「チャブチャブス!(The Chubb-Chubbs)」は、可愛い雛鳥たちが突然豹変するコメディー



「チャブチャブス!(The Chubb-Chubbs)」はソニー・ピクチャーズ・イメージワークスの2002年アメリカのコンピュータアニメコメディ短編映画です。

監督はエリック・アームストロング、プロデュースはジャッキー・バーンブルック、脚本はジェフ・ウォルバートンです。

「チャブチャブス!」は2002年にアカデミー賞短編賞を受賞しました。

上映時間は5分36秒です。


あらすじ

様々な奇妙な姿形をした宇宙人たちが集まるパブAle-E-Innは今夜も大賑わいでした。

このパブの掃除係ミーパーは、カラオケパフォーマーになりたいという願望を持っていました。

彼は歌手の歌う曲に浮かれて、モップをマイク代わりに歌い始めます。

調子に乗り過ぎて、モップの棒先で誤ってバケツを引ひっくり返してしまいます。

バケツの水がぶちまかれ、運の悪いことに電源コードが漏電して歌手を感電させてしまいます。

その直後、彼はパブから放り出されます。

外でぶつくさ文句を言っている彼に向かって、ヒューマノイド宇宙人のガンガンが、這いずりながら近づき、「チャブチャブスが来るぞ!」と息も絶え絶えに告げます。

彼は「チャブチャブスとはなんだ」と首をかしげます。

その時、ミーパーは、遠くに大きなきのこ雲のような土煙を見ます。

その土煙の下には、武器を持った巨人のような無数のモンスターたちがひしめき合い、こちらへ猛スピードで向かってくるのが見えました。

彼は「あれがチャブチャブスか。これは大変だ」と慌てだします。

ミーパーは、モンスターたちの襲来をパブに知らせるために、急いでパブの天井から叫ぼうとしますが、下へ落ちて歌手が下敷きになります。

彼は、再びバケツと共に外へ放り出されます。

結局、別のエイリアンがパブの入口ドアを勢いよく開けて、「チャブチャブスがやって来るぞ!」と叫びます。

そのとたんに、パブはパニックになり、宇宙人たちは我先にと宇宙船に飛び乗り、散り々に飛び立っていきました。

パブはたちまちのうちに空になりましたが、ミーパーは一人取り残されました。

モンスターたちは、既にパブに近づきつつありました。

するとモンスターたちがやってくる方角に、数羽の小さな雛鳥たちが地面のエサをついばんでいるのが目に入りました。

すぐ目前に近づくモンスターたちから雛鳥たちを守るため、ミーパーは雛鳥たちをバケツの下に隠します。

そしてとうとうモンスターたちは、ミーパーのすぐ目前に現れ、ミーパーを見下ろします。

ミーパーはモンスターたちをごまかすため、歌い出します。

ミーパーは"Why Can't We Be Friends?"(なぜ僕たちは友達になれないのか)を歌いながら、誤ってバケツをひっくりかえしてしまいます。

雛鳥たちが、モンスターたちに見つかってしまいます。

モンスターたちは、雛鳥たちに襲いかかると思いきや、恐怖の表情に変わり、「チャブチャブスだ」と叫びながら逃げ出します。

雛鳥たちは豹変し、鋭い歯をむき出しにして、本当はZyzaksとして知られているモンスタたちに、一斉に襲い掛かり餌食にしてしまいます。

Zyzaksたちを食べ尽くし、満腹になったチャブチャブスたちは元の可愛い雛鳥たちの姿に戻って、ミーパーの周りに集まってきます。

そして雛鳥たちは「カラオケに行くの?」とミーパーに聞きます。

本作品の最後の字幕credits rollが続いた後で、ミーパーとチャブチャブスが、パブで、アレサ・フランクリンの「Respect」の替え歌を歌います。

歌が終わると、死んだような沈黙があります。

チャブチャブスが、歯をむき出しにして睨んで脅すと、聴いていた人たちは慌てて拍手を送ります。