詩情豊かで、余韻のあるアニメ短編作品

時々、心温まる短編アニメ作品を観たくなる時があるものです。

詩情豊かで、余韻のある作品はいつまでも色あせることなく、心の中に残るものです。



rain town


石田祐康の「rain town」です。


「雨がやまなくなった街」が美しく描かれています。

雨の降り続ける誰もいない街を背景に、鮮やかな黄色いレインコートを着た少女と、ブリキ缶の人形のようなロボットが一緒に歩いていきます。

この作品は2010年京都精華大学アニメーション科第二期生卒業制作作品として制作されたものです。

2011年の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で新人賞を受賞しています。


嵐の警告


アレクサンドラ・シャドリナ制作の2011年の作品「嵐の警告」です。

題名が、どうも似つかわしくなく、単に「手紙」とした方がしっくりときます。

この作品は、毎日手紙を出し続ける女の子を描いています。

しかしこの女の子が待っているのは手紙ではなく、自転車でやってくる郵便配達員の青年でした。

女の子は風の強い崖の上の小さな家に住んでいます。

女の子がキックボードに乗って、街のポストへ手紙を出しにいくのですが、坂道の街の風景がスペインかギリシャの海辺に近い街のように描かれています。

この作品は韓国の釜山國際ショートフィルム映画祭でベスト・アニメ賞を受賞しています。