オイルパン・オイル受け皿

エンジンオイルの交換を自分でやったのは、現在乗っている車の前の車が最後だったので、かれこれ25年前のことになります。

当時、どのようにしてやったのか忘れてしまいましたが、その時オイル受け皿はどうしたのか、今無いということは、会社の物流のプラ箱でも借りたのかもしれません。

改めて、自分でエンジンオイルの下抜きをやろうとすると、簡単な箱さえないことに気づきます。


オイルパン

容量さえあれば基本的になんでも良いと思いますが、注ぎ口があれば、車から排出したオイルを移し替える時など、なにかと便利です。

モノ自体はプラ製の容器なので、価格的にそれほど高くはなさそうです。


100均の代用品

オイル交換時に必要なオイルの受け皿は、100均アイテムでも代用できます。

オイル交換は暖気程度の温度までオイルを温めてから作業を行うため、代用品を使用する場合は必ず「耐熱効果」のある受け皿を選ぶことが肝要です。

100均のプラスティック容器やボウルの多くは電子レンジ対応で耐熱効果があります。

サイズに注意し、容量が大きめの耐熱容器を選びます。


オイル専用の受け皿を使うメリット

オイル専用の受け皿には注口となる角がついている場合が多いため、オイルを移す際に溢れにくく、手や作業場を汚さずに作業できる点がメリットです。

また、抜いたオイルの状態を見やすい、収納に優れているなど、製品によってオイル専用受け皿ならではの工夫が施されています。

古いオイルを処分する際は、十分な容量のオイル専用受け皿にビニールをかけ新聞紙やウエスをセットすれば、簡易廃油処理箱になります。

頻繁にオイル交換を行う場合、定期的に廃油処理箱を購入するよりもオイル専用受け皿を使用したほうがコストを抑えやすいです。


オイル受け以外の用途

青空整備している時に、小袋を用意して外したボルトやパーツを入れておくことがありますが、何種類かあると散らばる恐れがあります。

そういったときにボルト類やパーツが散乱しないように置き場所として使うと紛失を防ぐことができます。


またその日の整備で使うものをまとめて入れて持ち運ぶ使い方もできます。

必要な工具や、パーツクリーナー、ウエスなど細々したものをまとめて入れて、使うときに近くに置ければ、散らばることがありません。


エーモン オイル受皿 8L 8809 


価格:(アマゾン)¥1,354

容量:8リットル

材質:ポリプロピレン 


耐熱温度:125度 


最も一般的な形状のオイルパン・オイル受皿です。

注ぎ口が付いているため移し替えやすく、手や周辺を汚しにくい点が魅力です。

耐熱性があり走行後の作業も可能です。

使用しない際はメンテナンス道具の収納にも活用できます。


型式は1601、E199、8809と3種類あり、8809が最新です。

アマゾンのユーザーレビューでは、どの型式か分かりませんが8リットル用で、オイルを5.5リットル入れたところ、素材が柔らかいので、持ち上げた時、受け皿が歪んでこぼしそうになったとあるので、オイルの移しかえ時は注意を要するようです。


JTC オイルドレンパン10L 車輌整備 特殊 工具 SST オイル パン トレイ 排油 受け JTCAM47 (スチール)



価格:(アマゾン)¥3,291

容量:10L

無塗装のスチール容器のため、抜いたオイルの状態を把握しやすい点が魅力です。

異物やオイルの劣化をチェックする際、見落としを防ぎやすいです。

容量が大きく取っ手があるため、使用もスムーズです。


TRUSCO:浅型パーツBOX 無塗装 K-7 


価格:(アマゾン)¥1,070

容量(L):7.7

外形寸法(mm)幅×奥行×高さ:465×265×96

有効内寸(mm)幅×奥行×高さ:370×201×94

質量(kg):1.5

色:無塗装

材質:スチール(表面処理:亜鉛メッキ仕上げ)

スチール製(焼付塗装)の一枚製品で継ぎ目がなく、長く使用してもオイルが漏れてしまう心配が少ない点が魅力です。

浅型で重ねて収納できるので、パーツ整理や作業トレーとしても活用しやすいです。


(STRAIGHT/ストレート) オイルドレンパン 8L 36-229 







価格:(アマゾン)¥1,580

容量: 8L

外寸: 590×123×330(mm)


材質: PE(ポリエチレン)


注意:ガソリンのタンクとしては使用できません。


少し変わった形状ですが、オイルだけがドレンパンの中に流れていくため、ボルトの取り出しが簡単です。


更にそのまま蓋を閉じれば持ち運びが可能な入れ物にもなります。