auホームプラスからNTTへ戻す方法


現在auホームプラスを使用しているのをNTTの固定電話へ戻す方法を調べてみました。

ネットで調べて、色々な情報を合わせてまとめてみました。

休止中の電話加入権を利用した「復活」手続き

NTTへ戻すという意味は、以前の電話はNTTであって、KDDIのメタルプラスに 電話番号を移し、その後メタルプラスが廃止になり、現在のauホームプラスに移行したということになります。

この場合は、休止中の電話加入権を利用した「復活」の手続きとなります。

現在利用の電話番号が、元々NTTより払い出された番号で、NTTに戻った後も継続して利用する場合は、NTTへの復活手続きのみとなります。

(※現在利用の他事業者への連絡はNTT側で行います。)

詳細に関する問合せは、「116」に相談することになりますが、この短縮番号はauホームプラスでそのまま利用できません

NTTの総合受付窓口は局番なしの「116」でつながることが知られていますが、auホームプラスの固定電話はKDDI回線の為、局番なしの「116」でつながるのは「KDDI 116センター」ですので連絡先は下記になります。

電話加入権付きのNTTを休止にして、電話番号ポータビリティをしている場合の連絡先は、名古屋の場合はNTT西日本です。

連絡先 NTT東日本 0120-116-000、auホームプラスの固定電話。 

連絡先NTT西日本 0800-200-116、同上

 問い合わせ時刻は共に9時-17時、土日祝も営業。

電話番号の維持をしたい場合は必ず「電話番号ポータビリティをしたい」 と伝えます。

言わないと変わってしまいます。

事前に確認しておくこと

auホームプラス電話からNTT(アナログ)回線に戻すには、電話の住所や名義以外にも必要な情報があるので、事前に整理しておきます。

・KDDIの現在利用しているサービス名「
auホームプラス

・ナンバーポータビリティ(MNP)でNTTの電話番号を継続

・電話加入権の確認

・NTT工事の希望日時

・プッシュ回線(ダイヤル式の電話はダイヤル回線)

・ナンバーディスプレイ、キャッチホン等、NTTの固定電話で利用する付帯サービス

KDDIの電話はauホームプラス以外にも「auひかり」等、様々なサービスがあり、KDDIの現在利用しているサービス名がわからないとNTTで受け付けてもらえないので注意します。

NTT電話加入権

NTTの電話回線の権利(電話加入権)はアナログ回線の電話を利用するために必要ですが、NTT東日本の場合は休止工事日から10年で消滅します。

この消滅の連絡は、予めNTTから連絡がこないので要注意です。

利用休止期間延長の申請はNTTのサービス窓口 0120-116-000 (東日本エリア限定)からできますが、10年間、申し出がない場合は、自動的に解約されます。

NTT西日本の場合は、5年ごとに自動延長となり永久に保存されるというブログ上の記事もありましたが、「NTT西日本管内では、以前は休止回線の時効について定めはなかったが、現在は東日本と同様の5年(初回は10年)時効扱いとなっている。」という記事もあります。

NTT西日本 0800-200-116へNTT加入権の利用休止継続に関して確認しておく必要があります。

もし自動的に解約になっていると、再度、電話加入権(公式には36,000円ですが実際の購入価格10,000~13,000円程度との記事も有ります)を購入する必要があるかもしれませんので、そのような時にはそのままNTTの固定回線へ戻すことは諦めた方が良さそうです。

電話引き継ぎ費用を還元してくれる乗り換え先もあります。

それは乗り換え先に費用を還元してもらうことになりますが、光回線のauひかり、ソフトバンク光などでIP電話を契約することになります。

しかしこのIP電話はネット回線とセットで契約することになるので、固定電話よりも高くなります。

工事費用

費用は休止解除、電話番号ボータビリティ、局内工事が掛かりますが、各戸の状況により変わってくる場合があるので確認する必要があります。

工事の費用は公式ホームページでは、2,200円(税込み)から11,000円程度と大きな幅があります。

auホームプラスは、基本的にネットのモバイル通信を利用しているので、外の配線工事は行われていませんが、auひかりなどですと、KDDIのVDSLモデムが外に設置され、KDDIの工事担当者によってはマンション内の端子盤側で抜いてしまっていることもあり、その場合には2万円以上の追加工事の費用が発生することもあるようです。

工事の費用はNTT電話料金の請求書に含まれ、後から請求されます。

NTT回線に戻す内容が決まったら、NTTの工事の日時を決めます。(土曜日、日曜日は工事できません。)

電話した後の工事日程の変更は同じ電話番号ですが、NTTが工事の手続きを始めるとKDDIに工事の連絡をするので、KDDIからNTTに回答があるまでは工事日程の変更ができなくなります。

工事の予定日には、予めNTT工事担当者から電話があります。

一通り作業が終わった後、電話の発信、着信の確認をして工事が終了します。

【ホームプラス電話】を解約した場合、月額利用料金は月途中での解約の場合は、利用日までの日割り料金となります。

なお、付加サービス(ナンバーディスプレイ、キャッチホン等)については定額料での請求となります。

auホームプラス電話解約後にNTT回線を利用する場合は、NTTへの切替日(NTT休止解除日)までの日割り料金となります。

電話基本料金



住宅用

記載の料金・解約金等は税込です。


利用種別や契約しているNTT西日本の電話サービス取扱所の種類によって異なります。

電話サービス取扱所の種類は居住地によって異なり、名古屋市であれば、3級取扱所です。

月額利用料に加え、1電話番号ごとにユニバーサルサービス料3.3円/月(税込)及び、電話リレーサービス料1.1円/月(税込)が必要となります。〔追加番号(オブション)も同様です〕(2021年7月1日現在)

名古屋市で、プッシュ回線にもどすのであれば、基本使用料金は、1,870円+3.3円+1.1円≒1,874円ということになります。

これ以外に通話するごとに料金が加算されます。

auホームプラス電話の基本料金は1,463円+3.3円+1.1円≒1,467円でした。

したがって基本料金は、auホームプラス電話→NTT固定電話に切り替えると、1,467円→1,874円となり上がります。