食器乾燥機の売れ筋人気順位

妻の実家で使っていた 2001年製の三菱の食器乾燥機の、フタが、カタカタするので、調べてみると、カバーの回転部にあるリングバネが折れていました。

三菱のホームページで食器乾燥機の問い合わせコーナーを調べると、このバネが脱落すると、フタがガタガタすると書いてありました。

別にフタを開くことができないわけではありませんが、気になるというので、このバネを入手可能かネットで調べてみました。

調べてみると、合うのか合わないのか分かりませんが、三菱の食器乾燥機用のバネが、一応単品販売されていました。

しかしこのバネの形状の分かる図を、ネット上で探し回ったのですが、どうしても見つかりません。

このバネの価格が660円+送料350円=1,010円にもなると分かったのですが、それならば既に19年も使っているので、新品を買うことにしようかということで、ネットで食器乾燥機を探すことになりました。


食器乾燥機の人気順

食器乾燥機のお勧め情報はたくさんありますが、どれもマチマチで迷うばかりですので、古くからある価格コムの人気順を参考とすることにしました。

一応私の実家の希望は、現在使っている食器乾燥機の使い勝手とほぼ同じようなもので、出来たら価格は1万円以下という希望でした。


1位 三菱電機TK-ST11

最安値:¥9,630(初値14,041)
発売日:2016年10月21日
メーカー:三菱電機(MITSUBISHI)
タイマー:電子式タイマー 乾燥時間:25分/50分
容量:6人分
必要床面積:48.9×40.1cm 高さ:35.9cm 

TK-ST11 は、三菱電機の食器乾燥機の最上位機になります。

設置に必要なスペースは、幅48.9cm×奥行き42.6cm×高さ35.9cmです。

対応するまな板のサイズを含めて、下位機種とサイズは同じです。

中位機との相違点は、2点あります。

第1に、外観デザインです。

こちらは、ステンレスな外観に、押しボタン式のスッキリしたスイッチという構成です。

下位機種は、ダイヤル式で、デザインが若干古くさいですが、こちらは外観もモダンです。

第2に、まな板専用室に、イオン化吸着消臭プレートが付属する点です。


木製のまな板は、素材の特性上、温めるとニオイが発生しやすいです。

しかし、これは、そのニオイが乾燥室にこもらないようにする仕組みです。

三菱電機のような乾燥室にまな板を収めるタイプの場合、是非とも欲しい機能です。



2位 三菱電機TK-TS5



最安値:¥6,210(初値9,529)
発売日:2016年10月21日
メーカー:三菱電機(MITSUBISHI)
タイマー:60分ゼンマイ式 乾燥時間:50分
容量:6人分
必要床面積:48.8×42.6cm 高さ:35.9cm 


TK-TS5は、三菱電機から発売されている食器乾燥機の3種類あるうち、最も安い機種です。

設置に必要なスペースは、幅48.8cm×奥行き42.6cm×高さ35.9cmです。

庫内容量は、食器の点数は示されませんが6人分挿入可能です。


下部に「まな板専用」の乾燥室があり、幅25cm×長さ42cm×厚さ3cmまでのまな板に対応します。

本体が大きな分、27cmの大きめの食器も乾燥できます。

庫内のお手入れは、フタこそ外せますが、分解できる部分が少ないです。

そのため、一部は拭き掃除にての対応になります。

シンクの抗菌加工こそされますが、この点では弱いと言えるかもしれません。

乾燥時間は、標準50分とかなり短いです。

三菱の場合、吹き出し口の温風の温度が90度と高く、また、温風の吹き出しもトリプルワイドフロー仕様になっており強力です。
 
温度が高い側面は、殺菌効果にもつながりますので、清潔性の点でもプラスです。

一方で、高温ですので、熱に弱い食器などには、より注意が必要です。

低温モードなどは付属しません。

電気代は、1回10円以下で消費電力は食洗器と較べるとお得です。

タイマーがダイヤル式でデザインが古臭いですが、なんと私の実家の19年前の三菱製キッチンドライヤーと全体的なデザインが全く同じでした。

これだけ長くほとんど同じ製品をつくり続け売れていること自体が、逆に高信頼性の証と言えるかもしれません。


3位 パナソニックFD-S35T3


最安値:¥12,702(初値13,099)
発売日:2009年 3月1日
メーカー:パナソニック(Panasonic)
タイマー:マイコンタイマー 乾燥時間:45分

容量:6人分
必要床面積:52.1×39.4cm 高さ:38.5cm 

デザイン的には三菱の最上位機と同じモダンな外観です。

設置に必要なスペースは、幅52.1cm×奥行き39.4cm×高さ38.5cmです。

三菱よりも横幅と高さが多少長い機種で、その代わりに奥行は多少短くなっています。

庫内容量は、総合的には三菱と変わらず、6人分挿入可能です。

まな板は同じ庫内に納める仕組みで、サイズとしては、幅25cm×長さ42cm×厚さ2cmまでのまな板に対応します。

他社は厚みが3cmまででしたので、パナソニックはこの点で多少シビアです。

皿は、基本的には26cmまで対応ですが、まな板と同時洗いをしないならば、28cmまで対応と他社より多少大きいです。

庫内のお手入れは、象印と同じで、庫内のほとんどのパーツをばらして洗えます。

また、高質感&清潔感!ステンレスボディタイプで
内装がほぼステンレスである点も清潔性が高いと言えます。

 
乾燥時間は、標準45分と三菱よりも短いです。

本機の上位機種のFD-S35T4であれば、包丁置きとオート乾燥機能が付属します。

こちらは、温度センサーが付属していて、夏場と冬場で乾燥時間をフレキシブルに変えることができます。

夏場は、食器を冷ますための送風仕上げの時間も取られます。

一方、熱に弱い食器のための低温モードなどは付属しません。

大きめで「高級な」機種としては、三菱電機の最上位機種のライバルとなる機種です。


4位 象印EY-GB50



最安値:¥14,000(初値19,617)
発売日:2016年 3月11日
メーカー:象印(ZOJIRUSHI)
タイマー:40分/55分 乾燥時間:25分

容量:食器30点(5人分)
必要床面積:45×31cm、高さ:54cm 

まな板が上下の段を突き通して置ける構造で、幅25cm×長さ42cm×厚さ3cmまでのまな板を置くことが可能です。

一方、食器以外のフライパンなどを入れることは想定されていないようです。

食器も、直径24cmまでの大皿が想定されています。

扉はスライド式なので扉前の空間も有効利用できます。


象印の製品は、扉やケースを含めて簡単に分解して洗えます。

また、水受けやはし立て部分は、銀イオンでの抗菌加工もなされて清潔です。

乾燥時間は、標準運転時間は40分です。

しかし、タイマー式で55分まで連続乾燥できます。

また、夏場などに節電したい場合は、途中でヒーターを切る「送風仕上げ」も撰べます。

電気代は、25分コース1回あたり:約3円、40分コース1回あたり:約5円、55分コース1回あたり:約6円、となり食洗機に比べて電気代はかかりません。


5位象印EY-SB60


最安値:¥12,762(初値17,800)
発売日:2016年 3月21日
メーカー:象印(ZOJIRUSHI)
タイマー:40分/55分 乾燥時間:25分

容量:食器32点(5人分) 
必要床面積:52×41.5cm 高さ:46cm 


本機も象印の食器乾燥機の上位機です。

EY-GB50と異なり、横置き、上開きの食器乾燥機ですので、キッチンの形状的にさきほどの機種が合わない場合には良い選択肢です。

設置に必要なスペースは、幅52cm×奥行き41.5cm×高さ46cmです。

EY-GB50とくらべると多少庫内が大きく、食器が32点ほど挿入可能です。

まな板は、横入れで、こちらも幅25cm×長さ42cm×厚さ3cmまでのまな板を置くことが可能です。


扉やケースを含めて簡単に分解して洗えますし、水受けやはし立て部分は、銀イオンでの抗菌加工もなされて清潔です。

食器かごをセットしたまま引き出して洗える「ステンレストレー」のため手入れが便利です。


乾燥時間は、標準運転時間は40分です。

また、この機種は、ヒーターを途中で切り、送風だけで仕上げる「送風仕上げ」のほか、ヒータの温度をセーブして乾燥できる「ソフト乾燥機能」が付属します。

プラスチック製品など食洗機で扱えないものが扱えるのは利点です。


6位三菱電機TK-TS7S


最安値:¥7,616(初値11,416)
発売日:2016年10月21日
メーカー:三菱電機(MITSUBISHI)
タイマー:60分ゼンマイ式 乾燥時間:50分

容量:6人分
必要床面積:48.8×42.6cm 高さ:35.9cm 

TK-TS7は、三菱電機から発売されている食器乾燥機です。

3種類あるうちの中位機種になります。

本体のサイズや機能面は、下位機種と同じです。

相違点は、清潔性の部分で、こちらは、食器カゴのほか、下部のシンクとはし立てもステンレス製です。

下位機種は食器かごだけステンレスなので、より清潔性が増しています。

ただ、違いはこの点だけに止まりますが、清潔性は重要視したい部分ですし、価格差もさほどありません。


7位象印EY-KB50


最安値:¥10,380(初値12,433)
発売日:2015年 8月
メーカー:象印(ZOJIRUSHI)
タイマー:60分 乾燥時間:45分
容量:5人分
必要床面積:40.5×33.5cm 高さ:50.5cm

扉はスライド式なので扉前の空間も有効利用できます。

標準食器5人分入ります。

シンク・かご・はし立てはもちろん扉・本体・底(乾燥ユニット除く)が分解して洗えます。

お湯のみからビアグラスまでカップの高さに応じて上かごの高さが2段階に調節できます。(高さ16cmまで)

お皿を立てるかごのピッチ(間隔)と形状を工夫し、和食器などの深めの皿も立てて置けます。

銀イオン(Ag+)を配合した、Ag+抗菌加工水受け&はし立てが付属します。

洗いやすい「分解式はし立て」で、分解できるので、洗いにくい部分がすみずみまでキレイになります。

まな板乾燥は、最大 幅21cm×長さ37cm×厚さ1.5cmまでOKです。

お玉やフライ返しなどのキッチンツールも吊るして乾燥できるフックつきです。

80℃乾燥(吹き出し口温度)のため三菱より10℃低めです。



8位東芝VD-B5S(LK) [ブルーブラック]


最安値:¥6,872(初値8,979)
発売日:2012年 5月10日
メーカー:東芝(TOSHIBA)
タイマー:60分

容量:6人分
必要床面積:44.4cm×37.5cm 高さ:36.9cm 


東芝から発売されている食器乾燥機は、3機種出ていますが、最も安いのがこちらです。

なお、この機種はAmazonでは、「新しいモデル」が提案されます。

ただ、この機種もまだメーカー在庫があります。

設置に必要なスペースは、幅44.4cm×奥行き37cm×高さ36.9cmです。

したがって、象印並にコンパクトな機種です。

庫内容量は、コンパクトながら6人分までと、パナソニック・三菱と同等です。

ただ、コンパクトなのでまな板専用スペースがない設計で、皿は24cmまで乾燥できます。


他機種と異なる特徴として、全長30cmまでの包丁用のケースのほか、水筒やほ乳瓶の中まで乾燥させられる、水筒温風スタンドが付属します。

筒ものの洗浄には強いと言える機種です。


庫内の手入れは、多少面倒ですが、ふたを取り外して洗えます。

内装はステンレスなので、清潔性は高い機種です。

抗菌仕様の包丁ケースが付いているので、包丁も清潔に乾燥できます。

乾燥時間は、この機種はセンサー未装備のため手動で、最大60分までダイヤルで設定する形式です。

標準時間を示さない、このような形式は、結局「乾燥させすぎ」てしまい、電気代にあまり優しくないことが多いです。


まとめ

上記ランクインした製品の中で、1万円以下の製品は三菱の3機種と、東芝の1機種のみです。

妻の実家への食器乾燥機買い替えのお勧めは、売れ筋人気No.1の三菱電機TK-ST11としましたが、最終的に選択した機種はNo.2の三菱電機TK-TS5となりました。

20年近くもほとんど変わりないデザインで作られてきたことと、三菱製であることの信頼感、圧倒的に安価(今回はYahooショッピングで-500円クーポンが利用可能でした)であることが選択の決め手となったようです。

尚、19年前の三菱製の食器乾燥機とTK-TS5のプラスチックの箸立て、ステンレスの網かごを、並べて比較すると寸分たがわず同じものでした。

さらに19年前の三菱製の食器乾燥機には、かご下とまな板乾燥室にステンレストレイが付属されていましたが、TK-TS5には省力されていました。

ですがTK-TS5に19年間前のステンレストレイをセットしたら、なんとぴったりと収まったので、得をした気分でそのまま使用することにしました。