軽自動車中古EVはいくら以下ならお得か

現在私の乗っている24年目になる古いマークⅡを、軽自動車の中古EVに乗り換えるとして、一体いくら以下なら、お得になるかを検討してみました。

現在マークⅡの1年間当たりの維持費用

まず先日支払ったばかりの自動車税が、マークⅡは2500ccで既に18年を過ぎているので、51,700円の最高税額です。

去年11月に受けた車検費用は89,970円でしたから、1年当たり89,970/2=44,985円です。

自賠責、重量税、印紙、証紙代で64,830円ですから、ユーザー車検でやれば、本来これだけ安くできます。

この差額が街の整備工場さんの利益となります。

先日6か月点検をディラーのネッツでお願いして、エンジンオイルとフィルターを交換してもらい、5,511円かかりました。

定年退職後はあまり距離を走らないので、一年に1回オイルとフィルターを交換しています。

あまり走行しないので、ガソリンも平均して1か月あたり3,000円程度しか入れていません。

会社生活を送っていた頃は、ガソリンを毎週4,000円位入れてましたので、定年退職後はもうほとんど、近所の買い物と、あるかもしれない緊急対応のためだけのために車を維持いているようなものです。

ということで、1年間当たりの維持費用は
51,700円+44,985円+5,511円+3,000円×12=138,196円

及び一番掛かるのがマンションの駐車場代で1か月あたり13,000円も掛かります。

1年間で13,000円×12か月=156,000円にもなり、車の維持費用の半分以上が駐車場代です。

名古屋のような地方都市でもマンションの駐車場は高く、マンションの積立金や維持費用の一部に組み込まれていると、とても高く感じられます。

と愚痴を言いつつ、1年間の車の維持費用は、
138,196円+156,000円=294,196円となります。

これ以外に古い車のため、色々と部品が壊れて、中古品を探してもらって交換したとしても、年間平均して、3万円ぐらいの出費があります。

それを足すと294,196円+30,000円=324,196円が1年間に掛かる維持費となります。

一声40万円とも言われますが、車というのは道楽息子のようにお金が掛かります。

軽自動車中古EVはいくら以下であればお得か

仮に三菱のアイミーブのサイズアップ前の軽自動車の頃の中古を購入すると仮定します。

自動車税は2015年の4月を境にして変わりますが、前なら6,900円、後なら10,800円になります。

ちなみにアイ・ミーブ(i-MiEV)は2018年4月19日にマイナーチェンジでサイズアップされて、軽自動車から普通車になったので、自動車税が10,800円から29,500円に上がりました。

税金を安くするのを狙うのなら、マイナーチェンジ前ということになります。

車検のときに掛かる費用は、ユーザー車検にチャレンジした人のブログがあったので、その数字を借用します。

重量税5,000円、自賠責保険25,070円、検査手数料1,400円、計31,470円ですが、ブログの事例は予め車検場近くのテスター屋さんで光軸修正などをやっているので、+5400円をプラスして合計36,870円となっています。

一年間当たりでは、36,870円/2=13,435円になります。

定期点検費用は、ディラーの軽自動車の価格を参考にして7,700円とします。

充電費用はタダというブログ記事もありますが、1㎞当たり2円とあるので、外部の急速充電器を使うとして、1か月1,000円としておきます。

アイ・ミーブ(i-MiEV)の2015年以前の中古車を購入したときの1年間の維持費用は下記ということになります。

6,900円+36,870円/2+7,700円+1,000円×12=45,035円

駐車場代は変わらないので156,000円、中古EVでもブレーキライニングやタイヤの出費はガソリン車と同様にあるので、1年間当たり30,000円とすると、アイ・ミーブ(i-MiEV)の1年間の維持費用の合計は下記になります。

45,035円+156,000円+30,000円=231,035円が1年間に掛かる維持費になります。

あと車を6年間乗るとした場合

私の年齢と、車の必要性から、あと6年車に乗るとすると、

マークⅡは324,196円×6年=1,945,176円

アイ・ミーブ(i-MiEV)は231,035円×6年=1,386,210円

その差額は下記になります。

1,945,176円-1,386,210円=558,966円

現在私の乗っている古いマークⅡを、軽自動車のアイ・ミーブ(i-MiEV)中古EVに乗り換えるとすると、55万8966以下なら、お得になるということになります。

アイ・ミーブ(i-MiEV)の中古車市場を見ると、2010年前後の10年落ちの中古車になるようです。

その頃の電気自動車のメインバッテリーの劣化具合はどうなのでしょうか。