蓋が付いているオイルジョッキであれば、内部に不純物が入ることを未然に防ぐことができます。

せっかくオイル交換をしても、エンジントラブルになってしまえば意味がありません。

トラブルをできるだけ避けるため、蓋付きものを選ぶことが推奨されます。


フィルター付きオイルジョッキ

オイルジョッキの内部にフィルターが付いたものであれば、万が一オイルに不純物が入ってしまった場合でも車の内部に不純物が入ることがありません。

ホースへの出口或いは、オイルを入れる部分にフィルターが付いているタイプがあります。

ただし、フィルターがないオイルジョッキでも、ゴミ濾し網などの代用品を別に用意して、オイルを入れる時に間に入れることで同じ効果とすることができます。

この程度の手間はいとわないというのであれば、最初から無理にフィルター付きのものを選ぶ必要はありません。

そのような手間を省き、簡単にオイル交換を済ませてしまいたい場合は、最初からフィルター付きのオイルジョッキを選ぶのがおすすめです。


じょうごが分離できると保管がコンパクト

保管時にスペースを取らないタイプを選ぶのが良いです。

コンパクトに収めることができるタイプのオイルジョッキがおすすめです。

オイルジョッキは注入口が長くなっているものがほとんどであり、本体は小さいながらも意外と場所を取ります。

普段はじょうごの部分を取り外しておき、使う時に本体へ固定することができるものが保管に便利です。

オイルジョッキは使わない期間の方が長いため、じょうごの部分を取り外せるものがおすすめです。


ロングノズル付きのものが便利

またロングノズルでオイルを入れやすいタイプがおすすめです。

オイルを入れる時に、車が意外に入れにくかったという経験は多くすることがあります。

ロングノズルタイプのオイルジョッキは、注ぎにくい場所に交換口があっても簡単にオイル交換を済ませることができます。


車種によっては奥の方まで差し込まなければならない場合もあるので、自分の車のオイル投入口の場所を、あらかじめ確認しておくことが肝要です。


目盛り付きのオイルジョッキ

今ではほとんどのオイルジョッキについていますが、「目盛りが付いている」というのも重要なポイントです。

毎回オイルゲージを確認して交換をしているのであれば問題ありませんが、大体何リットル入れればいいのかを知っておくことで確認する手間が省けます。

車種によって何リットル入るかは異なりますが、目盛りがついていることで車に合ったオイル量を正確につかむことができます。

また、何リットル入れたか分かることで、交換オイルがあと何リットル残っているのかを把握できるのもメリットの1つです。


KYK ロングノズルオイルジョッキ
質量:220g
容量:2L
ノズルの長さ:530mm
価格:(アマゾン)¥550

ノズルがとても長くなっています。

その長さは53cmであり、車のオイル交換であれば充分すぎる長さです。

さらに、このジョッキ内部にはフィルターが付いているため、オイルの中に不純物が混入するリスクも軽減されています。


フルプラ 蓋付きオイルジョッキ
質量:450g
容量:4L
ノズルの長さ:220mm
価格:(アマゾン)¥990

ポット型で安定感があり、オイル交換がしやすいオイルジョッキです。

蓋付きであり外部から不純物が入ることはなく、エンジントラブルも未然に防ぐことができます。

また、メモリもついているため、どのオイルジョッキがいいか悩んでいる人におすすめできる商品です。


取っ手は太く掴みやすい形状をしているため、オイルを入れ重くなっても比較的持ちやすくなっています。

ただし、フィルターは内部に付いていません。

オイルを入れる時には、何かフィルターの代わりになるものをかませながら入れることをオススメします。


PRESSOL 蓋付オイルジョッキ 07623
270g:270g
容量:3L
ノズルの長さ:330mm
価格:(アマゾン)¥5,390

こちらのオイルジョッキの取っ手は「エルゴノミックハンドル」と呼ばれるものです。

エルゴノミックとは「人間工学に基づく」という意味であり、より誰もが扱いやすいように設計されているということです。

誰の手にもしっかり馴染む取っ手だと言えます。

蓋やフィルターが付いているのはもちろん、ノズル先端キャップも付いているため、どこからも不純物が入り込むことがありません。


デメリットは価格が高いことで、他のオイルジョッキが約1.000円程度なのに対し、この商品はかなり高額となっています。

費用を掛けてでも、「ずっと使い続けることができるものが欲しい」人にはピッタリです。


AZ ポリジョッキ [50㎝ロングノズル付き]




容量:3L
ノズルの長さ:23㎝(通常時)50㎝(ロングノズル使用時)
価格:(アマゾン)¥817

このオイルジョッキは、ノズルの長さが最大50㎝とオイル口が入れにくい場所にあっても楽々オイル交換することができます。

ただし、この商品最大の魅力は「長さの使い分けができる」という点です。

車種や場所によっては短い方が入れやすいということもあります。


どのような場所や車種でもノズルを変えることで、一番入れやすい状況を作ることができます。

また、蓋やフィルターはもちろん付いているためオイル交換に手間取ることもありません。

ロングノズルには先端にキャップが付属します。

但し蓋はゴミよけとして使用できますが、密閉性はないので、横にすると漏れます。


PRESSOL オイルジョッキ #SG410-1L #07642 [A012009]

質量:330g
容量:1L
ノズルの長さ:230mm
価格:(アマゾン)¥5,434

このオイルジョッキは、他のものとは異なるブリキ製のものです。

ブリキ製ではありますが、ノズルは可動可能でありオイルが入れやすいように設計されています。


ブリキ製ということでポリジョッキよりも耐久性に優れ、錆にも強いため長期間の間使用することができます。



また、艶もあり、1種のインテリアとして雰囲気があります。

しかし、「値が張ってしまう」ことと「傷がついた部分は錆にとても弱い」というデメリットも見られます。


DAYTONA フタ付きオイルジョッキ 96455

質量:259g
容量:2L
ノズルの長さ:180mm
価格:(アマゾン)¥1,079

こちらのオイルジョッキの最大の特徴は、オイルを入れる口がかなり広いということです。

広く設計されていることで、オイルをジョッキに入れやすくなっています。

オイルを入れる口に目の細かいフィルターがついているので、オイル缶からジョッキにオイルを入れるのに時間がかかります。

10w30や5w30では網の目が細く、ゴミの侵入を防ぐことはできるのですがオイルを入れるのに時間がかかるようです。

0w20や16での使用では良いようです。

特に粘度の高いオイルは入れにくいようです。

目が粗いと意味がありませんが、ゆっくり注がないと溢れてしまうため、入れる時は外して使っている人もいるようです。

また常にフタを閉めているので異物の混入は考えられないので、入れ口のフィルターを取り外して使っている人もいるようです。

内部の清掃がしやすいのも1つのメリットと言えます。

また、オイルを入れる口とノズルの両方に蓋がついており、どこからも不純物が中へ入ることがありません。

かなりシンプルかつ使いやすさに優れたオイルジョッキといえます。


キタコ(KITACO) オイルジョッキ(3L) 汎用 キャップ付属 980-0601300 


質量:336g

容量:3L

価格:(アマゾン)¥1,091


目盛りは3Lの場合は500cc刻みとなっています。

キャップ付ですので、一時的な保管や携帯、また使用時の安全性が向上しています。 

20リットルペールからの注入するときに、入れ口部分が完全に外れて、注入が楽です。

ノズル元に(粗いですが)ストレーナーがあり、異物混入を防ぎます

注ぎ口の部分もキャップが出来るので密閉性が良いです。

瑞穂化成工業 オイルジョッキ フタ付 2L 0151 がほぼ同じ形状で、容量が小さいですが、価格は¥732 となりこちらの方が安いです。(注入口内径:60 mm、ノズル先端外径:18 mm、ノズル長さ:230mm )