車を持たなければ、車に掛かる諸々のお金が節約でき、事故を起こすリスクも無くなる


車にあと5年乗りたいと思いつつ、年金生活で車にお金をかけられない自身の立場を思うと、お金のかからないミニマムな生活とは一体何だろうと思い直しました。

究極は車を所有しないことに尽きるというのが結論でした。


車を持たない

改めて車を持たないメリットを考えると、次のようなことだろうと思います。

1.車に掛かる諸々のお金が節約できる。
2.車を運転しないので事故を起こすリスクが無い。
3.否応なく歩くようになるので健康になる。



車を持たなければお金が節約できる

車がないとずいぶんお金が節約できます。

ガソリン代、自動車保険、駐車場代、自動車税、車検費用、定期点検費用、ほかにもバッテリー、オイル、タイヤなど消耗品に回すお金も使わずにすみます。

私の今年11月に25年目を迎える古いマークⅡの場合、自動車税だけで年間¥51,700も掛かります。

任意保険は安くあげて¥17,880ですが、自動車税と足して¥69,580になります。

前回の車検では、自賠責保険25,830円、重量税印紙代37,800円、印紙・証紙代1,200円で諸税だけで合計64,830円も掛かりました。

それに街の整備工場さんの年間定期点検と車検点検整備代金¥25,140がかかるので足して\89,970が車検時に掛かっています。

従って先ほどの自動車税、任意保険と車検時の費用を足すと年間あたり、¥69,580+¥89,970/2=¥114,565が掛かったことになります。

半年点検と1年間点検は真面目にディラーへ出しているので、¥6,000+¥7,975円=¥13,975が掛かりました。

ガソリン代は、あまり走っていませんので、¥3,000/月程度ですので、¥114,565+¥13,975+¥3,000×12=¥164,540となります。

車が古くなっているので今年はオイル漏れ防止剤¥57,00とタイヤ交換¥23,540が掛かりました。

先ほどの¥164,540と足して、タイヤ交換は2年で割って、¥164,540+¥57,00+¥23,540/2=¥182,010が1年間に掛かったことになります。

最もかかるのが、駐車場代で月に¥13,000もかかるので年間で¥13,000×12=¥156,000にもなります。

以上を足し合わせると、なんと¥182,010+¥156,000=¥338,010も1年間に車のためにお金を支払ったことになります。

残念ながら、私の住むマンションは、駐車場が1戸1台確保されているので、誰かに貸し出さない限り、年間¥156,000は使っても使わなくて掛かってしまいますが、それにしても、車を使うことをやめてしまえば、年間¥182,010も節約できることになります。


車を持たなければ事故を起こすリスクが無い

昨今のブレーキとアクセルの踏み間違い事故多発のニュースを見るごとに、いつ自分が加害者になるかわからないということがあります。

逆に言うと、どうしても車に乗り続けたいのであれば、ブレーキとアクセルの踏み間違い防止機能や自動ブレーキの装備された車を選択することが最優先ということになります。

そのような車を新車で買うとかなり高くなります。

中古車で購入する仮定すると、私の場合、1リッター1t以下の車で666,000万円以下、1.5リッター1.5t以下の車で616,600円以下、2リッター1.5t以下の車で591,600円以下であれば、現在のマークⅡをあと5年の乗り続けるのよりも経済的にお得という計算を以前しました。

ただし、これは車の購入と、5年間で現在と同等のお金がかかる前提での話です。

しかし、最近は中古車もかなり高くなり、安全機能を装備した、そのような車で乗り換えても良いと思える車は中々見つからないというのが現状です。

車種に関してどのような車でもよければ、カーシェアリングという選択があります。

しかし、私の住んでいる近くにあるカーシェアリングを利用して、現在程度の頻度で乗ると、\330/15分×4×2時間×6回/月×12か月=¥190,080となり現在掛かっている¥182,010よりも費用が高くなります。

いずれにしても、どのような安全機能が装備されていても絶対安全ということはありません。

ということであれば、お金とリスクのことを考えたら、いっそのこと車を持たない、乗らないというのが最善ということになりそうです。